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老いと寿のはざまで ―人生百年の健やかを考えるヒント―
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老いと寿のはざまで ―人生百年の健やかを考えるヒント―

発売日 : 2023年5月30日
ISBN : 9784867763070
全文検索 : 非対応
※本書はEPUB(固定レイアウト型)で作成されております。検索機能や文字列のコピーがご利用できません。

いま日本は超高齢化社会とも人生百年時代ともいわれる。アンチエイジング、脳トレ、健康食、サプリメント。書店には数々の健康指南書に加えて、老化研究の解説書も多い。中には「老化は病気である」とするものもある。しかし、老化は病気ではない。老化が病気であれば、すべての老人が病人になってしまう。決してそうではない。サーチュインやラパマイシンだけで老化を克服できるわけではないし、それだけで老化のすべてが見通せるわけでもない。いかに長寿化サプリを追いかけても、老いの幸せは別のところにある。
健康長寿を願うのはいい。しかし、目先のアンチエイジングに翻弄されずに、人生を大きくとらえて、身体の健康だけでなく、意識や脳の健康も含めて、人生百年時代の老いの幸せを「自分の頭で」考えてみよう。本書には、こうすれば老いは防げるとか、こうすれば長寿になるとか、ある意味では短絡的な結論はない。しかし、最新の老化研究をベースにしながらも、その詳細には立ち入らず、健康を身体面だけでなく、脳を含めた精神性や人生を俯瞰した大きな捉え方をする中で、脳内思考を一歩深める、自分で自分の脳を活性化する、そんな「考えるヒント」は満載である。
著者はすでに定年を迎え、古希も近い。若い時から老化研究者だったが、それがいつのまにか真の老化研究者になった。そして、老化脳研究を続けてきた脳が、いま完全に老化脳になっている。これは人生百年の健やかを探る、老化脳による老化脳のための至極のエッセイ集である。
(※本書は2023/05/30に日本橋出版株式会社より刊行された書籍を電子化したものです。)

目次

はじめに
第1章 共に生きる
三年目の春
自然史の中の神様
共に生きる
コロナ禍の遺伝子祈願
新しい時代
太宰府
二〇二〇
明治一五〇年
百歳への御百度参り
オミクロンの先へ
遙かなるアナテフカ
第2章 ひとすじの道
ひとすじの道
たったひとつの一番の花
マッサンの夢
マイルドストレス
「適度」を知る
深呼吸
ホメオスタシスという日常から
背番号
第3章 天の川
天の川
十三夜
月の夜
世代をこえて
平成の養生訓
土俵の神様
酒造り、人作り、国づくり
ブルーゾーン
夢花火
第4章 脳ありてこそ悩める
すこやか脳
安心の巣
百寿者脳のひみつ
老化脳に休息を:ストレスとレスト
「脳」ありてこそ「悩」める
虹色の脳
第5章 老いと寿のはざまで
遺伝子祈願
モーニング・グローリー
遅老延寿
鶴寿千歳、亀寿万歳
若さの泉
「老い」と「寿」のはざまで
知吾旅
老・脳・寿
第6章 脳からのアンチエイジング
おわりに

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