セール中 カテゴリ一覧 著者一覧
エンジニアが知っておきたい思考の整理術 複雑な情報を【理解する】【伝える】テクニック
0件
2,420円(税込)
獲得ポイント: 24pt
通常:
24pt

エンジニアが知っておきたい思考の整理術 複雑な情報を【理解する】【伝える】テクニック

発売日 : 2023年12月19日
ISBN : 9784295018292
全文検索 : 非対応
●複雑な情報を「理解」して「伝える」ためのノウハウを徹底解説!
本書は、ITエンジニアが業務で得たさまざまな情報を整理して、きちんと「理解する」、そして他者にわかりやすく「伝える」ための方法――思考の整理術について解説します。

エンジニアは、業務報告や各種ドキュメントの作成など、多種多様/複雑な情報をとりまとめて、他者と共有しなければならない場面が数多くあります。その際にわかりやすい文章や図を書くには、情報を「自分自身で考え理解する」「頭の中で整理して再構成する」必要があります。そこで身につけたいのが、思考を整理するテクニックと習慣、つまり「思考の整理術」です。

特にエンジニアが知っておくと確実に「思考の整理(=情報整理)」が楽になる定番パターンがいくつかあります。本書では、長文要約に必須の「カテゴリー&サマリー(分類と要約)」、複雑な情報を理解するための「グループ/パラレル/シリーズ(構造化)」など、思考の整理の基本パターンについて解説します。さらに、それらを実践できるよう、豊富な例をもとに「報告」「企画提案」「教育」系文書の作成や「問題解決」に役立つ、思考の整理方法について丁寧に解説していきます。


業務で得た情報をうまく整理するコツを知りたい、「わかりやすい報告」を作成する方法を知りたいなど、情報整理や報告/文書作成のスキルを身につけたい方にぜひご一読いただきたい一冊です。

コンピュータを動かすためにプログラミング言語が必要なのと同様、人間とのコミュニケーションを迅速確実に進めるために欠かせない「思考の整理(情報整理)の基本」を知って実践しましょう。

目次

表紙
本書情報および正誤表のWebページ
はじめに
読者対象
本書の構成
目次
第1章 整理されていない情報はわかりにくい
 1-1 「部下の報告書がわかりにくい」と悩む上司たち
 1-2 情報整理とは思考を整理すること
 1-3 ロジック図解は図解しないときも役に立つ
 1-4 「情報整理」とは何なのか
 1-5 報告書の添削を続けたらクオリティが向上する
 1-6 ベタ書きの文章と無分類の箇条書きには要注意!
 1-7 要約と構造化の徹底を図る
 1-8 頻出する同じパターンを応用しよう
 まとめ
POINT01 「文章」の書き方だけを考えていても意味はない
第2章 長文の整理はカテゴリーとサマリーから始めよう
 2-1 すべての報告書を3行に要約せよ
 2-2 「要約」を作る鍵がカテゴリー&サマリー
 2-3 カテゴリーには具体性がなく、サマリーにはある
 2-4 サマリーの役割は未知の情報を確定させること
 2-5 文章ではカテゴリーが省略されやすい
 まとめ
POINT02 文章の書き方よりも、何が主題なのかを明確に
第3章 複雑なつながりのある話題はグループ/パラレル/シリーズを考えよう
 3-1 複雑な情報には必ず「構造」がある
 3-2 最も単純な構造はグループ/パラレル/シリーズの3種類
 3-3 なぜ「同種情報のグループ」を見つけなければならないのか
 3-4 表形式に見えないパラレル構造
 3-5 順番を明示するシリーズ構造
 3-6 ロジック図解の基本はグループ/パラレル/シリーズ(GPS)
 まとめ
POINT03 文章は構造の表現に向いていない
第4章 ロジカルシンキングの基本を知っておこう
 4-1 そもそもロジカルシンキングとは?
 4-2 ロジカルシンキングは効率よくハズレを引くための手法である
 4-3 ロジックツリーとMECEの基本と意義
 まとめ
POINT04 構造が重要「ではない」情報とは?
第5章 「報告」系文書を整理するときのパターン
 5-1 単純な「報告」にはどんな種類の情報が含まれる?
 5-2 「結論から話す」ことができない理由とは?
 5-3 状態/トリガー/アクシデント/損害のパターン
 5-4 しくみ/事象/対処のパターン
 5-5 IAEJのパターン
 5-6 目的/方針のパターン
 まとめ
POINT05 表現の形式、量、媒体
第6章 「企画提案」系文書を整理するときのパターン
 6-1 「企画提案」系文書の特徴
 6-2 PREPパターン
 6-3 FABEパターン
 まとめ
POINT06 長文はパラグラフ(段落)に分解せよ
第7章 「教育」系文書を整理するときのパターン
 7-1 「教育」系文書に多い「条件+指示」パターン
 7-2 Case-Measureパターン
 7-3 事実/解釈/方針/影響のパターン
 まとめ
POINT07 構造化の出発点は「分類」である
第8章 「問題解決」に役立つ情報整理の考え方
 8-1 問題解決のプロセスを考えよう
 8-2 目的/目標/方針/施策を区別する
 8-3 戦略と戦術を区別する
 8-4 問題/障害/原因を区別する
 まとめ
POINT08 分類によって数を減らすことに意義がある
第9章 図解するためのビジュアルデザインの基礎知識
 9-1 図解とは絵を描くことではない
 9-2 代表的な図解手法は4種類
 9-3 アクセントカラーとメインカラーを考える
 9-4 基本のフォントの選び方
 まとめ
POINT09 階層の違う分類を同列に並べてしまうミス
第10章 「文章」を仕上げるときの注意事項
 10-1 段落区切りは字下げか空行か
 10-2 同語反復は避けるべきか
 10-3 行頭インデントと行末折り返しの正しい作法
 10-4 いつでも図解が最適解なわけではない
 10-5 漢字の使いすぎと1文の長さに注意
 まとめ
POINT10 軸を分離して考えると、企画を立てやすい
あとがき
索 引/Index
著者紹介
奥付

ユーザーレビュー

レビューがありません
書籍をシェアする