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いい仕事ができる人の考え方
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いい仕事ができる人の考え方

発売日 : 2009年3月15日
ISBN : 9784887596948
全文検索 : 非対応
“100年に一度の危機”の今「将来が不安」「仕事がツラい」「人間関係が重い」……、そんな悶々とした人が増えています。
しかし、その一方で「未来に期待!」「仕事が面白い!」「人間関係も軽やか!」…と快活な人もたくさんいます。

こんな時代でも、元気に楽しく働くには、何が必要なのでしょうか?
どうすれば、もりもりと意欲を高め、仕事にチャレンジできるのでしょうか?

そのヒントは「仕事観」にあります。
仕事が楽しい人は、強い「仕事観」を持っています。
自分の言葉で「働く意味」を語れるのです。

本書では「仕事選び・働き方」「自分の成長のさせ方」「人間関係のつくりかた」「仕事の幸福のつかみ方」などについて36のQ&Aで収録しました。

<たとえば、こんな「問い」に答えます>
・ 目標達成に疲れを感じます。どうすれば気力が湧くのでしょうか?
・ 入社10年「このままでいいのかな?」と不安なのですが……?
・異動希望が通らないので、転職を考えているのですが……。
・自分が本当に何をやりたいのか「自分探し」をしてみたいのですが……。
・上司に恵まれません。いつも苦労ばかりしているのですが……。

なんだか仕事が楽しくない、未来が開けていく感じがしない、そんな時に読んでみてください。
きっと「働く意味」を見出す一歩を踏み出せるはずです。そうすればワクワクとエネルギーが湧いてきて、仕事がどんどん楽しくなるでしょう。

