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そのひとことで、誤解されている
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そのひとことで、誤解されている

発売日 : 2023年10月13日
ISBN : 9784924751484
全文検索 : 非対応
そのひとことの本当の意味を知っていますか? 何気ない会話の裏側に、あなたも知らないドラマが広がる。幸福な人生のための幸福なハンドブック。
(本書は1996/10/1に小社より刊行された書籍を電子化したものです)

目次

はじめに
SCENE 1 一般・友人とのひとこと
01 何か言われたら、すぐ、 「わかっているよ」「知ってるよ」 と答える。
02 相手の勧めやもてなしに対し、 「あれもよかったよ」 「あそこもよかったよ」 と別のもののことを話す。
03 「つまり、○○ということだろう?」「要するに、○○なんだな」 などと相手の話を要約する。
04 「ところでさ」「それより」 などと、勝手に話題を変える。
05 「ああ、あれね」 とつまらなそうに言う。
06 相手の話を 「でも」「っていうか」 などと否定もしくは言い換える。
07 相手がおもしろそうに話してきたことに対し、 「そんなこと、誰だって知ってるよ」「みんな、言ってるよ」 と答える。
08 相手の話に対し、 「それは、こうよ」 と決めつける。
09 「だって、それは」 と、聞かれてもいないのに弁解する。
10 何かというと、 「どうせ」 と、悲観的なことを言う。
11 相手が話し終わる前に、 「ふーん」「そう」 と相づちを打つ。
12 「はあ?」「ええっ?」 と大きな声で不審そうに聞き返す。
13 「ええ」「まあ」「そのうち」 などと言うだけで、それ以上、何も答えない。
14 「そうかなあ」「そうなのぉ?」 と疑うように言うだけで、同意も反対もしない。
15 「別に」 とそっけなく答える。
16 「きみは、そう思うんだね」 とそっけなく言う。
17 返事をしない。
18 悩みを打ち明けてきたら、 「そんなの、よくあることだよ」「そんなの、たいしたことないよ」 などと慰める。
19 悩みに対し、 「こうすればいい」 と忠告する。
20 悩みに対し、 「わたしにもそういうことあったわ。わたしの場合はね」 と自慢話になってしまう。
21 悩みに対し、 「それは気もちのもちようよ」 「疲れているんじゃないの?」 などと言う。
22 「わたしは、こうしてきた」「わたしは、こういう人だから」 などと、とにかく会話の中に、「わたし」ということばが多い。
23 自分のことばかり喋る。
24 自分のことは、いっさい話さない。自分の意見を言わない。
25 やたらと難しいことばや専門語をつかう。
26 相手の話に客観的な解説を加える。
27 「ぼくはいいんだけれど、みんなが」 と言って、苦情を述べる。
28 苦情を言ったり、断ったりするとき、 「わたしは○○で、○○だから、○○だけど」 と、くどくどと言い訳する。
29 「あなたって、○○な人だからね」 と決めつける。
30 「○○って、そういうもんでしょ?」 とすぐ同意を求める。
31 「リラックスしろよ」「頑張って」
32 「○○さんが好き」「ぼくの友だちがね」 と、別の人のことを話す。
33 人間関係について、 「あなたには、合わないかもしれないね」 「きみには、お似合いだね」 などと評する。
34 「○○は、あるわね」「○○は、できるよな」 と誉める。
35 同じ話を何度もする。
36 「その話、前にも聞いたよ」
37 「○○にも相談したんだけど、あなたはどう思う?」 など、ほかの人の後に、尋ねたり、話したりする。
38 腕組み・足組みをして、話を聞く。
39 眉間にしわを寄せて、話を聞く。
40 意味のない笑いを浮かべて話す。聞く。
41 何人かで固まって、ひそひそ、あるいは、わいわい話す。
42 言うべきことを言わない。
SCENE2 目下の人への目上の人からひとこと
43 「○○君は、よくやっているよ」 と目の前で、ほかの部下や子どもを誉める。
44 「きみだって、頑張れば、○○君のようになれるよ」「○○君を見習いなさい」
45 「あなたのためを思って言っているのよ」「こんなこと言っても悪く思わないでくれよ」 と前置きしてから叱る。
46 みんなの前で、叱る。
47 「あなたには、○○がないからね」 と決めつける。
48 「あなたには無理だったのかもしれないね」
49 「きみには失望させられたよ」
50 「とっても悪いんだけど」「これ、やってくれると、うれしいんだけどなあ」 などと、必要以上に慇懃に、用事を言いつける。
51 「これやっとけよ」 と、いきなり言いつける。
52 「ちゃんと言っただろう」「何度言ったら、わかるんだ」
53 「まだ、若いからなあ」 と、わかったように言う。
54 「そうか、そうか」 と、ろくに聞かないで、答える。
55 誉めない。
56 返答を出さない。
57 相手の同僚や後輩を通じて、指示を言いつける。
58 中間管理職を無視して、下の部下に命令する。
SCENE3 目下の人から目上の人へのひとこと
59 仕事を催促されると、 「わかっています」「いま、やろうと思っていたところです」 と答える。
60 「だって、それは」「だって、あなたがそうおっしゃいました」 などと、すぐ口答えする。
61 「感心しました」「お上手ですね」「よくやっていますね」 などと誉める。
62 「○○なんじゃないんですか?」 と意見する。
63 「あなたがそうおっしゃるなら、そうしますが」「まあ、いいですけど」
64 「ええっ?」「はあぁ?」「はいはい」
65 「できません!」「無理です!」 と言下にはねつける。
66 「わたしは、これでいいんです」
67 「みんな、たいへんなんですから」「ぼくはいいんですけれど、みんなが」「そういうことは、おっしゃらない方がいいと思います」 などと進言する。
68 挨拶をしない。言うべきことを言わない。
69 「部長が言ってました」「社長はこうおっしゃってます」 とさらに上の上司のことを引き合いに出す。
70 「ごくろうさまです」「よく頑張られますね」「よくいらっしゃいました」「賛成です」「あなた」「わかりました」「すみません」
71 敬語をつかわない。
72 尊敬語と謙譲語を間違える。
SCENE4 夫婦・家族の間でのひとこと
73 「ぼくはたいへんなんだ」「あたしだって忙しいのよ」
74 「別に」「どうせ、きみには言ってもむだだね」「どうせ、あなたは、そういう人ですからね」 と、切り捨てた言い方をする。
75 「いつだって、そうなんだから」「たまには、○○ぐらいしてくれたっていいじゃない」 と責める。
76 「○○しろ」「○○しといて」 といきなり命令する。
77 「あなたは、○○すべきだ(よ)」
78 「○○さんの家では」「わたしの父(母)なら」「○○さんの子は」 などと比較して責める。
79 「誰のおかげで」
80 何かをしながら、話を聞く。
81 顔を見ないで、話す。聞く。
82 「あとでね」「そんなことより」 などと言って、まともに話を聞かない。
83 「だめね」「だめな人ね」 と、突き放したように言う。
84 誉めない。
85 ねぎらわない。感謝の気もちを伝えない。
86 いたわりのことばをかけない。
87 誕生日を忘れる。
88 好きだと言わない。
解説

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