セール中 カテゴリ一覧 著者一覧
もし部下がうつになったら
0件
1,100円(税込)
獲得ポイント: 11pt
通常:
11pt

もし部下がうつになったら

発売日 : 2007年5月18日
想定ページ数 : 152ページ
ISBN : 9784887595415
全文検索 : 非対応
職場のホンネの疑問に、初めて答えます。
「元の仕事に戻していいのか?」
「どんなふうに接したらいいのか?」
「周囲の人にどう説明したらいいのか?」
「辞めてもらってはいけないのか?」
7人に1人は「うつ」になるといわれる時代ですが、
うつになった社員にどう対応するべきかという知識はまだ企業に浸透しておらず、
部下から診断書を見せられて困惑する管理職や人事担当者が大多数です。
本書では、自ら産業医として豊富な経験を持つとともに、
全国で産業医の指導に当たっている企業メンタルヘルスの第一人者が、
うつになった部下への接し方から休職・復職のマネジメントまで、
現実的かつ具体的な対応のすべてを明快に述べています。

目次

プロローグ
増え続けるうつ病患者
ある日、部下がうつになったら
1章 部下が「うつ」と診断されたら
1 本人へのケアだけではすまない上司の対応
  • 七人に一人が「うつ」の時代
  • 一人がうつになることで起こる混乱
2 どのように接したらよいのか
  • 「がんばれ」は禁句
  • 三つのステップで聞く
3 配置転換は必要か
  • 同じ職務にとどめることが原則
  • 病気のまま辞めさせない
4 職場の人たちにどう伝えるか
  • まず、本人の意思を尊重する
  • 周囲の理解度を高める
2章 休職させるかさせないか、その判断は?
1 休職させない場合
  • 仕事の道筋を示し、とらえ方の変容を手助けする
2 休職させる場合
  • 休み方にも原則が! スタイルを崩すために
3章 休職させた部下をスムーズに復職させるには
1 診断書が復職可でも、慎重に判断を
  • 復職はよく準備して
  • 診断書を過信しない
  • 復職への焦りをやわらげる
2 職場の許容度を上げる
  • 職場復帰二つの原則
  • メンタルヘルス不全への偏見を取り除く
  • 病気が問題になるかどうかは許容度次第
  • 職場の許容度を上げる
3 職場復帰は段階的に「ソフトランディング」する
  • エネルギーを十分にためてから
  • 勤務時間を軽減してスタート
  • 最終的には元の仕事量に戻っても大丈夫
4章 うつになる前に気づく・防ぐ
1 人がどうストレスに対処しているかを知る
  • 心のメカニズムを理解する
  • A 欲求不満耐性
  • B 自我防衛機制
  • C カタルシス
2 「不適応」のサインを知る
  • 身体症状から始まる
  • 行動の異常が起こる
  • 精神面の異常は最終段階
  • 日常的なメンタルチェックの習慣を
3 うつになりやすいタイプを知る
  • 違いはどこから来るのか
  • メランコリー親和型の特徴
  • 執着気質の特徴
4 さまざまなサインに気づいたらどうするか
  • 放置してはいけない
  • ふだんから風通しのいい関係を築くことが重要
  • 受診は家族も一緒に
5章 職場のストレスを探知する
1 あなた自身が職場のストレス源になっている?
  • 上司の四つのタイプ
  • 理想の上司はどのタイプ?
2 身の回りのストレス要因を知る
  • そもそも、ストレスとは何か
  • ストレスとうつ病との関係
  • 職場のストレス要因
  • ストレスが少ない仕事は何か
  • 仕事は減らさずにストレスを減らす解決策がここに!
  • 日常生活のストレス要因
  • 裁量権と達成感がストレスを軽減する
  • 部下をやる気にさせる上司、つぶす上司
6章 ストレスの少ない職場をつくるために
1 労働観に合わせたマネジメントを行う
  • 個人の労働観が労務管理の鍵となる
  • どの労働力のレベルを目指すのか
2 ストレス要因を正しく認知する
  • ストレスの源をプラスに受けとめる
  • 困難に立ち向かう
3 ストレス対処法のタイプ
  • 問題優先型
  • 感情優先型
  • どちらの型で対処するかを選択する
おわりに 企業の社会的責任(CSR)と組織的メンタルヘルス対策

ユーザーレビュー

レビューがありません
書籍をシェアする