与謝野寛・晶子夫妻の生涯の詩と真実を、明星派の歌人山川登美子の哀しい死にからめて描く読売文学賞受賞作。若き日、晶子らに師事して文学の道に歩んだ佐藤春夫が、晶子・寛・登美子三者三様の秘めた愛の絶唱の心の裡を無限の共感をこめて語りつくす名篇。『晶子曼陀羅』完結後、あらためて三者の愛を寛の長詩をもとに深く洞察して執筆した「ふたなさけ」を併録。(※本書は1993/11/1に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました)
目次プレビュー
- 晶子曼陀羅自叙
- 第一章 十五の少女(一—五)
- 第二章 父母の家(六—一〇)
第十五章 黄金向日葵(こがねひぐるま)(七一—七五)