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ビジネスパーソンのための世界情勢を読み解く10の視点 ベルリンの壁からメキシコの壁へ

発売日: 2017/8/11 想定ページ数: 208ページ ISBN: 9784799321652 全文検索: 非対応
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1989年、特派員として「ベルリンの壁」崩壊に遭遇した著者が、
トランプ米大統領が「メキシコの壁」建設を主張している現在まで、
各国での取材体験に基づき、混迷と激動の世界情勢の読み解き方を考察する。
「ベルリンの壁」崩壊からグローバル化は加速し限りなく続くかに見えたが、
いまやアメリカを筆頭として多くの国が閉鎖的になりつつある。
このグローバル化逆流の時代、「国家」が存在感を高め、生き残りを賭けて動き出す。
世界の行方は? その中で日本はどうする?
目次プレビュー
  • はじめに
  • 視点 その1 グローバル化の時代だからこそ国家の役割は重みを増す ネーションの復権が起こす世界各地の大変動
  • 視点 その2 政治指導者は先見性が問われる 「ベルリンの壁」崩壊とドイツ統一
はじめに
  • 今起きている変動の主役は国家とその指導者だ
  • 「グローバル化」は要注意用語
  • カネの流れは、ヒト、モノよりはるかに速い
  • 「ネーション・ステート」という概念を理解する必要がある
  • 「民族」とは何だろうか
  • 東西冷戦終結でネーションが活性化した
  • 国民(ネーション)には特性がある
  • 「ベルリンの壁」ができた経緯
  • 大変なことが起きているという直感
  • 反省 ルールをまともに受け止めると出遅れる
  • 反省 東西ドイツ統一の見通しを誤る
  • 「神のマント」をつかんだ男―コール首相
  • ドイツ人の民族感情
  • ドイツ国家のあり方
  • それぞれの国家の性格はしぶとい
  • 日本にとって重要なアングロサクソンの英米
  • イギリス、アメリカはやはり似ている
  • トランプ当選の理由
  • 主流派にうけたスローガン「アメリカを再び偉大にしよう」
  • キーワードは「ポリティカル・コレクトネス」
  • Brexit(イギリスのEU離脱)
  • エリートと大衆迎合的政党の連合
  • メイ首相の失敗
  • 戻りたい過去はどこにあるのか? 大英帝国か?
  • 労働党は、どこへ戻る?
  • EU離脱は短期的にはマイナス。長期的には?
  • スコットランド独立運動と北アイルランド紛争
  • ポスト・トゥルース
  • アングロサクソンの調整期は、日本人にとって再考の機会
  • ヨーロッパ各地で高まる反EU感情
  • 共倒れ回避が欧州統合の本当の動機
  • ユーロ創設、東方拡大からEUは変調に陥った
  • ドイツの性格
  • 若き日のメルケルは、実務家だった
  • メルケルの不思議
  • 火消し役メルケル
  • モデルとしてのドイツ
  • ドイツは、いつもモデルだとはいえない—難民大量流入
  • 「ベルリンの壁」後の政治家メルケルvs「メキシコの壁」のトランプ
  • 韓国の経済発展
  • 文在寅大統領の就任演説に見る韓国の問題点
  • 韓国のグローバル化
  • 韓国の保守と左派の対立軸
  • ネーション・ステートの観点から整理した朝鮮半島の歴史
  • 朝鮮民族の性格にある「序列意識の強さ」
  • 朴槿恵打倒
  • 日本にとっては韓国の不安定さが迷惑だ
  • 韓国のことをよく知る人が批判する
  • 韓国はプレ・トゥルース(pre-truth)の国か?
  • 朝鮮半島の地形と歴史
  • 韓国を複眼でとらえる
  • すでに日本を核ミサイル攻撃できる能力を備えている北朝鮮
  • ドイツで起こった「核の傘」を巡る議論
  • 核拡散防止条約(NPT)体制からの脱退を宣言した北朝鮮
  • 北朝鮮は大陸間弾道ミサイルの開発でグローバル化を図る
  • 米国は韓国、日本の核武装を懸念
  • 北朝鮮が核武装を図る動機
  • 朝鮮戦争でアメリカと中国が戦った
  • 韓国人の核武装願望に注意せよ
  • 現代は宗教興隆の時代
  • 「イスラム教」と「アラブ」というキーワード
  • 欧州列強による第1次世界大戦の戦後処理が問題を生んだ
  • しぶとい国家、エジプト
  • 「アラブの春」のキーワードは、「尊厳」
  • もろい国家、シリア
  • グローバル化の鬼っ子「イスラム国」
  • イスラム色の強まるトルコ
  • 欧州で頻発するテロ
  • テロリストが生まれる背景
  • 世界規模で見ると民主主義は後退している
  • 国ごとに事情は異なる
  • ロシアは、「ネーション・ステート」があてはまらない国
  • 世界に衝撃を与えたクリミア編入
  • プーチンが体験した「ベルリンの壁」崩壊
  • プーチンはロシア国民多数に支持された
  • クリミア編入の経緯
  • クリミア編入はなぜいけないか
  • 力による現状変更
  • ロシア人の良き思い出とは
  • もう一つの集団記憶 対ナチスドイツ勝利
  • 中華民族の偉大な復興
  • 蘇る「帝国」の世界観
  • 南シナ海への進出
  • 尖閣諸島の問題
  • 中国にとってアメリカとの関係が重要だ
  • 中華と周辺
  • トランプは中国と取引する
  • 東日本大震災からの復興をめぐって
  • 自然災害と侵略
  • 安全で便利な社会
  • 安全保障をどう考えるべきか
  • 日本が神のマントをつかまねばならない?
あとがき

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