第1章
ドロップテーブルを使おう
1.1 ドロップテーブルとは
ドロップテーブルとは、アイテムごとに確率をもたせて1つのテーブルとして管理することで、その確率に応じてランダムにアイテムを取得できる機能のことです。1つの使い方の例としては、ガチャの機能を実現できます。例えば、プレイヤーがゲーム内通貨を消費することでガチャを引き、確率に応じてモンスターを手に入れることができるという機能ですね(図1.1)。また、クエストのクリア報酬として付与するアイテムも、8割は通常アイテムをドロップして、2割はレアアイテムをドロップする、という使い方も可能です。

図1.1: ドロップテーブルのイメージ
1.2 ドロップテーブル用のアイテムを登録する
ドロップテーブルを使用するには、まずアイテムが必要になります。私は図1.2の内容で登録しました。ここは何でも好きなアイテムで構いません。

図1.2: 登録したアイテム
1.3 ドロップテーブルを登録する
アイテムが登録できたら、ドロップテーブルを登録します。「エコノミー > カタログ > ドロップテーブル」と進み、「新しいドロップテーブル」を選択してください(図1.3)。

図1.3: 新しいドロップテーブル
テーブルIDを入力した後、「ドロップテーブルを追加」を選択しましょう(図1.4)。図1.5が表示されるので、そこから先ほど登録したアイテムを選択すると、図1.6の状態になります。

図1.4: テーブルIDの入力

図1.5: ドロップテーブルにアイテムを追加
加重というのは、そのアイテムが全体のどれだけの比率でドロップするかを表す数値のことです。加重が大きければ大きいほど、ドロップ率が上がります。隣に表示されている「オッズ」というのがドロップ率のことです。好きな加重を入力した後は、「ドロップテーブルを保存」を選択してください。これで、ドロップテーブルの保存が完了しました。

図1.6: 加重を入力してドロップテーブルを保存する