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新装版 カイザリンSAKURA
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新装版 カイザリンSAKURA

発売日 : 2023年7月20日
ISBN : 9784867763094
全文検索 : 非対応
※本書はEPUB(固定レイアウト型)で作成されております。検索機能や文字列のコピーがご利用できません。

カイザリンとは、オランダ語で「女帝」を意味する。
この物語の主人公は、江戸時代に実在した、若くて美しい、また我が国の歴史上で8人目の最後の女性天皇である第117代・後桜町天皇。
後桜町天皇に関する記録は極めて少なく、歴史の教科書はもちろん、小説やドラマなどでその名を目にすることはまずない。
しかし、後桜町天皇は皇統直系が断絶の危機に瀕した時に登場し、現在の皇室の祖となった光格天皇を傍系から迎え入れて教育を施したばかりではなく、明治維新に向かう激動の時代を見事にその「祈りの力」で治めきるなど実に多大な功績を残している。
歴史の陰に隠れていた後桜町天皇という存在を、74年にもわたる華麗なる人生を同時代を生きた伊藤若冲や徳川宗春、島津重豪、平賀源内らの有名人や、カピタンとして来日したイサーク・ティチングとの交流なども含めて、ファンタジー的に描く。
2022年度小説現代長編新人賞1次選考通過作品。
(※本書は2023/7/20につむぎ書房より刊行された書籍を電子化したものです。)

目次

はじめに
プロローグ:ペール・ラシェール墓地
第一章 桜の姫御子編
第一話:赤気と白気のお告げ
第二話:皇女誕生
第三話:皇太子誕生
第四話:姉との別れ
第五話:町の画家との出会い
第六話:薩摩隼人と奔放な皇女
第七話:次なる別れと新たな出会い
第八話:桜の姫御子と牡丹の君
第九話:宸筆日記
第十話:宝暦事件
第十一話:前夜
第十二話:白気流れる空
第十三話:践祚
第二章 桜の帝編
第一話:それぞれの想い
第二話:決意
第三話:宝冠
第四話:即位の礼
第五話:和歌
第六話:日光例幣使
第七話:蠢動
第八話:動植綵絵
第九話:明和事件
第十話:平穏の謀
第十一話:秘密の書庫
第十二話:オーロラの夜
第十三話:譲位
第三章 桜の国母編
第一話:予兆
第二話:迷惑年
第三話:安永の御所騒動
第四話:解体新書とエレキテル
第五話:去る人来る人
第六話:激動
第七話:託す人託される人
第八話:新しい役割
第九話:ELF
第十話:天明の大飢饉
第十一話:御所千度参り
第十二話:尊号一件
第十三話:国母の夢
エピローグ:ご先祖さまたちに捧げるファンタジー
おわりに

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