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超訳 イエスの言葉
ディスカヴァー・トゥエンティワン
白取春彦 (著)
発売日 : 2017年7月13日
想定ページ数 : 240ページ
ISBN : 9784799321294
全文検索 : 非対応
「敵をなくす一番の方法は敵を愛することだ」
……2000年前、ローマ帝国支配下のパレスチナ地方に現れて、
圧政と宗教の束縛、貧困に苦しむ人々に愛と赦しを説いた一人の男、イエス。
彼は実際に何を語ったのか?
ミリオンセラー『超訳ニーチェの言葉』編訳者がイエスの言葉を現代によみがえらせる。
目次
1階層
2階層
全展開
はじめに
Ⅰ 心を安らかにする
明日のことは心配するな
今なすべきことに専念せよ
愛に充ちて過ごせばよく眠れる
苦しみには価値がある
卑下するな
恐れるな
返礼ができない人を宴会に招けば、 そこは天国のようになる
神の国はきみたちの心の中に建てられる
きみがいるだけで 誰もが和むような人になりなさい
悔やみ悲しんでいる人を私は愛する
隠し事をやめれば、人が恐くなくなる
自分の中の悪い情念を無視せよ
お金や物で本当に豊かになれるのか
お金の誘惑に負けるな
求めない人は幸せだ
開かれた心を持て
欲しいものをあきらめるな
罪の記憶が人を罪の奴隷にする
きみたちに他人を罰する資格はあるのか
善行をしてもすぐに忘れよ
悪いことをした時点で、 すでに審判を受けている
富裕な者はかわいそうだ
心の裕福さを知らない人は みじめな貧窮の底にある
体だけでなく心も洗え
いやだと思っているなら脱け出せ
欲というライオンに喰われるな
誰でも正義や真理とは何かを 考える必要がある
魂の底まで変わるのが本当の洗礼だ
幼児のように素直に受け入れる
鈍感なエゴイストにはなるな
自分についての くだらない思いこみから抜け出せ
心の闇は自分自身には隠せない
平安は外から来るのではない
ものごとに執着するな
幻は知性によって見る
Ⅱ するべきことをする
行動せよ
善行とは、誰にとっても 嬉しいことをすることだ
ノウハウで幸福にはなれない
頭から足先まで正直になれ
言葉はその人間をはっきりと示す
悪は悪を呼ぶ
女を道具として見るな
他人の欠点は大きく見える
返ってくるとは考えずにお金を貸しなさい。 貸したことも忘れてしまいなさい
善と悪を逆にするのは決して赦されない
誓ってはならない
お金のためには善悪を考えない という人々は荒れ地のようだ
よい土地であれ
愛のない人は死んでも惜しまれない
罪は存在しない。罪人が存在するだけだ
富を独占するな
新しい水は新しい容器に入れよ
一人よりも二人で願え
私は真理を行なってみせるだけだ
本当に必要なことを、今すぐにせよ
準備が安心を生む
本当に正しいことをすれば苦しみに遭う
一心でなければ闇の中にいることになる
誰にも知られないように善行をせよ
偽善者とは
偽善に満ちた生き方をしていないか
祈りはつつましく
罰がなければ悪いことをするつもりか
秘密はいつか露見する
たとえ認められなくても
この世を愛してはならない
Ⅲ 出会う人を大切にする
今すぐ仲直りをしなさい
きみが愛するべきなのは、 きみが好きな人だけじゃない
行動がなければ愛とはいえない
疲れた旅人に一杯の冷たい水を 差し出す人のように
人の過失を赦せ
ひたすら人を赦せ
たくさん赦せ
他人を決めつけるな
人にレッテルを貼るな
人を試してはいけない
敵を愛せ
敵をなくすには
敵と和睦すれば絶対に負けない
善悪についての考えが同じ者どうしが 絆で結ばれる
心配するのではなく愛してほしい
私は故郷では受け入れられない
リーダーこそ奴隷であれ
約束は絶対に守れ
【イエスのたとえ話】 「善きサマリア人」
Ⅳ 善く生きる
パンがありさえすれば、 生きていけるのか
生きるということは、他者と関わることだ
その程度の人生でいいのか
滅びの道は広い
狭い道を行け
