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傍観者が育つ組織 主人公が育つ組織 自ら動き出す人たちが圧倒的に強い理由
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傍観者が育つ組織 主人公が育つ組織 自ら動き出す人たちが圧倒的に強い理由

発売日: 2026/6/19
EPUBリフロー
ISBN: 9784799332887
全文検索: 非対応
部下が動かない、熱意が育たない――その原因は「個人の意欲」ではなく、組織の「前提」にある。1万人以上のリーダーが変わった人材育成の新常識。

あなたの職場に、自ら考え、動き、変化をつくる社員はどれくらいいるでしょうか。
ギャラップ社の調査によれば、日本で「熱意をもって働いている」人の割合はわずか7%で、世界最低水準にあります。

「うちの社員はやる気がない」
「言われたことしかやらない」
「他責思考で動かない」

と嘆くリーダーは多いですが「問題は個人ではない」と著者は断言します。

本書が提唱するのは、「主人公人材/傍観者人材」という聞き馴染みのない概念です。自ら物語を生き、挑戦を重ねながら成長していく人材ーー。それが、主人公人材です。

一方、組織の外側から眺め、指示を待ち、失敗をおそれて動けない人を「傍観者人材」と捉えます。

著者が1万人以上のリーダーと向き合ってきた経験から、傍観者は「育てられる」のではなく、「そうなるように仕組まれた環境」が生み出しているという事実を明らかにします。

第1部では、なぜ職場で主体性が育ちにくいのかを解き明かします。
「比べる思考」や外発的動機に依存した人づくりの構造的な問題が、人の内なる力を奪っていく様子を整理します。
第2部では、主人公人材を育てる具体的なプロセスを提示します。
人が成長していく「7つのフェーズ」と英雄の旅(ヒーローズ・ジャーニー)の構造を重ね合わせた独自のフレームワークは、人材育成の「地図」として機能します。さらに、育成者が身につけるべき姿勢として「プロデュース思考」を提唱。支援者が相手の可能性を信じ、物語の主人公として動き出す瞬間を後押しする、具体的な関わり方を解説します。
第3部では、個人の成長を組織全体に広げるための「仕組みづくり」を扱います。
主人公人材が一時的に生まれるだけでなく、自然と育ち続ける組織の前提条件、「物語マネジメント」と「標準化マネジメント」の二つの視点、そして実際に1,000人規模の組織でこの思想を実践してきたサイボウズの事例を紹介します。

また、本書にはワークシートや問いかけが随所に盛り込まれており、読了後すぐに自職場で実践できる構成になっています。
人事・育成担当者はもちろん、チームを持つマネジャー、経営者、そして「自分らしく働きたい」と感じているすべてのビジネスパーソンに届けたい一冊です。

「育てる人」が変われば、組織は変わります。そして組織が変われば、一人ひとりの仕事が、意味のある「物語」へと変わっていきます。

【目次】
序章 「育てる人」が変わると、組織は動き出す

■ 第1部 なぜ人は、自分の物語を生きられなくなるのか

 第1章 組織を動かす、本当の力
 第2章 「比べる思考」が、人の力を奪う
 第3章 人はいつ、「傍観者」になるのか

■ 第2部 主人公人材の正体と育て方

 第1章 主人公人材とは何か
 第2章 主人公人材の育て方
 第3章 主人公人材を育てる「プロデュース思考」

■ 第3部 主人公人材が育ち、活躍できる組織のつくり方

 第1章 主人公人材が育つ組織にある前提条件
 第2章 組織の成長につながる2つのマネジメント
 第3章 主人公人材が自然と育つ「仕組み」のつくり方
 第4章 主人公人材が増えたとき、会社はどう変わるのか

