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主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント
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主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント

発売日 : 2009年9月9日
想定ページ数 : 318ページ
ISBN : 9784887597440
全文検索 : 非対応
本書の原書であるThe Oz Principleは1994年にアメリカで出版され、50万部を超えるベストセラーとなっています。

すべての経営者と管理職にとって、「主体的に動く」社員をどうしたら育てられるのかは切実な問題です。
本書の著者は、そういった社員を育て、結果を出す組織をつくるために、「アカウンタビリティ」を高めることが必要だと説きます。
「アカウンタビリティ」とは「被害者意識」の反対で、「自分が問題の当事者であると考え、自分の意志で主体的に行動しようとする意識」を意味します。

現在、日本においては、「アカウンタビリティ(accountability)」という言葉は会計用語と受け取られることが多く、その場合「会計責任」「説明責任」などと訳されます。
英語としてはもう少し意味の範囲が広く、単に「責任」「義務」と訳せることもあるようですが、アメリカでもビジネスの場では、日本同様に会計用語として使われるのが普通でした。
ところが本書の出版後は、本書の中に述べられているような意味で使われることが多くなっているようです。本書の影響の大きさがよくわかります。

著者は、アメリカで最もポピュラーな童話である『オズの魔法使い』のテーマは「登場人物たちが被害者意識から脱し、
自分の持っている能力に気づく」ことだと言います。
そして、『オズ』の物語や登場人物になぞらえながら、個人と組織がアカウンタビリティを高めていく方法を解説していきます。

目次

はじめに
『オズの魔法使い』のあらすじ
目次
第1部 アカウンタビリティが結果を出す――オズの原則
第1章 ビジネスにおける本当の意味の「責任」とは
第2章 被害者意識の悪循環に気づく
第3章 結果を出すことに責任を持つ
第2部 自分のアカウンタビリティを伸ばす
第4章 勇気を持って「現実を見つめる」――臆病なライオンのように
第5章 「当事者意識を持つ」ためのハートを手に入れる――ブリキの木こりのように
第6章 「解決策を見いだす」ための知恵を手に入れる――かかしのように
第7章 すべてを〈行動に移す〉──ドロシーのように
第3部 組織全体がアカウンタビリティを身につける
第8章 〈ライン上のリーダーシップ〉を身につける――善い魔女グリンダンのように
第9章 組織全体を〈ライン上〉へ導く――エメラルド・シティを超えて
第10章 組織が抱える問題に〈オズの原則〉を応用する
謝辞
解説にかえて アカウンタビリティをどう高めていくか
奥付

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