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細谷建治児童文学論集 III――新美南吉論/異質のイメージあるいは……
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細谷建治児童文学論集 III――新美南吉論/異質のイメージあるいは……

発売日 : 2019年10月25日
ISBN : 9784867763063
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児童文学批評を通じて「子ども」と「文学」の関係を問い続けてきた著者の、50年に渡り発表してきた論文をまとめた待望の論集全3巻。
「ごんごろ鐘」のラスト400字の巽聖歌による改変をフィーチャーした画期的な新美南吉論、『だれも知らない小さな国』の原風景を探る佐藤さとる論、『龍の子太郎』の母親の献身的発想の批判を扱う松谷みよ子論。第3巻では、これら三本の長尺の論を中心に、『おかあさんの木』、『木かげの家の小人たち』、『くらやみの谷の小人たち』、『モグラ原っぱのなかまたち』、『長くつ下のピッピ』、『目をさませトラゴロウ』、『ワルのぽけっと』、『もぐりの公紋さ』、『ぼくら三人にせ金づくり』、「怪人二十面相」シリーズ、「おまかせ探偵局」シリーズ、『ふたつの家のちえ子』、『くまの子ウーフ』、『ぼくらは海へ』、『八郎』、『銀河鉄道の夜』、『ねしょんべんものがたり』、「ちびまる子ちゃん」、『ちょんまげ手まり歌』、『はれときどきぶた』、『砂田弘評論集成』、<自由民主党の「おおきなかぶ」批判>などの幅広い作品や評論等にふれ、小論29編を展開。
(本書は2019/10/25にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです)

目次

新美南吉論
〝ふたたび偽装を問う〟
町から村へ、村から森へ
二つの作品・二つのイメージ
想像する力はとりとめもなくはばたくものだ
《出会い》と《本物らしさ》と
コロボックル小国盛衰記
だれも知らない小さな国
だれも知らないつばきの木
コロボックル小国という名のマイホーム
『龍の子太郎』の発想
《語りつぐ》ということ
いぬいとみこ作『木かげの家の小人たち』『くらやみの谷の小人たち』の連作について。あるいは外界と自我との落差を処理する際に生じる「○○のがわについてかく」発想の批判として
もんく・たらたら。あるいは、いぬいとみこ論序説
ヒーロー論
アンチ・ヒーロー論
作家は子どもの日常生活をどのように把え、描いているか
ピッピ・ナガクツシタにとって《休暇》とは何か?
食物のある風景
トラゴロウの《不安》
ワルのぽけっとは夕焼けの匂いがする
『もぐりの公紋さ』論
贋金づくりへの誘い
怪人二十面相と現代児童文学
ちえ子は逢魔が時をいつ歩むのか
二つの風景・二つの家
『八郎』の「したらば、まんつ」について
私的な詩的な指摘
『ねしょんべんものがたり』批判
ナットクできないことはナットクできない
「教材としての児童文学」について考えることがいかにつまらないかということについて
『ちびくろさんぼ』シンポジウム(アンケートに答えて)
いま、なぜ「ちびまる子ちゃん」なのか
子どもの経済力を分析する
おもしろさとつまらなさの狭間で
ぼくらにとって原っぱとは何であったのか
「事実」と「うそ」と
連帯の想像力
砂田弘の「少年」
異質のイメージあるいは思い込み、思い違い、うそ付き、決め付け、レッテル、きわめつけに遭遇したときに批評家は何をするかについて
著者による覚書
解説 新美南吉論そして異質のイメージ、あるいは……の先に
全巻作品索引

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