児童文学批評を通じて「子ども」と「文学」の関係を問い続けてきた著者の、50年に渡り発表してきた論文をまとめた待望の論集全3巻。
「ごんごろ鐘」のラスト400字の巽聖歌による改変をフィーチャーした画期的な新美南吉論、『だれも知らない小さな国』の原風景を探る佐藤さとる論、『龍の子太郎』の母親の献身的発想の批判を扱う松谷みよ子論。第3巻では、これら三本の長尺の論を中心に、『おかあさんの木』、『木かげの家の小人たち』、『くらやみの谷の小人たち』、『モグラ原っぱのなかまたち』、『長くつ下のピッピ』、『目をさませトラゴロウ』、『ワルのぽけっと』、『もぐりの公紋さ』、『ぼくら三人にせ金づくり』、「怪人二十面相」シリーズ、「おまかせ探偵局」シリーズ、『ふたつの家のちえ子』、『くまの子ウーフ』、『ぼくらは海へ』、『八郎』、『銀河鉄道の夜』、『ねしょんべんものがたり』、「ちびまる子ちゃん」、『ちょんまげ手まり歌』、『はれときどきぶた』、『砂田弘評論集成』、<自由民主党の「おおきなかぶ」批判>などの幅広い作品や評論等にふれ、小論29編を展開。
(本書は2019/10/25にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです)
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新美南吉論
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〝ふたたび偽装を問う〟
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町から村へ、村から森へ
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二つの作品・二つのイメージ
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想像する力はとりとめもなくはばたくものだ
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《出会い》と《本物らしさ》と
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コロボックル小国盛衰記
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だれも知らない小さな国
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だれも知らないつばきの木
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コロボックル小国という名のマイホーム
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私的な詩的な指摘
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『ねしょんべんものがたり』批判
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ナットクできないことはナットクできない
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「教材としての児童文学」について考えることがいかにつまらないかということについて
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『ちびくろさんぼ』シンポジウム(アンケートに答えて)
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いま、なぜ「ちびまる子ちゃん」なのか
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子どもの経済力を分析する
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斬
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おもしろさとつまらなさの狭間で
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ぼくらにとって原っぱとは何であったのか
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「事実」と「うそ」と
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連帯の想像力
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砂田弘の「少年」
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異質のイメージあるいは思い込み、思い違い、うそ付き、決め付け、レッテル、きわめつけに遭遇したときに批評家は何をするかについて
解説 新美南吉論そして異質のイメージ、あるいは……の先に