目次

はじめに

本書の対象読者
サンプルコード
お問い合わせ先
免責事項
表記関係について
底本について

第1章 ARCoreをAndroid Studioではじめよう!

1.1 ARCoreとは
1.2 ARCoreの動作が可能な端末の条件
1.3 Android Studioで開発するための準備
1.4 ARCoreでできること
1.5 基本となるクラスの概要

第2章 Sceneform

2.1 3Dモデルの表示
2.2 Android標準のウィジェットの表示

第3章 Augmented Images

3.1 The arcoreimg toolを使って画像マーカーにできるかを知る
3.2 画像をマーカーにして3Dモデルを表示してみよう

第4章 Cloud Anchors

4.1 Firebaseでプロジェクトを作成し、Firebase Realtime Databaseを作成する
4.2 Firebaseをアプリとリンクさせる
4.3 GCPの設定を行う
4.4 実際にCloud Anchorを用いたサンプルを作成する

おわりに

謝辞

著者紹介

はじめに

 本書は普段はAndroidアプリの開発をしている筆者がAndroidでARCoreを導入して開発してみたいという初心者の方向けに、その導入手順の紹介とARCoreでどういったことができるのかなどを解説します。

本書の対象読者

 ・AR初心者でARを始めてみたいという方に導入から紹介します

 ・Unityでの開発方法ではなく、Android Studioでの開発方法を書いています

 ・Androidアプリ開発を多少経験したことがある人を想定しています

サンプルコード

 本書に掲載したサンプルのソースコードは次のリポジトリから入手することができます。

 ・https://github.com/yutaro6547/ARCoreSampleForPrimer

お問い合わせ先

 本書の内容についてのお問い合わせは次のURLにお願いします。

 ・https://github.com/eureka-twelve/techbookfest5/issues

免責事項

 本書に記載された内容は、情報の提供のみを目的としています。したがって、本書を用いた開発、製作、運用は、必ずご自身の責任と判断によって行ってください。これらの情報による開発、製作、運用の結果について、著者はいかなる責任も負いません。

表記関係について

 本書に記載されている会社名、製品名などは、一般に各社の登録商標または商標、商品名です。会社名、製品名については、本文中では©、®、™マークなどは表示していません。

底本について

 本書籍は、技術系同人誌即売会「技術書典5」で頒布されたものを底本としています。



第1章 ARCoreをAndroid Studioではじめよう!

1.1 ARCoreとは

 ARCoreとは、Googleが提供しているSDKです。AR機能に必須のモーショントラッキングや環境、光の加減など全てサポートしています。このSDKを利用することで、既存のアプリケーションにAR機能を搭載したり、新しいARアプリケーションを構築することができます。

 また、Sceneform1ライブラリーを併用することで、Open GL2などの専門的な知識が無くても、比較的手軽に試すことができる点も特徴です。

 概要は次の公式ページを参照してください。

 公式ページ:https://developers.google.com/ar/develop/

1.2 ARCoreの動作が可能な端末の条件

 ARCoreは、ARCore対応端末一覧3に掲載されている端末のみで動作がが可能です(2018年12月現在)。

 ARCore対応端末一覧に記載されていない場合について確認するため、サポートされていない端末でサンプルを動かしてみます。Google公式のCloudAnchorSample4をビルドすると、次のように表示されます。

図1.1: CloudAnchorSample起動時画面

 また、ARCoreがインストールされていない端末の場合、Google PlayからARCoreのインストールを促すダイアログが表示されます。確認を押して、Google Playに遷移すると次のように表示されます。

図1.2: Google Playの画面

 Googleが発表している動作保証端末以外ではARCoreは動作しません。ARCoreに対応している端末が手元にある前提で、実際に開発の準備を進めます。

試し読みはここまでです。
この続きは、製品版でお楽しみください。