『ビッグクエスチョンズ』は、人類の歴史を通して、探究心旺盛な人々を悩ませてきた科学や哲学の大疑問に対し、一流の専門家が回答するシリーズです。
「親しみやすく簡潔に」という編集方針により、その分野を概観しつつ、最新の知見を身につけることができます。
古今東西・老若男女、誰もが関心を持たずにはいられない、最も身近で最も難解な学問。それが哲学です。
難解で役に立たない試みだと批判されたかと思えば、素晴らしく魅力的で知的好奇心を深く満足させるものだとして特別視されたりする。
この哲学において問われる様々な問いは、過去数千年に渡って様々な哲学者たちが取り組んできたものであり、現代の私たちにとって最も手に負えないものの一つであると同時に、
最もダイレクトに私たちの人生に関わるものでもあります。
『ビッグクエスチョンズ 哲学』は、そういった哲学における最も基本的な問題のうちの
いくつかについて考える、とてもコンパクトなガイドブックです。
本書のなかで問われている問いと、それに対して提示されている答えは、いずれも現代において最新の知見を反映したものとなっています。
したがって読者は、本書を読み進めることによって現時点における最新の哲学の状況を概観することができます。
本書で問われている問いには次のようなものがあります。
「精神とは何か?」
「私たちは自由なのか?」
「空間を埋めているものとは?」
「なぜ何もないのではなく何かがあるのか?」
「死は恐ろしいものなのか?」
「美とは何か?」
著者のサイモン・ブラックバーンは、これらの問いが何を意味しているのかをまず明らかにしたうえで、哲学者たちがそれらの問いに対してどのように答えを出そうとしてきたかについて説明しながら、読者を知的探求の旅に導いていきます。
しかしブラックバーンは、旅の行き着く先に問いの「解決」を用意することはありません。
なぜなら哲学においては自然科学や数学とは異なり、完璧に解決された問いなどそもそも存在しないからです。現代の新しい世代の哲学者たちが試みていることも同様で、問いそのものを解決しようとすることではなく、問いについての新たな理解を得ることです。
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意識は身体の操縦士か?
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神は精神世界を創りたもうたか?
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ゾンビ、スペクトル、マリー
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記憶は意識の痕跡だろうか?
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説明のギャップを埋める
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意識を物理世界につなぎとめる
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人間性を探求する学問は?
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人間性は文化に影響される
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本性は遺伝子に抗えない
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善い人ではいられない?
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脳科学から人間性を探ることの限界
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ユートピアを作れるか?
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人間性を変えることの哲学的なハードル
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決定論と非決定論のジレンマ
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自然の流れから独立した干渉主義的な自由
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自由を認識できなくても、行動を決めることはできる
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意思決定の主体はシステム全体である
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サーモスタットにも責任がある
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意思決定のタイミング
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残された課題:責任について
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すべては不確かな夢かもしれない
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「知識とは何か?」と現実の暮らし
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情報の正当性を評価する
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経験と判断の間の因果的なプロセス
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経験と知識、どちらが重要か?
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理解するための理性と、判断するための理性
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「必ずそうなる」と「条件次第でそうなる」
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理論理性はア・プリオリなものか?
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理論理性による予測
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実践理性のより所のなさ
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実践理性の根拠
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信じるべき普遍なるもの
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犯罪者と被害者の両面性
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ホムンクルスが嘘をつくのか?
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否定したい、だまされたい
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自分に対してレトリックを用いる
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知らないうちに知っていた
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社会は個人から表れる
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書かれた紙にも値しない約束の価値
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正直者は馬鹿を見る?
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干し草の山で協力が進化する
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社会を創る個人は経済人ではない
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概念からどう行動を起こすか
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媒体を措定することはできない
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共通の意味は存在するか?
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意図が実現されれば問題ない
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ハンプティー・ダンプティーの過ち
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チューリングテスト
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すべてを教えるのは不可能
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統語論と意味論という2つのエンジン
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大切なのは予期すること
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志向的態度
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見つからなければ
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悪は栄える
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1つの問いにとどまらない
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自分の世話から広げていく
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状況により異なる態度
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教皇の心配
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相対主義者への返し技
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一般的な事実は、個別の事実以上ではない?
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絶対的でも相対的でもない
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両者に対する尊敬
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時間は流れる?
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流れない時間と運命論
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運命と因果
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逆向きの因果
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バック・トゥ・ザ・フューチャー
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世界の不変性は大胆な推測
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束縛をいかにして措定するか
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超自然的な存在は無力である
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理性と信仰を天秤にかけると
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説明への渇望
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「何もない」をいかにして知るか
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「何もない」ことの単純さと蓋然性
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時間がなければ過去もない
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微調整と大爆発
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私たちに影響を与える「もの」の力
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力と傾向性
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もし……ならば……
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基礎はどこに?
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事態への私たちの介入
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好みの問題?
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美はものを言う
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ルールはない
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批評家は客観的か?
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要求ではなく失望の問題
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設計者としての神を証明できるか?
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設計者という錯覚
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「いる」とも「いない」ともしない態度
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信仰の問題と実践の問題
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人間的な落書きとしての神話と権威
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超越的な選択肢と内在的な選択肢
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人間の尺度
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内在的な選択肢は即物的か?
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今を生きる
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竹馬に乗った無意味?
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自然権の正体
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抽象的な権利の神秘性
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切り札を天秤にかける
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帝国主義、多文化主義、共同体主義
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死を恐れるのは誤り?
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自分の死を想像すること
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過去と未来の非対称性について
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死が恐いのはなぜ?
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死という非存在