自分を最も生かす一本の道を行け
素直にまっすぐに生きてみよ
鳩のような素直さと 蛇のような知恵を身につけよ
愛を見出すことが救いになる
私はあなたの心の内にいる
胸の内に天国が広がらないのは、自分が 他人よりもましだと思っているからだ
人は働いただけの報酬を得る権利がある
教師を信じてはいけない
学ぶだけでなく実行せよ
世の終わりは世の始まり
今の自分を棄てて新しく生きなおせ
自分を棄てれば自由になれる
きみがきみ自身であることが大切だ
貧しい者とは 自分自身を知らない者のことだ
命を与えるとは、 きみが自分自身を取り戻すことだ
新しい人となって生き返ろうとは 思わないのか
自分を自分自身に返せ
私が復活するのはきみの中だ
悔い改めるとは、 本当に生き方を変えることだ
本来の自分でいることが天国なのだ
神の国はあなたの中にある
あなたの心が愛に染まれば、 そこが天国だ
天国は地上にある
この世に慣れてしまった者は 天国に入りにくい
私の言葉という種はきみたちという 土地に落ちて芽を出し、実を結ぶ
実りのある人間であれ
聞く耳を持たない人には 何を言っても無駄だ
嫌われる人はこの世の塩だ
【イエスのたとえ話】 「葡萄ぶ どう園の労働者」
Ⅴ 愛する
幸せとは、人を愛すること
愛を求める人はいつか愛される
新しい世界はすでに来ている
あなたの敵をも愛せ
最も重要な掟は愛することだ
私が与える新しい掟は「愛し合え」だ
欲望を動機にしてもうまくいかない
愛のある行ないをするだけなのに
人を本当に愛する心の中に 神は住んでいる
愛によって新しい知性が育つ
私は愛に渇いている
神とは愛のことだ
掬いは救いだ
悲しんでいる人はやがて癒される
愛は所有の考えを消滅させる
愛の力
世間体も損得もなく愛だけで行なえ
乳飲み子は神の王国にいる
すべてを愛することによって 自分自身を救え
全身に愛を充たせば、 生まれ変わったのと同じだ
生命の水を飲め
私の行動そのものが愛だ
愛のある生き方をするようになることが 神の御業だ
大切な言葉と行ないは永遠に生き続ける
悪の根源にあるのは愛を知らないことだ
私の言葉はいつまでもとどまる
迷える子羊を見つける嬉しさ
汚れていない自分を探す
宗教的な形式ではなく、愛が大切なのだ
幼児が最も偉大な者だ
愛があれば言葉は出てくる
愛は愛で理解する
私ではなく愛が話している
この世は愛を軽んじている
世間の事柄に心を奪われていると、 愛はわからない
かたくなな心が砕ければ、愛がわかる
愛を雨のように降らせよ
【イエスのたとえ話】 「放蕩ほう とう息子の帰還」
Ⅵ 世間の価値観を疑う
世間にあるものいっさいは死体だ
世間の価値を信じるな
私は平和をもたらしに来たのではない
この世の虚偽や強欲、暴力を焼き尽くす
世間の目ばかり気にしているから 大切な言葉が耳に入らない
私が嫌うのは、 神を利用して権威を得る者たちだ
「世間教」という邪教
説教する人間を信用するな
世間の価値観に従っているうちは 世間の苦しみから逃れられない
私のように自由に生きてみないか
私と同じ生き方をしてみよ
目の見えない人が生み出すもの
世間の常識に従っている限り、 愛は得られない
惰性の付き合いや金銭欲が 真実の愛を見えなくしている
因習よりも今ここに生きている あなたの生き方が大切だ
世間に自分を合わせようとするな
世間的なものをいっさい棄てよ
この世の価値観とは違う真実を 見せてあげよう
私はこの世の価値や習慣を壊す
子供の状態に立ち返れ
何が正しいのか、自分で考えてみよ
法に触れなくても悪は悪だ
法律は人を生きやすくするためにある
法に頼るな
人を裁いて自由や命を奪うのは 正しいことなのか
復讐を裁きと言い換えているだけだ
どれだけ人を殺せば気がすむのか
金と力から天国は生まれない
人を愛さない宗教に意味があるのか
永遠なものを受け取れ
参考文献
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