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雑誌王は不動産王
ディスカヴァー・トゥエンティワン
市原 徳郎 (著)
発売日 : 2023年5月8日
ISBN : 9784799389942
全文検索 : 非対応
講談社の創立者・野間清治は、昭和初期に「日本の雑誌王」と呼ばれた天才的な経営者であるが、「土地王」の異名もあった。彼の行った不動産の取得・殖やし方など、不動産経営という観点から、清治の人物・行動を検証する。
(※本書は2020/7/11に株式会社 展望社より発売された書籍を電子化したものです)
目次
1階層
2階層
全展開
目 次
『雑誌王は不動産王野間清治』の刊行に寄せて ㈱講談社代表取締役社長 野間 省伸
序 章 野間清治、その人と業績
まえおき
生い立ちと立身向上の道
創業から九大雑誌・雑誌王国へ
清治の人間像
第一章 本郷区団子坂の家と社屋
団子坂の借家がはじまり
拡張につぐ拡張
講談社の九大雑誌と講談社の絵本
第二章 音羽邸入と音羽時代
新しい土地を求めて
音羽の地をめぐる交渉
音羽時代のはじまり
地所の好きな野間
第三章 初めての別邸・赤羽と剣道の聖地・伊香保別荘
そのころの清治の資産は
赤羽別邸と野間坂
剣道の聖地となった伊香保別荘
第四章 尾久の土地と千葉三門の別荘
紆余曲折の尾久の土地
ここにも剣道場の千葉三門別荘
第五章 玉川学園開学に援助して土地購入
そのころの清治と講談社
小原国芳から学園開学への支援要請
小原がんばって学園建設へ
「野間さんは終生の恩人だ」
第六章 ついに目白本邸を入手する
音羽の私邸をどこに移すか
田中光顕伯爵豪邸を建てる
渡辺治右衛門の破綻と根津嘉一郎の登場
目白時代の本拠、終の棲家となった目白本邸
第七章 清治入魂の音羽新社屋の建設
「居(きょ)は心をうつす」の白亜の殿堂
第八章 伊東の北里別荘を入手する
北里柴三郎 伊東に別荘を建設
清治 北里別荘を譲り受ける
幼稚園の発足と別荘の終焉
第九章 別荘の集大成・重要文化財の古谿荘
田中光顕と岩渕古谿荘(こけいそう)
古谿荘・その建物と庭園
田中光顕から野間清治へ
省一社長による戦後古谿荘の展開
古谿荘 重要文化財に指定される
番外編 朝鮮の鉱山と満州の大農場
朝鮮の鉱山事業へ進出まで
鉱山経営の成果は
満州にも四十万坪の大農場
ひとつのエピソード
大農場の終幕
補遺編 向島の幸田露伴邸、田端別邸など
向島の幸田露伴邸
熱海と飯田橋ほかの土地
田端別邸
保土ケ谷の土地ほか
あとがき
野間清治略年表(不動産取得関連を主として)
主要参考・引用資料
図版リスト
奥付
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