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内側から見る 創価学会と公明党
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内側から見る 創価学会と公明党

発売日 : 2017年12月14日
想定ページ数 : 276ページ
ISBN : 9784799322017
全文検索 : 非対応
“政権を支える公明党 = 創価学会。この宗教組織はなぜかくも熱心に政治に取り組むのか。
その「信仰の論理」を明らかにする画期的な著作”
上智大学教授・東京大学名誉教授(宗教学)島薗進氏推薦!
社会学の新鋭にして創価学会員の著者が、緻密な資料分析をもとに解き明かす!

目次

はじめに―創価学会、内から見るか? 外から見るか?
創価学会をめぐる議論は称賛か罵倒かに引きさかれている
「創価学会と公明党」というテーマについて、社会と学会がともに語る足場をつくる
本書の目的と構成
第1章 創価学会と会社
第1節 日本の高度成長は創価学会の功徳のおかげだった?
第2節 都市に生まれた「新しい村」
第3節 戦後最も成功した新興宗教としての会社
第4節 まとめ─これからの創価学会研究について
第2章 隠語化とサブリミナル池田先生効果
公明党支援の理由は会員ごとに様々
マンガから探る公明党支援の意味
隠語化する公明党支援
サブリミナル池田先生効果
『聖教新聞』は「池田先生からのお手紙」
公明党支援をめぐるダブル・バインド
【コラム】 公明党を積極的に語るようになる『バリバリ君Jr.』
第3章 信仰の、信仰による、信仰のための政治
創価学会は政治参加をどう意義づけたのか?
「国立戒壇論」と戸田の政治的発言の「ヤバさ」
僕らが選挙に出る理由
第一段階─再建期
第二段階─基本路線確立期
第三段階─文化部設置と政治進出
政党化への慎重な配慮
まとめ─手段としての政治進出
選挙の3つの効能
政治進出の原初形態
【コラム】 創価学会版シン・ゴジラ
第4章 組織中心主義の台頭
創価学会の政治参加は「政教分離」=脱宗教化の方向に進んでいるのか?
創価学会と公明党は一体不二
選挙に疑問を起こすのは信心の弱い人
選挙=公場対決論
選挙de功徳
公明党結成とその教理的位置づけ
組織中心主義の台頭
言論問題と池田大作の政教分離宣言
政治団体化によって抱えた課題
創価学会への知識人による批判の空疎
公明党支援をめぐる争いへのシンプルな回答
第5章 創価学会は成仏しました
「創価学会の知的支柱」としての松岡幹夫
存在論的平和主義とは何か
組織中心主義の復活としての仏法優先原理
創価学会は成仏しました
もう一度、宗教政党へ
小説『人間革命』の改訂が意味するもの
ポスト池田時代の公明党支援の論理
データで検証:存在論的平和主義
政党支援と信仰を結びつけることが生み出す問題
むすびにかえて
あとがき―異世界に転生したら親が創価学会のバリ活だった件
「創価学会と政治」関連年表

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