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禅に学ぶ 人生の知恵 澤木興道名言集
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禅に学ぶ 人生の知恵 澤木興道名言集

発売日 : 2018年7月12日
想定ページ数 : 224ページ
ISBN : 9784799323205
全文検索 : 非対応
澤木興道は日本を代表する禅僧です。1880年、三重県津市の出身。幼くして両親を失い、決して裕福とはいえない養父母のもとで育ちました。1899年に永平寺で出家、生涯独身で自分の寺を持たず、各地の道場を転々として坐禅を広めました。のち駒澤大学特任教授として後進の指導にもあたります。1965に亡くなりましたが、そのシンプルで清々しい彼の教えは、米国のスタンフォード大学にある曹洞禅センターにも受け継がれました。禅を愛するかのスティーブ・ジョブズ(アップル創業者)も間接的に影響を受けています。
 澤木興道は生涯を通じて禅の教えを説き、多くの講話をおこないました。そのなかから私たちを励まし生きる力を与えてくれるような言葉を選び出したのが本書です。

「今! 今! 今! 一生が今の連続である」

「幸福というようなことを、
そう単純に自分の幸福や不幸で考えるのは間違っている」

「今日を空虚にして過去のことばかりいっているものは、過去の亡霊だ。
未来未来といっているやつは未来のまぼろしだ。
わたしどもはいつでもピチピチして、思い切り充実して生きねばならぬ」

