お読みいただきありがとうございます。
某通信会社でインフラ設備の運用保守業務を担当し、日夜、現場に根ざした自動化・効率化に取り組み、日常の課題を解決しています。
SRE(Site Reliability Engineering)を目指して活動していますが、運用保守業務はいわゆる「コストセンター」と呼ばれ、サービスやシステムの信頼性を高める活動や付加価値を創造する活動にもあまりコストを掛けられません。
本書は、既刊「現場で使える!Google Apps Scriptレシピ集」、「図解と実践で現場で使えるGrafana」の執筆メンバーに加えて、RPACommunityの有志が自動化のノウハウをまとめたものです。
普段、現場で自動化に取り組んでいる経験が誰かのお役に立てれば幸いです。
2023年 7月
北崎 恵凡
本書に記載されている会社名、製品名などは、一般に各社の登録商標または商標、商品名です。
会社名、製品名については、本文中では©、®、™マークなどは表示していません。
RPACommunity 代表 Mitz (松岡 光隆)
ITを活用した業務の自動化やIT推進全般に興味を持つ全国の有志が集うコミュニティーで、2018年3月に立ち上げました。
名称には「RPA」(ロボティック・プロセス・オートメーション)が付いていますが、RPA専用のツールやサービスだけに限らず、様々なツールやプログラムも含めIT技術全般を対象にした学びの場を提供しています。
発足から5年以上経ちメンバー数も増え続け8,000名を超えているのですが、今現在でもコミュニティー内では様々な手法での業務自動化トークが飛び交っています。
そんなRPACommunity内の「自動化ネタ」を、まだRPACommunityを知らない方々にも知っていただきたいという想いを持つ有志が集って、今回の書籍作成に至りました。
RPACommunity1では2023年5月時点で300回以上のイベントを実施しており、その資料はこちらに掲載されております。
また、2020年以降のイベントは全てYouTube2に公開しております。
ご興味ある方はぜひご覧ください。
本書はこれらRPACommunityでの情報や登壇をベースに、RPACommunity有志メンバーが書き上げております。