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ベイズ最適化 適応的実験計画の基礎と実践
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ベイズ最適化 適応的実験計画の基礎と実践

発売日 : 2023年8月25日
ISBN : 9784764906631
全文検索 : 非対応
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 科学研究において実験計画は必須になりますが、近年ではデータを使って仮説の生成と検証を繰り返す「適応的実験計画」が取り入れられ、その方法の一つである「ベイズ最適化」に注目が集まっています。
 本書ではこのベイズ最適化の理論・アルゴリズムを基礎から応用まで詳細に説明しています。またブラックボックス最適化ソフトウェア「Optuna」を利用したアルゴリズムの実装方法も紹介。本書を読むことで、ベイズ最適化という強大なフレームワークの全貌を理解し、理論と実装を習得することができます。
【目次】
第1章 機械学習による適応的実験計画とベイズ最適化
第2章 ブラックボックス関数のベイズモデリング
第3章 ベイズ最適化のアルゴリズム
第4章 Optuna によるベイズ最適化の実装方法
第5章 制約付きベイズ最適化
第6章 多目的ベイズ最適化
第7章 高次元空間でのベイズ最適化
第8章 並列ベイズ最適化
付録

目次

表紙
はじめに
第1章 機械学習による適応的実験計画とベイズ最適化
1.1 データ駆動型実験科学とベイズ最適化
  • 1.1.1 実験計画法からベイズ最適化へ
  • 1.1.2 ベイズ最適化を取り巻く環境
1.2 ブラックボックス最適化とハイパーパラメータ最適化
  • 1.2.1 教師あり学習の問題設定と予測モデルの訓練
  • 1.2.2 機械学習モデルのハイパーパラメータ最適化
  • 1.2.3 ハイパーパラメータ最適化のブラックボックス最適化としての定式化
1.3 ベイズ最適化
  • 1.3.1 獲得関数の設計と最適化のアイデア
第2章 ブラックボックス関数のベイズモデリング
2.1 ベイズ線形回帰モデル
  • 2.1.1 線形回帰モデル:二乗誤差最小化の視点
  • 2.1.2 線形回帰モデル:尤度関数最大化の視点
  • 2.1.3 ベイズ線形回帰モデル
2.2 ガウス過程回帰モデル
  • 2.2.1 ベイズ線形回帰モデルからガウス過程回帰モデルへ
  • 2.2.2 ガウス過程の例と基本的な性質
  • 2.2.3 ガウス過程モデルの推論
  • 2.2.4 ガウス過程の平均関数の設定
  • 2.2.5 ガウス過程のカーネル関数の設定
第3章 ベイズ最適化のアルゴリズム
3.1 はじめに
3.2 改善確率量獲得関数
3.3 期待改善量獲得関数
3.4 信頼下限獲得関数
3.5 トンプソン抽出獲得関数
  • 3.5.1 定義と解釈
  • 3.5.2 素朴な計算方法
  • 3.5.3 ガウス過程の疎スペクトル近似
  • 3.5.4 疎スペクトル近似を用いた計算方法
  • 3.5.5 疎スペクトル近似を用いた効率的な計算方法
  • 3.5.6 獲得関数の性質
3.6 エントロピー探索獲得関数
  • 3.6.1 準備と定義
  • 3.6.2 獲得関数の計算方法
  • 3.6.3 エントロピー探索の問題点
3.7 予測エントロピー探索獲得関数
  • 3.7.1 準備と定義
  • 3.7.2 事後分布の微分エントロピー
  • 3.7.3 疎スペクトル近似によるMonte Carlo積分
  • 3.7.4 p(y|Dn, x, x*l)の微分エントロピー
  • 3.7.5 獲得関数の計算方法のまとめと計算量
  • 3.7.6 獲得関数の性質
3.8 ベイズ最適化の終了条件
3.9 出力の生成方法
3.10 ハイパーパラメータの取り扱い
  • 3.10.1 統計モデルのハイパーパラメータ
  • 3.10.2 ベイズ的なモデル選択
  • 3.10.3 最尤推定に基づく手法
  • 3.10.4 ハイパーパラメータのベイズ推論に基づく手法
第4章 Optunaによるベイズ最適化の実装方法
4.1 Optunaとは
4.2 Optunaの基礎的な使い方
  • 4.2.1 Optunaのインストール方法
  • 4.2.2 例: 簡単な目的関数の最適化
  • 4.2.3 例: 機械学習のハイパーパラメータ最適化
4.3 Optunaにおけるベイズ最適化
  • 4.3.1 Optunaにおけるブラックボックス最適化の全体像
  • 4.3.2 Optunaの用語
  • 4.3.3 最適化アルゴリズムを切り替える
4.4 BoTorchSamplerの基礎的な使い方
  • 4.4.1 BoTorchSamplerとは
  • 4.4.2 BoTorchSamplerのインターフェース
  • 4.4.3 candidates_funcの実装
  • 4.4.4 BoTorchSamplerの基本的なカスタマイズ
4.5 BoTorchSamplerの発展的な使い方
  • 4.5.1 獲得関数の実装
  • 4.5.2 獲得関数の最大化アルゴリズムの変更
4.6 Optunaの発展的な使い方
  • 4.6.1 最適化結果の保存
  • 4.6.2 最適化結果の分析
  • 4.6.3 終了条件の変更
  • 4.6.4 制約付き最適化
  • 4.6.5 多目的最適化
  • 4.6.6 並列最適化
第5章 制約付きベイズ最適化
5.1 制約付き最適化とは
5.2 制約付き最適化の問題設定
5.3 制約を考慮した目的関数のモデリング
5.4 制約付き期待改善量
5.5 制約付き予測エントロピー探索
第6章 多目的ベイズ最適化
6.1 多目的最適化とは
6.2 多目的最適化の問題設定
6.3 多目的最適化における目的関数のモデリング
6.4 期待超体積改善量
第7章 高次元空間でのベイズ最適化
7.1 高次元空間上でのベイズ最適化の課題
7.2 目的関数の加法的分解に基づく方法
  • 7.2.1 加法的ガウス過程モデルとその推論
  • 7.2.2 加法的ガウス過程モデルに基づくベイズ最適化
7.3 入力空間の次元削減に基づく方法
  • 7.3.1 関数の有効次元
  • 7.3.2 ランダム埋め込みに基づくベイズ最適化
7.4 局所的なモデリングに基づく方法
  • 7.4.1 信頼領域法:目的関数の局所近似モデルの利用
  • 7.4.2 信頼領域ベイズ最適化
第8章 並列ベイズ最適化
8.1 並列最適化とは
8.2 並列最適化における問題点
8.3 嘘つき法
8.4 局所ペナルティ法
8.5 モンテカルロ獲得関数
  • 8.5.1 再パラメータ化によるトリック
  • 8.5.2 モンテカルロ期待改善量
A.1 数理最適化と勾配法の基礎
A.1.1 数理最適化問題
A.1.2 最適性の条件
A.1.3 勾配法の基礎
A.2 ブラックボックス最適化のための種々の方法
A.2.1 ブラックボックス最適化のための古典的アプローチ
A.2.2 Nelder-Mead法
A.2.3 共分散適応進化戦略(CMA-ES)
参考文献
索引
奥付
お断り

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