目次

表紙
はじめに
目次
第1部 なぜ人は、自分の物語を生きられなくなるのか
第1章 組織を動かす、本当の力
  • 成功の裏には、いつも「主人公」がいる
  • 「いい会社」の真似をしても、うまくいかないのはなぜか
  • 働きがいのある会社をつくる2つの要素
第2章 「比べる思考」が、人の力を奪う
  • 標準というものさしが生む、見えない圧力
  • なぜ私たちは、標準を〝正解〟だと思い込んだのか
  • よかれと思った仕組みが、個性を奪っていく
  • 個性とは性格だけではなく、内なる力
第3章 人はいつ、「傍観者」になるのか
  • 人を動かす「5つの内なる力」の活かし方
  • なぜ人は、自分を守る〝殻〟に閉じこもってしまうのか
  • 人は、いつからでも「主人公」になれる
第2部 主人公人材の正体と育て方
第1章 主人公人材とは何か
  • 落ちこぼれコンサルが出会った、大人の成長理論
  • スキル教育だけでは、人は変わらない
  • 成人発達理論にもとづく「2つの考え方」
  • 理論が示した「主人公人材への道筋」
  • 行きて帰りし物語──成長の螺旋は、どのように回るのか──
  • 傍観者の日常ラットレースと主人公の物語スパイラル
  • 主人公人材に共通する5つの特性とは
第2章 主人公人材の育て方
  • 物語性──経験を「成長の材料」に変える力──
  • 主人公が育つプロセス
  • 主人公育成の全体像
  • 成長プロセスを可視化する7フェーズ
  • 主人公を育てる支援ガイド──行動につなげる7フェーズ活用法──
  • フェーズ1小さな試み──内なる想いを行動に変える──
  • フェーズ2冒険の呼びかけ──行動が、次のきっかけを引き寄せる──
  • フェーズ3境界と門番──挑戦の前に立ちはだかる壁と向き合う──
  • フェーズ4仲間と武器──仲間と出会い、自分の力を高める──
  • フェーズ5試練と変革──諦めずにやり抜いた先で、人は変わる──
  • フェーズ6報酬の獲得──試練の先で手にした本当の価値に気づく──
  • フェーズ7帰還と共有──経験を物語として語り、次へと手渡す──
  • 主人公の物語──7つのフェーズを歩んだ実例
第3章 主人公人材を育てる「プロデュース思考」
  • プロデュース思考とは何か
  • プロデュース思考が引き出す3つの能力
  • プロデュース思考は、特別な人のものではない
  • プロデュース思考を実践する「5つのスタンス」
  • スタンス1可能性に目を向ける
  • スタンス2自分の言葉を引き出す
  • スタンス3小さな一歩を尊重する
  • スタンス4経験を学びに変える
  • スタンス5立ち止まる余白をつくる
第3部 主人公人材が育ち、活躍できる組織のつくり方
第1章 主人公人材が育つ組織にある前提条件
  • 主人公の芽を育てる「組織」という土壌
  • 「会社のための人」から「人のための会社」へ
  • サイボウズで学んだ、人を中心にした組織のあり方
第2章 組織の成長につながる2つのマネジメント
  • 目標マネジメントと物語マネジメント
  • 人の物語を支援すること
  • 組織は〝骨格〟だけでは動かない
  • 物語マネジメントは〝仕組み〟で実装する
第3章 主人公人材が自然と育つ「仕組み」のつくり方
  • 7つのフェーズで実装する物語マネジメント
  • サイボウズのイベントで出会った主人公たち
  • 市民開発は「主人公育成装置」
  • 市民開発と7つのフェーズの重なり
第4章 主人公人材が増えたとき、会社はどう変わるのか
  • 全員が主人公の会社は実現できるのか
  • 主人公人材が多い組織の特徴(行動) 会社の未来に共感し、自分から動く人が多い組織へ
  • 主人公人材が多い組織の特徴(学習) 研修や学びが、その後の行動や成果につながっている組織へ
  • 主人公人材が多い組織の特徴(制度) 人事制度が現場で活かされ、納得感や成長につながっている組織へ
  • 主人公人材が多い組織の特徴(風土) 意見を言いやすく、失敗を恐れず挑戦できる空気がある組織へ
  • 主人公人材が多い組織の特徴(定着) 仕事にやりがいや誇りを感じ、人が自然と集まってくる組織へ
  • あなたから始まる「人を育てる物語」
おわりに
奥付

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