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引退馬保護活動が抱える理想と現実 引退馬の未来に小さな光を
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引退馬保護活動が抱える理想と現実 引退馬の未来に小さな光を

発売日 : 2023年4月7日
ISBN : 9784867762912
全文検索 : 非対応
中学時代に出会った「競馬」に衝撃を受け、馬主になることを夢見る。
念願かなって馬主になったことで、公には知られていない競馬を引退した馬達の悲惨な現状を知り、馬を助けるための活動を始める。
自分だけではどうにもならない現実に打ちのめされながらも活動を続けることで賛同者が次々と現れ、助けることが不可能と言われていた多くの馬を保護する。
「1頭の馬が起こした奇跡」による、そこに至るまでの活動記録である。
(※本書は2023-04-07に日本橋出版より発売された書籍を電子化したものです。)

目次

はじめに
〜馬に関わる人たちが馬のために手を取り合えたら〜
【お読みの皆さまへ】
1章 馬が好きで入った競馬の世界で〝異端〟の保護活動に関わるまで
未来が見えない中学生の自分に差し込んだ希望の光
プロの世界の厳しい洗礼
自分の生き方や考え方を変えてくれた一頭の馬との出会い
引退馬の悲しい現状の裏に潜むお金の問題
SNSを使って自分の思いと願いを発信していく
2章 愛馬フロリダパンサーの事故で命の執念に触れる
全員に「助からない」と言われたフロリダパンサー
Facebookのわずかな縁がフロリダパンサーの命を繋ぐ
苦しみながらも危機と闘う愛馬フロリダパンサー
命の危機を超え、馬本来の歩き、走る姿を目指す
3章 保護活動が抱える理想と現実の狭間に悩む
保護してくれるはずの人間への不信と絶望
信じては裏切られ……。保護界の残酷さ
持っているだけでお金がかかる、馬の宿命
馬主が最後まで面倒を見ることを義務づけたらどうなるのか……
初めてできた、同じ志を持つ馬仲間
4章 引退馬の〝最期〟を任される肥育場
救われた馬が余生を過ごしていた乗馬クラブ
〝食肉〟としての馬の現実、肥育場をこの目で見る
肥育場から馬を救い出すために、自分ができることとは
人にお願いできないのであれば、自分で解決できないだろうか……
5章 すべてを捨てようとした時、それを拾う人が現れる
何をやっても馬を救える未来にたどり着けない
2頭と過ごせた最高の時間を精いっぱい楽しむ
思いがけない大援軍の登場に、再び歯車が回り始める
こわもての肥育場の社長に思いの丈をすべてぶつける
少しでも早く動かなくては……。 進み続ける時計の針が現実をつきつける
6章 人の善意と悪意の狭間でもがく
たどり着いたクラウドファンディングと、寄せられる人間の悪意
めざす理想とは裏腹に起こるつらい現実
7章 新天地沖縄で引退馬の未来を切り開く
初めて続きの沖縄へのサラブレッド輸送
心から安心してリラックスする二頭に癒やされる
ホースガーデンちゅらん、テレビの取材を受ける
馬が沖縄で余生を過ごすということは、果たして内地と比べてどうなのか?
馬が繋いでくれた縁に感謝し、支援の輪を広げていくことを誓う
8章 馬と生きていくために必要なある決意
引退馬の未来について 深く考えさせられた若者の純粋な思い
沖縄で会ったオーナーとして馬に愛を傾ける同志
愛馬、赤燈馬とYさんの保護活動
見るも無惨な姿になってしまった愛馬、赤燈馬
9章 馬を通じて、人を信じる尊さと喜びを味わう
高齢馬の余生とどう付き合うべきなのか
信じた二人からの心温まるサプライズ
馬に乗って海へ行く
100人に騙されても1人信頼できる人が 見つかれば、それは人生の財産になる
虹の橋を越えた赤燈馬
10章 クラウドファンディング完結、そしてその先へ
1263名もの善意が寄せられる
ある支援者からのありがたい申し出
人の良心をもう一度信じてみよう
11章 引退馬支援団体「Retouch(リタッチ)」の立ち上げ
野口さんが受け止めてくれた引退馬の一筋の光
賛同してくださる人たちと、長く続けられる活動にするために
命をいただいて生きている……。 私たちの抱える葛藤にきちんと向き合いたい
年間7千頭も増えるサラブレッドを一頭でも多く救いたい
終わりに
〜馬を救うことは人を幸せにすることにも繋がる〜

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