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トンデモ地方議員の問題
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トンデモ地方議員の問題

発売日 : 2014年12月26日
想定ページ数 : 280ページ
ISBN : 9784799316115
全文検索 : 非対応
号泣会見、セクハラ、謎の政務活動費…地方議員のあきれた実体が次々と明らかになってきた。人口減少により多くの自治体消滅の危機が叫ばれるなか、地方議員たちの残念な状況は「誰がやっても同じだ」という怒りとあきらめにつながっている。
たしかに、仕事をしない議員はいる。ただ目立ちたいだけ、ただ地盤を継いだだけの議員もいるだろう。しかし、どんなに小さな町村、市区、都道府県にも、きちんと仕事をする議員は少数ながらいる。
本書では、見えにくい地方議員の実態を明らかにし、報酬や活動内容、議員のタイプなどを紹介するとともに、数少ない好例や新しい動きも取り上げた。
「地方創生」は、国主導ではなく、住民主導で取り組むべきものだ。

目次

はじめに
第1章 いまどき&ありがちな地方議員
世界中の度肝を抜いた〝号泣会見〟
日替わり定食で出てくる〝破廉恥議員〟
いまの日本を象徴している〝号泣県議〟
トンデモ議員の不祥事「カネ、素行、品格」
「腕力、口舌力、厚顔力」で決まる議員の実力
何でもかんでも、SNSに載せるお騒がせ議員
手抜き、ラクちん、ぬるま湯の「怠け者の楽園」
「地域住民のため」と必ず答える議員たち
【Aタイプ】「特定組織、団体の代弁者」議員
【Bタイプ】「自分のため」議員
【Cタイプ】「将来の自分のため」議員
【Dタイプ】「何となく」議員
【Eタイプ】「地域住民のため」議員(本来の議員を目指すタイプ)
議員五タイプから「議員ウォッチ&チェック」
「勉強しない議員が一番!」の意味
出馬を説得か、覚悟を決めて立候補
第2章 地方議員のホントの仕事と裏の仕事
議員がやるべき仕事「議決、チェック、提案」
拘束される議会開催日とそれぞれの活動
議員活動そっちのけで忙しい「集票活動」
観光気分、先進事例に群がる「視察」
議員という名の悩み相談員の「口利き」
「最高ポスト議長職争い」という議員の仕事
「選挙&議長ポスト買収工作」醜態の数々
第3章 学芸会&八百長「議会」
トンデモからお宝議員まで揃っている「地方議会」
国の下請けから 〝主役〟に変わった地方自治
全国で繰り返される〝八百長&学芸会〟
〝八百長〟議会を変えようとしない議員たち
議員たちの都合に合わせた議会運営
議員の悩みを解消してくれるサポート事業
第4章 トンデモ議会とよりよい議会
意思決定の場「議会」改革
「独裁政治」をストップする術がなかった
政争バトルが生んだ前代未聞の議員行動
市民利益につながる「議会改革」
評価なき政治の世界を変える「議員通信簿」
第5章 地方議員のお財布事情
「あれだけの報酬をもらってけしからん!」という住民感情
仕事ぶりもスキルも反映されない「報酬」
使い放題、デタラメが横行する「政務活動費」
民間ではありえない発想の「費用弁償」
兵庫県議会のその後と〝野々村〟条例
市民オンブズマン苦闘の歴史
議員の質の低下を招いた報酬減額
議員を評価するのが難しい成果主義
議員報酬を日当にした自治体の試み
血税が投入された議員特権「議員年金」
第6章 選ぶべき議員と選んではいけない議員
地方選挙の特異な三つの現象
立候補する三つの要件と人材難
風&ブーム「選挙」のしっぺ返し
市議選で落選直後、県議選で当選の不思議
身を削る、無投票を避けるため「議員定数削減」
金権選挙、無風選挙、そして無投票選挙へ
選挙でやってはいけないこと
議員になる前のリトマス試験紙「選挙公営費」
「選ぶべき地方議員」四つのポイント
「選んではいけない地方議員」五つのポイント
議員になるべき住民を育てる「政治塾」
議員タイプをインターネットメディアでチェック
第7章 私案「議会&議員定数&議員報酬」
正解が見つけ出せない「議員定数&議員報酬」
私案「得票数で当選者数、議員総体で報酬を決める」
私案「四つの議会&議員構成」と行政改革
市民を巻き込む新しい行政運営の気運
真の地方創生と地方議会の重要性
おわりに

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