経緯
イラストレーターの852話と申します。趣味で触っていたAI画像生成に関して、面白いことが出来ないかと丸々一ヶ月以上考え遊び倒していたところ、画像集として本を出さないかとお誘いいただき、この本を出版するに至りました。海外ではもうAI画像の画集がでているかもしれませんし、日本でも自費で同人誌の形で出している方はいます。でも日本ではまだ『本』として出ていない。面白い。と思いお声がけに乗りました。また、編集部に紹介頂き、知財がご専門の骨董通り法律事務所 出井甫弁護士に、AIによる画像生成と著作権についてのコラムをお寄せ頂きました。
掲載の画像やプロンプトに関して
プロンプトを公開しているものも、100%の再現性はありません。seed値も掲載しようかとも思ったのですが、こちらも合わせて再現性がないということで載せていません。また、個人的な創作観から〇〇風など他者の作風が反映されるようなワードを含んだプロンプトは非公開にさせていただきました。ランダム性を楽しんで、自分なりの素敵な1枚を生成する手助けになれば幸いです。
キャラクター画像に関して
基本的に掲載にあたって加筆修正を行っています。なので、AI画像生成でこれらの画像が直に出てくるわけではないことをご理解ください。なお、加筆修正は基本的に5分から15分程度にし、なるべく原型が残るように描いております。
イラストレーターとして
今回本のお誘いをいただきましたが、AI画像生成の分野はこれからもっと爆発的に伸びていくと考えられ、その速度に驚嘆しつつ、うまく吸収し共生していきたいと考えています。技術の至らない部分を取り入れ、思考し、自分自身もAIのように学習しながらこの先の未来AIと手を取り合って創作をしていけたならばどんなに楽しい未来が待っているのか。その世界を見たくてたまりません。
謝辞
この度はご購入ありがとうございます。このような貴重な機会を与えていただいたインプレスR&Dさま、Midjourneyさま、Stable Diffusionさま、Memeplexさま、さくらインターネットさまに心より感謝申し上げます。最後に、自分を支えてくれた家族に感謝を。皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。