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3分間コーチ
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3分間コーチ

発売日 : 2008年3月13日
想定ページ数 : 206ページ
ISBN : 9784887596252
全文検索 : 非対応
わが国のコーチング界をリードする第一人者による、誰にでも、今すぐできて、自然に続く、
究極の人材マネジメント・メソッド。それが、この「3分間コーチ」です。
骨子は、著者がニューヨーク大学での講演でも話し、世界中から集まったコーチ達の喝采を浴びました。
もともとは、アメリカで生まれ、著者は、はじめてそれを本格的に日本に導入したことで知られますが、
それを、日本ならではの人材マネジメント手法として進化させ、それが、欧米からも注目されているのです。

その基本は、コーチングのスキルではなく、まず、部下のために3分の時間をとること、部下のことを考える時間をとることです。
マニュアル通りの質問技術を覚えることではなくて、部下を理解し、部下に話させ、部下を成長させることを目的とします。

では、具体的に、どんなときに、部下は、上司との会話を求めているのか?
本書では、その「場面」をあげることに重点が置かれています。
なぜなら、さまざまなマネジメント法はあっても、実際に、いつ、どんな場面で、
どんなふうにつかったらいいのかがわからず、結局はつかわれないのがほとんどだからです。

さらに、今すぐにでも可能で、部下にも上司にも負担がかからず、かつ、効果が高い。

そんな方法があるの? と思われるかもしれませんが、あるのです。

目次

はじめに
カバー
第1章 この三分間が組織を変える!
1 二つの時間をつくる
  • なぜ期待したとおりに仕事は進まないのか?
  • マネジャーが日々遭遇していること
  • 部下と話す時間をつくる
  • 今、その場で、その瞬間に!
  • 部下について考える時間をとる
  • 相手が知ってほしいと思っていることを知る
  • 二つの時間をつくる
2 三分間コーチは、コミュニケーションのプラットホームをつくる
  • on going(現在進行形)な会話
  • 創造的な会話
  • コーチングのあとの内側の会話
3 実行されることの 量とスピードが変わる
  • なぜ、決めたことが実行されないのか?
  • 組織全体の動きのスピードが上がる
  • 結果を生む、コミュニケーションの頻度と場面
  • 「目標面談」では遅すぎる!
第2章 その瞬間をつかまえる
1 観察して、その瞬間をとらえる
  • 変化の前、事が起こる前にコーチする
  • 観察する・もっと観察する
  • 日報を使って、よく観察する
2 仕事の流れに沿って、場面をとらえる
  • 部下がコーチを求めるとき
  • 仕事の開始時がベストタイミング
  • 起こす変化とやってくる変化
  • 目標を設定するとき
  • 新しいポジション(配置換え・昇進など)を与えられたとき
  • 不測の事態には、すぐ!
  • 順調にいっている場合も、的確なフィードバックを
  • 完了が次の行動を生む
3 ニーズに沿って、場面をとらえる
  • 頭の整理が必要なとき
  • 新しいアイデアを出すとき
  • 自分の成長を図るとき
4 部下が声をかけやすい環境をつくる
  • 事前の同意をとっておく
  • 部下のほうから声をかけさせる
  • いつでも聞く態勢でいる
第3章 そこに、その〈場所〉をつくる
1 どうやって、声をかけるのか?
  • 気のきいたことを言わなくていい
  • 「何かあったらいつでも聞いてね」では、聞けない
  • 「質問」と「質問のようなもの」
  • 部下はそもそもエモーショナルワークで疲れている
  • That's it! それだよ!
  • 部下の話を聞く
  • 部下が話す機会をつくる
2 どうやって部下に話させるのか?
  • そもそも部下は話さない
  • なぜ、部下は黙ってしまうのか?
  • どんな条件がそろったら話し始めるのか?
3 信頼関係を築く
  • 互いに〈居場所〉をつくる
  • 好意を伝える
  • 要望する
第4章 これについてコーチする
1 ビジョンをつくる
  • 少し先の未来を見せる
  • ビジョンはつくり続ける
2 問いを共有する
  • 「問う」のではない。問いを共有する
  • 〈問いの共有〉が行動を起こす
3 個人の目標を設定する
  • 「それで、わたしはどうなるのか?」
  • WIIFM
  • 互いのゴールを共有する
4 今いる場所を示す
  • フィードバックとフィードフォワード
5 リソースを最大化する
第5章 コーチ型マネジャーの時代
1 そもそもコミュニケーションは大切か?
  • 自社のコミュニケーションに問題はない?
  • こんなコミュニケーションが社員を疲弊させている
  • 自分のコミュニケーションには問題はない?
2 いかにして変化を起こすか?
  • 人は変化したがらない
  • 習慣を活用する
3 コーチ型マネジャーの時代
  • コーチ型マネジャーは何をして、何をしないか?
  • シャドーイング
  • モデルとなる
  • いいマネジャーは、そこまでやる!
  • Make it FUN !
あとがき
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