はじめに
第1章 CTO、エンジニアリングマネージャーとは
第2章 採用. エンジニア採用面接でチェックするポイント
第3章 採用. 会社のフェーズで要求されるものの違い
第4章 採用. 採用広報の重要性
第5章 マネージメント. 組織透明性、生産性を高めるための施策
第6章 マネージメント. 技術選定時のチェックリスト
第7章 マネージメント. 仕組みや制度で品質を保証する
第8章 マネージメント. スケールにあわせてテストを書く量を変える
第9章 法規. 開発前に見る日本の法律一覧 その1(Web開発基本)
第10章 法規. 開発前に見る日本の法律一覧 その2(フィンテック、ハードウェア)
第11章 法規. 開発前に見る日本の法律一覧 その3(その他)
第12章 知財. 特許の基本
第13章 ファイナンス. ベンチャーファイナンスの基本
第14章 ファイナンス. 株式投資型クラウドファンディングの資本政策
第15章 ファイナンス. 資本政策の振り返り(メルカリ)
第16章 ファイナンス. 資本政策の振り返り(ラクスル)
第17章 ファイナンス. Ⅰの部読みこみ(Sansan)
第18章 新規事業. ソフトウェア設計とハードウェア設計の違い
第19章 新規事業. 論理的思考により柔軟なアイディアを生み出す方法
第20章 転職. CXOの持ち株比率
こんにちは。CTO・エンジニアリングマネージャー養成読本を手に取っていただき、ありがとうございます。本書は普段、筆者がスタートアップや上場企業で技術顧問をするなかで感じた課題や対策、「こうするといいのではないか」という提案をまとめたものです。普段ブログ(https://ja.algonote.com)に書きためてきた記事をベースに加筆や修正をして、本として読みやすいように整理しています。
主な対象読者は、急にCTOやエンジニアリングマネージャーをやることになった方や、普段テックリードとして働いていて、将来のキャリアの選択肢としてCTO/エンジニアリングマネージャーを考えている方を想定しています。
企業が違えば組織構造やチームトポロジーも違うもので、CTOやVP of Engineering、エンジニアリングマネージャー、テックリード、プロダクトマネジャーの役割がそれぞれ微妙にずれていたり、混ざっていることもあるかもしれません。本書はできるだけ網羅範囲が広くなるように書いていますので、必要に応じて適宜読み飛ばしていただければ幸いです。
本書に記載された内容は極力正しくなるようつとめていますが、内容の正確性、完全性を保証するものではなく、当該情報の欠落、誤謬等につきましては、その責を負いかねます。最終的な判断はご自身でなさるようお願いいたします。本書の情報による開発、運用の結果について、著者はいかなる責任も負いません。