2013年6月18日、文化庁長官の著者は、プノンペンで開かれるユネスコ世界遺産委員会に乗り込んだ。
かつてユネスコ大使として、石見銀山や平泉の「逆転登録」に関わった著者は、この会議を最後に勇退することが決まっていた。会場では、三保松原を含めた登録が厳しい空気を感じる。41年の外交官人生の集大成として、最後の「逆転」を勝ち取るための、3日半のオペレーションが始まった……。
いずれも難しいとされた世界遺産登録を「逆転」で勝ち取った交渉術と、文化外交への熱き思いをつづる。
(本書は2014/6/14に毎日新聞社より刊行された書籍を電子化したものです)
目次プレビュー
- はじめに
- 第一章 富士山登録と三保松原の「逆転登録」
- 第二章 富士山推薦からイコモス勧告まで
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教訓1:現場を見る
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教訓2:「説明」と「要請」の境
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教訓3:すべての議題への積極的貢献
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教訓4:議長
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教訓5:DR(決議案)
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教訓6:メディア
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1 外交の主体と客体
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国家対国家の伝統的外交
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パブリック・ディプロマシー
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2 「国益」は実在するのか
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1 日本文化の特徴
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日本人の自然観
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目に見えないものの価値
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あいまいさの受容
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2 二一世紀の課題と日本文化の潜在力
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3 富士山登録の意義
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富士山:信仰の対象と芸術の源泉
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三保松原:目に見えない価値
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4 世界遺産条約の目的
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1 外交官人生における文化
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2 外交官なき外交?
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3 世界文化遺産から世界の文明へ