異常なまでに好色な男の自由奔放な人生を活写するこの小説は、日本文学史における人間性賛歌の代表作である。愛欲の追求に一代の生涯を賭けた男・世之介。「世之介」という語は、西鶴の作品の一主人公の名を離れて、一つの男性像を象徴する日本語として広く定着している。近世文学の大古典を、文豪の名訳で味わう。
(※本書は2015/8/18に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました)
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一 消した所が恋はじめ
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二 恥しながら文言葉
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三 人には見せぬところ
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四 袖の時雨はかかるが幸
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五 尋ねて聞く程契り
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六 煩悩の垢掻
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七 別れは当座払
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一 埴生の寝道具
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二 髪切りても捨てられぬ世
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三 女は思わくの外
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四 誓紙のうるし判
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五 旅の出来心
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六 出家にならねばならず
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七 うら屋も住所
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一 恋の捨銀
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二 袖の海の肴売
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三 是非もらい着物
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四 一夜の枕物ぐるい
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五 集礼は五匁の外
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六 木綿布子もかりの世
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七 ロ舌の事ふれ
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一 因果の関守
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二 形見の水櫛
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三 夢の太刀風
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四 変ったものは男傾城
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五 昼の釣狐
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六 目に三月
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七 火神鳴の雲がくれ
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一 後は様附けて呼ぶ
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二 ねがいの掻餅
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三 慾の世の中に是は又
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四 命捨てての光物
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五 一日貸して何程が物ぞ
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六 当流の男を見知らぬ
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七 今ここへ尻は出物
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一 喰いさして袖の橘
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二 身は火にくばるとも
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三 心中箱
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四 寝覚の菜ごのみ
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五 眺めは初姿
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六 匂いはかずけ物
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七 全盛歌書羽織
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一 その姿は初昔
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二 末社楽あそび
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三 人の知らぬわたくし銀
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四 差す盃は百二十里
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五 諸分の日帳
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六 口添えて酒軽籠
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七 新町の夕暮島原の曙
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一 らく寝の車
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二 情の賭禄
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三 一盃足らいで恋里
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四 都の姿人形
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五 床の責め道具