「プロフェッショナルとは何か?」をテーマに多くの企業研修を手がけ、ビジネス誌『Think!』でも連載中の気鋭のキャリアコンサルタントによる仕事論。

目次

はじめに 「働くこと」は進化しているか?
疲モードから活モードへ:1 活き活き働く仕事人になる
疲モードの人のQ:会社に期待した私がバカだったのでしょうか?
活モードへのA:最初の仕事は「くじ引き」でいい
疲モードの人のQ:キャリアアップして、負け組にならないように頑張らねば……。
活モードへのA:キャリアは「アップ・ダウン」ではない。「勝ち負け」でもない
疲モードの人のQ:目標達成に疲れを感じます。どうすれば気力が湧いてくるのでしょうか?
活モードへのA:あなたの仕事に「意味」を与えよ
疲モードの人のQ:このまま気力がしおれてしまうんじゃないかと不安なのですが……。
活モードへのA:「与えられる動機」だけでは長続きしない
疲モードの人のQ:長くその仕事をやっていけるように、仕事の動機をどうしていけばいいのでしょうか?
活モードへのA:「深い動機」は仕事を長続きさせる
疲モードの人のQ:品質に問題がある商品を売ることに気が引けるのですが……。
活モードへのA:仕事の喜びとは「おすそ分け」
疲モードの人のQ:会社はヒトを材料としか考えていないのではないでしょうか?
活モードへのA:「人材」ではなく「人財」になろう
閉モードから開モードへ:2 仕事の能力を開く
閉モードの人のQ:異動希望を受け付けえてもらえないので、転職を考えているのですが……。
開モードへのA:日本一の下足番になれ!
閉モードの人のQ:最も重要な才能は何でしょうか?
開モードへのA:才能の王様は「持続する力」
閉モードの人のQ:自分の意見をうまく言えるようになるにはどうすればいいのでしょうか?
開モードへのA:書き出して「目に見える形」にして考える
閉モードの人のQ:自分を成長させるには、どうすることが一番いいですか?
開モードへのA:あえて枠をはみ出してみる
閉モードの人のQ:後輩のメンターになりました。忙しいし、正直、面倒なのですが……。
開モードへのA:教えることで自分が成長できる
閉モードの人のQ:社員の能力開発の費用は会社に出してもらいたいのですが……。
開モードへのA:惜しげもなく身銭を切る人が伸びる
閉モードの人のQ:結果とプロセス、どちらが大事なのでしょう?
開モードへのA:「プロセス」はウソをつかない
閉モードの人のQ:会社を辞めた元同僚に五年ぶりに会いました。たくましくなっていました……。
開モードへのA:「サラリーマンの鈍化病」にかかっていないか?
重モードから軽モードへ:3 人間関係を軽やかにする
重モードの人のQ:早く独立して、自由に伸び伸び働きたいのですが……。
軽モードへのA:「雇われる生き方」「雇われない生き方」を 冷静に考える
重モードの人のQ:リーダーになりました。引っ張っていくタイプでもなく、とても不安です。
軽モードへのA:組織では「気楽な関係」がよい人間関係ではない
重モードの人のQ:上司に恵まれません。いつも苦労ばかりしているのですが……。
軽モードへのA:「上司をマネジメントする」と発想してみる
重モードの人のQ:政治力や処世術が出世を決めている気がします。バカらしく思うのですが……。
軽モードへのA:おおいに出世しよう!
重モードの人のQ:入社して十年になります。「このままでいいのかな?」と不安です。
軽モードへのA:コスモポリタンな世界観を持つ
重モードの人のQ:転職は会社への裏切りなんでしょうか?
軽モードへのA:よい転職は「巣立ち」である
暗モードから明モードへ:4 仕事の景色を明るく変える
暗モードの人のQ:自分が本当に何をやりたいのか、自分探しをしてみたいのですが……。
明モードへのA:「自分探し」ではなく「自分試し」をせよ
暗モードの人のQ:「十年後の自分を描け」というシート、まったく書けないのですが……。
明モードへのA:ある意味、行き当たりばったりでよい
暗モードの人のQ:夢とか志があまりに遠すぎます。何から始めればよいのでしょうか?
明モードへのA:まずはベクトルとイメージを作ってみる
暗モードの人のQ:脈絡がない人事異動で、一貫性のある能力や経歴が築けないと不安なのですが……。
明モードへのA:誰もが持っている「偶然を必然化する力」
暗モードの人のQ:カネを稼ぐことが働く目的ではないのでしょうか?
明モードへのA:お金は仕事の「条件」であって「目的」ではない
暗モードの人のQ:お金以外の報酬には何があるのですか?
明モードへのA:最大の報酬は「次の仕事機会」
暗モードの人のQ:仕事と生活を対立するものとして区分けすることに違和感があるのですが……。
明モードへのA:理想は「公私融和」の生活
弱モードから強モードへ:5 働き観を強くする
弱モードの人のQ:幸せな職業人生を送る人の共通点は何でしょう?
強モードへのA:強い「働き観」がよい循環を起こす
弱モードの人のQ:雇われ身で仕事に感動を求めるのは何かむなしい気がするのですが……。
強モードへのA:梵鐘ぼんしょうを割り箸でたたくな! 丸太でたたけ!
弱モードの人のQ:人生は、自分の努力の範囲で変えられることって少ないように思うのですが……。
強モードへのA:「自分が変わる→環境が変わる」と腹構えする
弱モードの人のQ:「天職」って何ですか? 誰しも天職を見つけることができるでしょうか?
強モードへのA:三つの「テンショク」を心得る
弱モードの人のQ:ラクな事業部と給料がたいして違いません。不公平だと思うのですが……。
強モードへのA:仕事の幸福とは「坂を上る」こと
弱モードの人のQ:貢献度は高いのですが、いまひとつ評価されません。私も成功したいのですが……。
強モードへのA:成功と幸福は別ものである
弱モードの人のQ:数字や競争とらわれて、ものをつくり出す根本を忘れがちだと思うのですが……。
強モードへのA:仕事の中に自然体の「ありがとう」を込める
弱モードの人のQ:今の世の中は、欲望がエスカレートして危うくなっていませんか?
強モードへのA:心のマスターとなれ
【参考文献】
あとがき

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