はじめに
第1章 環境構築
第2章 1次元解析
第3章 2次元解析
第4章 3次元解析
第5章 振動解析
付録A ローカルでの環境構築方法
あとがき
本書を手に取っていただき、ありがとうございます。本書は、Pythonによる有限要素法実装についてわかりやすく解説した本です。この本を読めば、Pythonによる有限要素法実装の基本が身につきます。
本書の目的は、Pythonによる有限要素法実装の基礎的な使い方を身につけることです。具体的には、Pythonを使って有限要素法のメッシュ作成やソルバ実行や結果の可視化がライブラリーを使ってできるようになることです。ただし、Pythonの基礎知識や有限要素法の理論の基礎といった内容は、本書では扱いません。
本書では、次のような人を対象としています。
・Pythonでデータ分析をしていて、Pythonによる有限要素法の実装に興味がある人
・上記について、フルスクラッチではなくあくまでライブラリーを使いこなしたい人
・有限要素法の入門書を読んだ人(まったくの初心者は対象外です)
・Numpy や Matplotlib のようにPythonicに有限要素法解析と可視化をしたい人
本書を読むにあたり、次のような知識が必要となります。
・LinuxとPythonについての基礎知識
・有限要素法の基礎知識
本書に関する質問やお問い合わせは、次のページまでお願いします。正誤表とサンプルコードもここにあります。
・URL: https://github.com/tkoyama010/python-note-dockerfile/discussions
本書は以下の方々にレビューしていただきました(敬称略)。
・杉山 剛
また固有値解析についてはwat様より情報提供をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。本書はインプレスR&Dの山城 敬(@kurakake)様に出版のお声がけをいただきました。加筆部分の執筆・全体の見直しが遅れ大変なご迷惑をおかけいたしたことをお詫び申し上げます。表紙のイラストは はこしろ(@white_cube_work)様 にデザインいただきました。私の思いを素敵な表紙に仕上げていただき感謝申し上げます。最後にいつも私を支えてくれる友人、両親と婚約者に感謝の意を捧げます。
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