はじめに
第1章 プロダクトにドメイン駆動設計を適用するために始めたこと
第2章 弁護士から見たプロダクト開発の難しさと面白さ
第3章 WebDavでWord直接編集をしてみる
第4章 TestCafeにGaugeを組み合わせてBDDできないか試してみた
第5章 TestCafeによるPage Object Patternの実装
第6章 miro Web-plugin開発コトハジメ
第7章 カジュアル面談でお話ししていることを公開します
第8章 型の力で高品質にドメインをモデリングする ー関数型DDDに向けてー
この度は「ContractS Tech Book」を手にとっていただき、ありがとうございます。本書はContractS株式会社(旧:株式会社Holmes)開発部(https://www.contracts.co.jp/)の有志エンジニアによって執筆された合同誌です。
企業の取引や雇用など、あらゆる事業活動は「契約」によって成り立っています。いま事業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)がうたわれ、業界構造の変革や事業の多角化、多様なパートナーとの協業など、ビジネスモデルは複雑化してきています。そのような環境下では、「契約を適切に締結/管理する」ことが重要になってきます。ContractSでは時代の変化を見据え「権利義務が自然と実現される仕組みを創る」というミッションのもと、契約マネジメントシステムのContractS CLM(旧:ホームズクラウド)を提供しています。
繰り返しとなりますが、「契約」は事業活動を成立させるために重要な行為です。契約を適切にプロダクトに落とし込むため、ContractSの開発はドメイン駆動設計や型設計だけではなく、愉快な仲間とともに日々の開発プロセスや組織文化すら改善を重ねています。その過程で培った学びや気付きをお届けし、本書を手にしていただいた皆さまと共に分かち合い、知を深めることができれば幸いです。
2021年7月吉日
ContractS株式会社 開発部長 鈴木 健一
本書に記載された内容は、情報の提供のみを目的としています。したがって、本書を用いた開発、製作、運用は、必ずご自身の責任と判断によって行ってください。これらの情報による開発、製作、運用の結果について、著者はいかなる責任も負いません。
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