本書は対象読者として次のような方を想定しています。
本書ではKotlinやNuxt.jsの基本文法や使い方については多くは触れませんので、言語仕様については公式ドキュメントを参照していただけると幸いです。
執筆時点(2020.9.12)でLTSとなるバージョンを採用するようにしています。本書では次の開発環境を前提にしております。
環境構築については記載は行いませんが、JavaやKotlin、Node.jsは次のツールを利用していますので参考にしてみてください。
本書のサンプルコードはGitHubに置いてあります。次のリポジトリからコードをダウンロードするかGitでチェックアウトしてご利用ください。
本書で利用するフレームワークについて紹介します。
Ktor(https://jp.ktor.work/)とはIntelliJ IDEAなどのIDEやKotlinを開発しているJetBrains社が作成した軽量Webフレームワークです。
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Kotlinで開発されており、特徴として「薄い」フレームワークで必要な機能(feature)を追加していくことで新たな機能を利用することができます。
サーバサイドでKotlinといえばSpring Bootを選択することが多いと思いますが、Ktorは2018年11月にv1.0.0がリリースされ、2020年3月現在v1.3.2までアップデートされており、本格的に利用しても良さそうに感じます。次は追加できる主な機能(feature)になります。
Nuxt.js(https://ja.nuxtjs.org/)は、Vue.jsの公式ガイドラインにそって強力なアーキテクチャを提供するように設計されたフレームワークです。
サーバサイドレンダリングを行うアプリケーションの開発に必要な設定が、あらかじめ行われているのが特徴で次のパッケージが含まれています。