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上杉太平記
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上杉太平記

発売日 : 1987年1月1日
ISBN : 9784195982150
全文検索 : 非対応
森平右衛門は軽輩の出ながら、奢侈に耽る九代米沢藩主・上杉重定に取入り、租税を一手に押さえ、併せて人事も掌中にした。凶作・水害が打ち続き、藩の経営が危殆に瀕している中で、独り栄耀を極める平右衛門に、漸く非難の声が挙った。その中心にいたのは、竹ノ股当綱ら、後に名君鷹山に仕えて藩政改革に着手する賢臣の一群であった。藩主の寵臣をいかに誅すべきか。名門・上杉家の内訌を描く長篇歴史小説。
(※本書は1987/1/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)

目次

吉良上野介義央
森蘭丸の子孫
平右衛門稲荷
莅戸孫惣
美作の母
森平右衛門誅殺
尾張の付家老
上杉七家騒動
美作の末路
江戸の外交家
無一文の使者
三年黙る男
夜話

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