はじめに
第1章 登録方法や基本機能の紹介
第2章 ビルド周りの機能や設定
第3章 独自ドメインを割り当ててみよう
第4章 CMSをつくる
第5章 フォームの設置方法
第6章 Split Testing
第7章 Functions(AWS Lambda on Netlify)
第8章 Prerendering機能を試す
第9章 チーム機能や有料プランでできること
あとがき
このたびはゼロから始めるNetlifyを手にとっていただきありがとうございます。本書はNetlifyというサービスの概要から実例までを、1冊でまるっと学べる本となっています。
本書では主に次のような方をターゲットとしています。
・普段Webサイトを運用していて、もっと楽にできる方法を探している人
・いつもFTPソフトでいちいちレンタルサーバーにアップロードして消耗している人
・AWS S3やGitHub Pagesをいつも使ってるけど今ひとつかゆいところがある人
・Netlifyを使ったことはあるけど、機能が多くて何ができるのか分かってない人
・Netlifyの便利そうな機能を実際どう使うか、サンプルが見たい人
このような方が本書を手に取ることで、Netlifyを利用し日々の開発と運用が楽になることを目的としています。
NetlifyはPHPなどを利用しないHTMLなどの静的コンテンツのみで構成されたWebサイトを閲覧できる形で運用・配信するWebサービスです。
静的コンテンツ(.html/.css/.jsなどのファイルコンテンツ)のみのサイトを静的サイト、ウェブサイトやサイトに必要なファイルなどを運用・配信することをホスティングと呼びます。
NetlifyではGitHubなどで管理しているリポジトリーから自動的にデプロイが可能な他、フォームやCI機能など静的サイトを運用する上で便利な機能が豊富に揃っています。
2019年6月時点で、Netlifyには次の機能が備わっています。本書ではそれぞれの機能すべてについて、どのように利用するかを解説します。
・静的サイトホスティング
・ビルド機能
・独自ドメイン設定
・CMS機能
・フォーム設置
・Functions
・A/Bテスト
・Prerendering
・チーム機能
Netlifyはものすごいスピードで新しい機能を開発しているので、今後もサイト運用する上で便利な機能が加わっていくことでしょう。
巻末に記載してある著者のTwitterへリプライを送っていただいたり、ハッシュタグ#ゼロから始めるNetlifyをつけて感想をつぶやいていただけると、次回への励みになります。
本書に記載された内容は、情報の提供のみを目的としています。したがって、本書を用いた開発、製作、運用は、必ずご自身の責任と判断によって行ってください。これらの情報による開発、製作、運用の結果について、著者はいかなる責任も負いません。
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本書籍は、技術系同人誌即売会「技術書典5」で頒布されたものを底本としています。