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理想の自分をつくる セルフトーク・マネジメント入門
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理想の自分をつくる セルフトーク・マネジメント入門

発売日 : 2021年1月29日
想定ページ数 : 248ページ
ISBN : 9784799327111
全文検索 : 近日対応
緊張・焦り・不安・いらつき・やるせなさ
「感情的な不安」を「理性的な問い」に変えることで
理想の自分をつくる


ここぞというプレゼンで緊張し、思ったように言葉が出てこない。
 上司との面談で、言いたいことが思うように口をつかない。
 大事なパーパットが入らない(笑)。

 持てる力と言いましたが、力を持っていなければ、蓄えればいいし、鍛えればいい。
 しかし、力は持っている(はず)なのに、それが十分に発揮できない。
 そんな悔しいことはありません。

みなさんにも、そんな体験はあるでしょうか?
 持てる力を存分に発揮でなかった体験。

 本書では、持てる力を十分に活かしきれない原因として、自分の内側における自分自身との対話(セルフトーク)に着目しました。
 人は、意識するしないにかかわらず、終始、自分自身との対話を内側で繰り広げています。
 自分に言葉を投げかけ、問いかけ、そこに答えをつくりだそうとする。
 言ってみれば、「コーチ」と「クライアント(コーチを受ける人)」の1人2役を自分でやっているようなものです。
 コーチの自分の問いかけが良ければ、よい答えがそこには生まれるでしょうし、問いかけが悪ければ、あまりパフォーマンスを向上させることに結びつかない言葉やイメージが生じるものです。

 思う存分自分の持てる力を発揮したいというのは、いつの時代にも人の心理にあります。
 ただ、今は、変化のスピードがますます速くなり、様々な場面で競争が加速し、競争に打ち勝つためのスピーディーな共創が求められる時代です。
であるからこそ、4打数4安打で行きたいと思うのが人の心情ではないでしょうか。

本書が、みなさん自身が、持てる力を思う存分発揮することのお手伝いとなれば、そして、みなさんの周りの人が、みなさんの力によって、持てる力をいかんなく発揮できる一助となれば、コーチとしてこんなに嬉しいことはありません。

目次

はじめに
〔プロローグ〕 二つの面接
PART1 セルフトークとは何か
感情や行動の引き金となる「特別なひとり言」
セルフトークが感情と行動を支配する
セルフトークはなぜ生まれるか
セルフトーク・マネジメントで理想の自分になる
《PART1》 まとめ
PART2 セルフトーク・マネジメントのための基礎知識
セルフトークとコーチングの深い繋がり
「感情」のセルフトークAと「理性」のセルフトークB
「反応」と「対応」を区別する
相手のために何ができるのかを考え、「対応」する
セルフトーク・マネジメントのアウトライン
《PART2》 まとめ
PART3 セルフトークを「変える」─ネガティブな感情から脱する方法
セルフトークを「変える」とは
自分への質問でセルフトークを変える
セルフトークのパターンを整理する
《PART3》 まとめ
PART4 セルフトークを「使う」─行動を強化・修正する方法
セルフトークを「使う」とは
セルフトークBを使って「考える」
セルフトークBは「使い続ける」ことが重要
セルフトークBは行動のスイッチになる
セルフトークBで無意識の行動をコントロールする
セルフトークBを生み出す言葉をつくり、共有する
《PART4》 のまとめ
PART5 セルフトークを「減らす」─集中力を高める方法
セルフトークを「減らす」とは
セルフトークAを生まないように心と身体を整える
ルーティンやアンカーをつくり、毎回行う
アイデンティティを正しく理解する
自分を守るのではなく、相手のことを考える
現実に対して期待をしない
他人にはったレッテルを質問ではがす
「未完了」を減らし、自己の基盤を強くする
《PART5》 まとめ
PART6 セルフトークを「なくす」─最高の実力を発揮する方法
セルフトークを「なくす」とは
達人の世界─セルフトークを「なくす」とどうなるか
セルフトークを「なくす」具体的な方法
《PART6》 まとめ
PART7 相手のセルフトーク・マネジメントをコーチする
相手のセルフトーク・マネジメントをコーチするための前提
相手がセルフトークAを認識できるようにコーチする
相手がセルフトークを「変える」ようにコーチする
相手がセルフトークを「変える」ときの対話例
相手が人間関係のセルフトークを「変える」ための質問
《PART7》 まとめ
〔エピローグ1〕 講演のあとで
〔エピローグ2〕 管理職との面談
〔エピローグ3〕 ラグビーの試合で
おわりに

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