「自分になり切る。
わたしがわたしになり切る。
あなたがあなたになり切る。
山が山になり切る。茶碗が茶碗になり切る。
一切の物がそれ自身になり切る」

目次

はじめに
第一章 「今」がすべてだ
「今」がすべてだ
今、この瞬間だけが本当だ
道は現在にある
永遠の今に生きる
過去も未来もいわず今を生きよ
人間は過去に生きている
今日をお留守にするな
今日のことは今日価値がある
先を考えるから苦しい
今、すべきことがある
文句をいわずに自分のすることをすればよい
何もかも「ただ」する
ただもらえ、ただやれ
本当にしなければならない努力をせよ
ただ働け
自分の役割につけば自己を見失わない
ただせねばならぬことをしているだけだ
道徳とは、能力を最善に発揮すること
忙しい人と暇な人
一歩進めばそれだけの成果はある
人の迷惑にならない
人の邪魔になるな
なんにもならないことに価値がある
第二章 「自分」になりきる
「自分」を生きよ
自分の価値を信じる
人のまねばかり
自分を一生求めて進め
自分自身になりきれば幸福
自分を大地に落ち着ける
自己を冒瀆してはいけない
それ自身になり切る
おれがおれ、お前がお前
とにかく自分
どっちに転んでも自分になればよい
自分が自分になったらよい
貧乏なら貧乏になりきれ
自分はたまねぎの皮
なり切れば成仏がある
自分が自分になりきることだ
月給一万円も仏、五万円も仏
われはこの身このままで仏
仏は自己の内にある
仕事をするときは仕事になりきれ
本物の自己か他人が評価した自己か
勝ち負け以前に本当の自己がある
人の言ったことを覚えるより自分が勝手に喋るほうがいい
人の真似をするな
お釈迦さんのまねをしてはならぬ
第三章 執着を離れる
自己中心なのは人間だけ
自分のことばかり考えるな
どれだけよいことをしても、自分のためなら何にもならない
己れを抜きにすれば解決しない問題はない
自分で呼吸しているのではない
自分のあることを忘れよ
透明になれ
自分に捉われなければ世の中は気楽なものだ
火の用心より自分の用心
この身体は夢だ
妄想があるから曇って見える
仏も妄想
みなこれ妄想
なんにもない
無心で施せ
必然に対して抵抗しない
競争にとらわれるな
得より損を取れ
何の執着もないとき安寧がある
何をしても汚れを逃れられない
浮世のことに騙されるな
一生居候
自由自在でなければならない
我執がなければ平気でいられる
人間は一生鬼ごっこをしている
もらう方には限りがない
安心とは足ることを知ること
欲の深い者に勇気はない
欲望という色眼鏡をかけている
金なんぞ人に持たせておけばよい
黄金は宝ではなく毒蛇だ
欲しがらないのも布施
心を施すのも布施
盗まない
親の借金を払う
功利的なことは噓ばかりだ
食わずに死ぬ覚悟があるか
第四章 人間は大したことはない
人間は大したことはない
正味で、裸でつきあう
偉くなったのは人間界の屑ばかり
外側へ出すな、内側へ戻せ
人間の損得をいうのには噓が多い
人間以下になることばかり一生懸命やっている
人は言葉だけで一生を終わってしまう
理屈では駄目だ
なめなければ砂糖の味はわからない
理智に重きを置きすぎる
人間の一生はなんにでもなれる
人間は露と同じ
悲しくないことを悲しみ、喜ぶべきことを喜ばない
人間の世界は夢みたいなもの
文明が発達しても人間の本質は変わらない
永遠に死なない人間にする
死んだらなんにもなくなる
この世界を棺桶の中から見る
貧乏すなわち金持ち、悪人すなわち善人
好きがなければ嫌いはない
教育も政治もつくり物
世の中は芝居の舞台
世界は自分を映す鏡
憎らしい顔を見たら自分が憎らしい顔をしていると思え
こっちが悪いことをすれば向こうも悪いことをする
第五章 小さなことにくよくよするな
人が見ていないところで善人なのが本当の善人
だれも見ていないところで立派な態度をとれ
人類を背負って立っているという意気込みを持て
気持ちよく負けろ
体と心はひとつ
一生の大事を摑め
いかなる場合もうろたえるな
人事を尽くせ
追っかけもしなければ逃げもしない
馬鹿にならず神経衰弱にならず
肝を据えるのと面の皮が厚いのとは違う
災難がきたら、鍛錬のしどころ
ぐずぐずいうな
非オッチョコでなければならん
まっとうに、後ろ暗いことのない人
わたしを責める者がなければ堕落してしまう
褒められるよりはそしられたい
自分をバカにしてはいけない
自分を誇ったところでたいしたことはない
良いことをしているという者に良い者はない
物事は見方ひとつ
何が起こってもビクともしない心を持て
技で勝つより人格で負けるな
第六章 自分の考えにとらわれない
善悪の判断が変わっても何も不思議はない
善も悪も何でもない
負けても完全、勝っても完全
不完全に価値がある
考えでできたものは考えで壊れる
地獄へ行ったら行ったでよい
見た通り、聞いた通り
雨が降るのにいいも悪いもない
お前だけの話
暑いときは暑い
見込みを立てたら文句が絶えないのが当たり前
問題は解決する
大騒ぎするな
過去、現在、未来、何もない
過去、現在、未来、めでたいことばかり
幸福は自分の幸福や不幸で測れるものではない
世間の幸福は幸福に似ているだけ
幸福だから不幸という道理もある
昨日は幸福、今日は不幸
追わず、逃げず、じっとしているのが幸福
根本から変わらなければ幸いとはいえない
第七章 死ぬのは当たり前
生きられるだけ生きろ
人の邪魔にならないよう生きていればいい
生まれて来て何をしたか
生まれたくせに死ぬまいとする
死があるからまた生まれて働ける
死ぬのは当たり前。大したことはない
死ぬのはただ
死ぬのは喜ぶべきこと
死ぬときが来ているのに死ぬまいとするほど みじめな話はない
死ぬときには世間体もくそもない
死ぬのまでうまくやろうとするな
宇宙から見れば何もかも小さい
自分は万物と一体だ
全宇宙とスイッチをつける
自分を宇宙から切り離すな
宇宙は二度と繰り返さない
毎日初対面
いつもめでたい
一切の世界を打ち立てる
第八章 悟ろうとするな、ただ坐れ
何のためでもなく、ただ坐れ
坐禅をするとつまらないことも思い出す
頭の中を忙しくするな
禅は「わかる」ものではなく「する」ものだ
禅は自分だけのもの
坐禅をしている間は身体中が坐禅
人生の修行に取りかかるのに悪い日などはない
絶対にめでたい、それが悟り
悟ったといいながら迷っている
「おれは悟った」は鼻持ちならない
悟りは知識ではない
悟っていることを知っているのは悟っていないことだ
頭で悟って足がお留守
自分で考えれば間違える
そこに宗教がなければならん
坐禅をしに生まれてきた
金も命もいらぬ
命がけでは負けたことがない
おれの欲しがるものだけを欲しがる
辛抱は同じ
不自由でもあり不自由でもない
道のためなら怒る
おれの生活はどっしりしている
出典

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