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世界の不動産の話:近過去 (改題)外資のプレイヤーに会う時に読む本
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世界の不動産の話:近過去 (改題)外資のプレイヤーに会う時に読む本

発売日 : 2018年10月15日
ISBN : 9784867762691
全文検索 : 非対応
世界の不動産ビジネスはある時は穏やかに、ある時はきつく連繋している。箪者はこれを「グローバル不動産経済」と呼んでいるのだが、この全体像を説明することは容易ではない。生き物の仕組みの説明と似た多数の錯綜した出来事の総合体、それが「グローバル不動産経済」なのである。
本書ではこれらの「多数の錯綜した事象」の中の主要なものをおおまかに時期別に分けて、かつトビック別に取り上げ、何が起こったのかを報告するものである(まえがきより)。
(※本書は1998-11-03に展望社より発売された書籍を電子化したものです。)

目次

まえがき
第1章 2014年秋報告
第1節 アメリカの住宅市場の状況報告
第2節 ニューヨークのトップ・エンドの日本では考えられない超高額マンション
第3節 オフィスビルを中心に好調なアメリカの商業不動産市場
第4節 司法省を始めとしてアメリカの諸部局が銀行大手を大バッシング
第5節 カジノの街、アトランティック・シティの衰退
第6節 アップダウンのサイクルを繰り返す中国の住宅市場
第7節 実情が不透明な部分も大きい中国の商業不動産市場
第8節 中国以外のアジアの不動産市場
第9節 オーストラリア、旬な話題はウエストフィールドの企業分割とインフラ民営化
第10節 イギリスの住宅市場、勢いに陰りがでる
第11節 ロンドンへ投資する多種多様な海外勢
第12節 その他のヨーロッパ諸国の不動産市場での出来事
第13節 ITが不動産業界に本格的に変貌を迫り始めた
第14節 ソブリン・ウエルス・ファンドの動き
第2章 2015年秋報告
第1節 世界の大都市で住宅価格が高騰
第2節 マンハッタンでは数十億円のマンション売買が日常茶飯
第3節 世界のウルトラ超高額住宅/住宅類似不動産
第4節 順調? 行き過ぎ? アメリカの商業不動産市場
第5節 GEの不動産子会社が世界に保有する全不動産を300億$(3.57兆円)で一括売却
第6節 大型売買案件が目白押しとなったブラックストーン
第7節 サイモン・プロパティがメイスリッチに敵対的買収を仕掛けるも失敗
第8節 アメリカの不動産市場とミレニアル世代
第9節 海外で動きが活発な中国企業
第10節 中国人による住宅投資も世界各地で目立った
第11節 中国国内で二極化する住宅市場
第12節 中国の中堅デベ、佳兆業で外貨建て債券のデフォルト騒ぎ
第13節 苦境のマカオで大型カジノの新設計画が相次ぐ
第14節 シンガポールで住宅価格の長期低迷傾向が鮮明化
第15節 オーストラリアの住宅価格が高騰
第16節 ロンドンの超高額住宅の市場、勢いが衰える
第17節 ノルウェーのSWFの不動産投資の活発さが目立つ
第18節 世界のリートの動き
第3章 2016年秋報告
第1節 スターウッド、最終的にマリオットが買収。一時、安邦保険が横やり
第2節 巨額買収されたウォルドルフ・アストリア、マンション主体にコンバージョンへ
第3節 ニューヨークの「ウルトラ・ラグジュアリー・マンション」というセグメント
第4節 ニューヨークで軟化したラグジュアリー・マンション市場
第5節 オンライン通販の直撃を受けているモール業界
第6節 不動産関連の二大スタートアップ、エア・ビーエヌビーとWeWork
第7節 アメリカの住宅市場を「既存住宅販売」と「新築住宅着工・販売」にみる
第8節 カナダのバンクーバーとトロントで住宅市場が過熱
第9節 沸騰する深圳の住宅市場
第10節 世界で六番目となる上海ディズニーランドがオープン
第11節 香港の住宅市場は一段安が見込まれていたが……
第12節 ブレグジットの国民投票で英・商業不動産ファンドの凍結が多発
第13節 ブレグジットの国民投票が世界各所の不動産市場に与えている影響
第14節 ドイツ最大の賃貸マンションリートが買収を仕掛けるも失敗
第15節 日本の不動産関連についての世界での報じられ方
第16節 世界的に人気が離散している高額な住宅
第17節 ソブリン・ウエルス・ファンド(SWF)の動き
第18節 プライベート・エクイティの動き

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