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日本人こそ見直したい、世界が恋する日本の美徳
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日本人こそ見直したい、世界が恋する日本の美徳

発売日 : 2012年12月25日
想定ページ数 : 208ページ
ISBN : 9784799312322
全文検索 : 非対応
世界中がニッポンを賞賛している。いまこそ、自信と誇りをもって、日本を世界へ売り込もう!市場に振り回される国家、地球の隅々まで開発の手を伸ばすグローバル経済、人の温もり薄れる社会、消えゆく心のゆとり、忘れ去られる地域の伝統と風物詩、拡がる社会格差、不安定化する生活基盤・・・・・・世界中で非人間性と不確実性が高まる混沌かつ殺伐とした時代だからこそ、世界が日本に注目する。いま必要とされる価値観と精神文化は、すべて日本人が元来持っているものだからだ。それらを日本人自らが再認識し、世界に向け能動的かつ積極的に伝えるべきときが来た。これは自分たちのアイデンティティを見つめる機会にもなり、国家としてのソフトパワーを強くする機会にもなる。そして何よりも世界の人々への大きな貢献となるのだ。フランスを拠点に数多くの欧州企業にコンサルティングをおこなう著者が訴える、日本人の強み再発見と発信の重要性。

目次

はじめに 世界は、私たち日本人の美徳を求めている
第1章 今なぜ日本が注目されるのか
1 カジノ経済が残した心の傷跡
  • 「閉塞感」ばかりを語るべからず
  • 閉塞感が拡がるのは日本だけじゃない
  • 市場に対し無力な国家 ~過ちを繰り返す人類
  • 拡大するグローバル・アパルトヘイト
  • 企業が儲かり、雇用が細る
  • 急増する国際ノマドワーカー
  • 世界中で増えるスピード症候群
2 世界は人間的な社会への回帰を求めている
  • 人の温もりある社会の復活を
  • 静まらない反ネオリベラリズム
3 「3・11東日本大震災」でニッポン人が世界に示した普遍的価値
  • 皮肉にも3・11が、世界を日本に惹きつけた
  • 利害を超えた社会の連帯
  • 世界が共鳴した「毛布の女性」
  • 日本人は勇敢だ
  • 今こそ、日本の美徳を世界へ
第2章 なぜ、ニッポン人の美徳は世界に拡がらなかったか
1 伝道師が圧倒的に少ない
  • 日本人ではなく外国人が日本の美徳を伝える
  • 少なすぎる日本の外国人
  • 日本の美徳が見えている日本人が少ない
2 謙(へりくだ)る文化 ~実際の背丈より自分を小さく見せる
  • つまらない「粗品」を人に贈る
  • いや~大したことないっすよ
  • 「いただく飯」と「させていただく挨拶」
  • 自分を内に閉じ込める
3 自ら自信をくじく文化
  • 自虐的なニッポン人
  • 列島を駆け巡る変なネガティブ発言
  • 蔓延する言葉狩り
  • 総理大臣がコロコロ変わって何が悪い!と反論しない人々
第3章 ニッポンという国の魅力はこんなにある
1 粋(IKI)
  • エコノミックアニマルを卒業した日本
  • 世界に先駆け「生きる人」を国宝にした日本
  • 古代と未来をつなげてしまうアート
  • 世界をカッコいいと言わせる和食
  • タブーなき性文化
  • 伝統とハイテクの協奏
2 平安(HEIAN)
  • 安全 ~自転車泥棒と痴漢だけ気をつければいい
  • 安心 ~使える自販機、腐ってない食料品、時間どおりに動く電車…
  • そして平和 ~世界で鳴り響く日本の鐘
第4章 世界が注目するニッポン人の美徳
1 和(WA)
  • オーガニックな組織
  • 小さな報酬格差
  • 社長も新橋のガード下
  • 裸で和を温める
  • 先輩と後輩
  • 静寂な大都会
2 敬(KEI)
  • 世界で好かれる旅行客
  • ルールを守る
  • 時間を守る ~たった5分の遅れで謝る乗務員
3 清(SEI)
  • 手を清める
  • 体を清める
  • 白で身を包む
  • 街を清める ~上を向いて歩ける歩道、何度でも行きたくなる公衆トイレ
4 こだわり(KODAWARI)
  • 日常の小さな美へのこだわり
  • 丁寧な技へのこだわり
  • 正直な心へのこだわり
第5章 失われるもの、嫌われるもの
1 日本人自ら忘れようとするのはもったいない
  • 日本人と和風経営
  • アメリカ風経営への浅はかなシフト
  • 文化と経営のミスマッチ
  • 英語ができなくて何が悪い。まずは日本語です!
  • ニッポン人は、もっと飲んでワイガヤを
  • 世界に誇る日本人の公共マナーが危ない
2 要注意! 世界がわかってくれない日本の美徳も相当ある
  • 自分を売り込まない
  • 以心伝心
  • ノーと言わない、むげに断らない
  • 義理と褌(ふんどし)
  • 定型好き
  • 細かすぎる
  • 内(ウチ)と外(ソト)
  • 昼の顔と夜の顔
第6章 山が動く ~ニッポン売り込みの機が熟している
1 インフラは揃っている
  • 己を知り、世界を読む
  • 世界に最もよい影響を与える国「NIPPON」
  • 世界で最も好きな都市「TOKYO」&「KYOTO」
  • 人的資産で世界をリードするニッポン
  • 世界を酔わす和の文化芸術
  • 世界を圧倒する和製文学とポップカルチャー
2 和風ソフトパワーで、静かに世界のリーダーシップを
  • 高まるソフトパワー(=恋愛力)の重要性
  • ソフトパワーの3つの役割
  • 和風ソフトパワーを集結する
  • 生産モデルから経営モデルへ
  • 歴史が育んだ日本型経営モデル
  • 新・和風経営モデルを体系化し世界に発信を
3 戦略的にソフトパワーの強化・発信を
  • 3分野横刺しのパブリック・ディプロマシーを
  • フランスに負けない国家ブランディングを
  • 戦略的に日本語ファンを増やそう
  • コンテンツ国際化の手助けを
  • 文化の重要性を認識せよ
4 全方位で「親日家」を増やそう
  • しつこく口説いて来てもらう
  • 戦略的にエリート留学生を呼び込もう
  • 賢く開国しなければいけない
  • 21世紀生まれの日本人を海外に放り出す ~和製ノマドを増やせ
  • 世界中に「I LOVE JAPAN」のネットワーク拠点を
  • 誰でもなれる広報大使
おわりに 「LOOK JAPAN」~ 第三のジャポニズムの予感

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