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最新 世界情勢講義50
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最新 世界情勢講義50

発売日 : 2018年5月24日
想定ページ数 : 280ページ
ISBN : 9784799322659
全文検索 : 近日対応
地政学の世界的権威が間違った「定説」を覆す!
驚きと発見に満ちた地政学最良の入門書

「ドイツがヨーロッパを支配している?」
「9・11が世界を変えた?」
「国際的な制裁は有効である?」...etc

政治家や外交官、官僚、研究者など、
地政学の専門化たちにも広まっているこのような「定説」は、
インターネット上に限らず、新聞や雑誌、本においても、
いくらでも見つけることができる。

たいていの「定説」は事実から生まれるが、
間違いも多く、それが誤った解釈を生み、
私たちが世界を正しく理解することを妨げているのだ。

なぜ、それらは間違っているのか?
その裏には、いったいどのような事実が隠されているのか?
本書を紐解けば、世界の本当の姿が見えてくるだろう。

◎本書で覆される国際情勢の「定説」
「国境はもう存在しない」
「9・11が世界を変えた」
「外交交渉が弱腰の姿勢を招く」
「西洋は危機に瀕している」
「地球温暖化は技術の進歩によって食い止められる」
「陰謀が世界を動かしている」
「多国籍企業が世界を動かす」
「やがて中国が世界を支配する」
「ドイツがヨーロッパを支配している」
「ブレグジットはEUにとって致命傷」
「『ならず者国家』が存在する」
「核拡散によって世界は危機に瀕する」
「国際的な制裁は有効」
「民主主義は輸出できる」
「現実主義の政治は道徳的観念を欠く」
「ロシアは強権体制でなければ統治できない」
「テロは欧米諸国の存亡に関わる脅威」
「イスラム教がテロの元凶」etc

◎目次
- イントロダクション(No.01 - No.02)
- グローバリゼーション(No.03 - No.17)
- 世界を動かす力(No.18 - No.28)
- 戦争と紛争(No.29 - No.38)
- 民主主義(No.39 - No.46)
- テロリズム(No.47 - No.50)

目次

はじめに
イントロダクション
01 本に書いてあることが正しいとは限らない
02 専門家に聞いても国際情勢は理解できない
グローバリゼーション
03 グローバリゼーションは「抵抗できない力」ではない
04 国境問題はいまだに存在する
05 国家は今もなお国際舞台で中心的な役割を担っている
06 「国際社会」は存在しない
07 国際的な構造変化は9・11以前から起きている
08 世界は一極体制になり得ない
09 国連は無力ではない
10 武力行使ではなく外交交渉こそが最善の道である
11 世界の状況は「悪くなる一方」ではない
12 「西洋」が直面しているのは危機ではなく均衡の回復である
13 フランスは国際問題への取り組みで存在感を保っている
14 フランス外交の独自路線は今なお健在である
15 「見捨てられた大陸」アフリカは今や世界の注目の的である
16 地球温暖化問題の解決には国際的規制が不可欠である
17 スポーツの世界大会には明らかに戦略的・地政学的影響力がある
世界を動かす力
18 陰謀論よりも各国の影響戦略こそ警戒すべきである
19 巨大多国籍企業でも公共政策にまでは関与できない
20 メディアは世論を誘導できないし、むしろ縛られている
21 「オバマがアメリカを弱くした」という批判は見当違いである
22 ドナルド・トランプこそがアメリカを弱体化させている
23 プーチンが世界に及ぼす影響力は限定的である
24 中国が世界を支配する可能性は限られている
25 中国が世界を支配する可能性は限られている
26 ヨーロッパは「ドイツの独擅場」ではない
27 ヨーロッパは「ドイツの独擅場」ではない
28 中国とロシアは、互いに同盟関係を望んでいない
戦争と紛争
29 国家の安定にとって「軍事力は不要」とは言い切れない
30 「ならず者国家」とは「アメリカの外交政策に逆らった国」に過ぎない
31 冷戦の論理は今日の世界でもはや通用しない
32 イスラム圏と西洋は良好な関係で共存しうる
33 イスラエル・アラブ間の和平は原理的には可能である
34 アラブ世界の対立は宗教的動機よりも国家と戦略に起因する
35 核保有国の増加が「世界の危機」を意味するわけではない
36 北朝鮮によって度々緊張が高まっても、第三次世界大戦にまでは至らない
37 アメリカと中国はライバルであると同時にパートナーでもある
38 国際的な制裁が有効である時代はもう終わっている
民主主義
39 民主主義平和論は机上の空論である
40 民主主義体制を外部から押しつけることはできない
41 西洋の価値観こそ普遍的だと考えるのは間違っている
42 「道徳的」介入は内政干渉の道具として利用されやすい
43 現実主義の政治が道徳性を犠牲にするとは 限らない
44 「強権国家」ロシアでも民主主義体制は根づくことができる
45 イスラム圏で民主化が進まない原因は宗教ではなく地政学的・歴史的経緯にある
46 アフリカでも絶対的権力の時代は終わった
テロリズム
47 テロは脅威だが、重大視し過ぎてはいけない
48 テロ対策のための反民主主義的政策は逆効果になり得る
49 テロへの理解なしに解決はあり得ない
50 イスラム教徒とテロリストを同一視するのは間違っている

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