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見過ごされた貧困世帯の「ひきこもり」
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見過ごされた貧困世帯の「ひきこもり」

発売日 : 2023年7月21日
ISBN : 9784867761137
全文検索 : 非対応
なぜ、貧困世帯の「ひきこもり」は不可視化されたのか? これまで見過ごされてきた低階層で無業・孤立状態にある若者たちの存在に光をあて、支援ニーズを自ら表明しない人々にかかわっていく実践の必要性と課題を、自らの経験をもとに描き出す。(本書は2022年1月26日に大月書店より発売した書籍を電子化したものです)

目次

序章
第1部 見過ごされた低階層孤立者
第1章 注目されたのは誰だったのか
  • 1 ニートへの注目
  • 2 ひきこもりへの注目
  • 3 若者政策の拡大とその対象
  • 4 注目されたのは誰か
第2章 低階層の若者の無業と孤立
  • 1 貧困研究の知見から
  • 2 「支援機関アプローチ型」支援の現場から
第3章 低階層孤立者はなぜ見過ごされたのか
  • 1 低階層孤立者とは
  • 2 三重に不可視化された人々
  • 3 低階層孤立者への支援は必要か
第2部 低階層孤立者の経験と支援
第4章 無業・孤立経験と支援を問いなおす
  • 1 葛藤に焦点化されたひきこもり論
  • 2 「困り感がない」ことに困る支援現場
  • 3 どのような視点が必要か
第5章 低階層孤立者につながる支援の枠組み
  • 1 どのような体制でつながるか
  • 2 低階層孤立者の〈存在認知〉
  • 3 事業で可視化された人たち
  • 4 給付ベースの「支援機関アプローチ型」支援の限界と危うさ
第6章 かかわりから可視化される経験と、そこから始まる実践
  • 1 cさんとのかかわり
  • 2 無業・孤立経験の捉えなおし
  • 3 一方向的かかわりから始める実践論
第7章 若者の生きるストーリー形成を 支え励ます支援
  • 1 aさんとのかかわり
  • 2 生きようとするあり方の探究
  • 3 場を変える・増やすという実践
  • 4 「どのように生きるのか」を共につくる若者支援
  • 5 スタッフの思いから生じる危うさ
終章
  • 1 不可視化されてきた人々への注目を
  • 2 自ら支援を求めない人への支援はなぜ必要か
  • 3 若者支援のプロセスを拡張する
  • 4 若者支援は「何を」支援するのか
  • 5 問われる存在としての支援者
資料
あとがき
文献

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