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国連で学んだ 価値観の違いを超える仕事術
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国連で学んだ 価値観の違いを超える仕事術

発売日 : 2016年12月23日
想定ページ数 : 232ページ
ISBN : 9784799320198
全文検索 : 近日対応
国連に勤務する著者が、さまざまな国の人々から学んだ、人づきあいの極意!

住んだ国は7カ国、ともに働いてきた人々の国籍数はゆうに60を超え、いつでも、どこに行っても日本人は1人という環境ですごしてきた著者。
異文化がぶつかりあう環境のなかで、世界中の人々と人間関係をきずき、ゴールに向かって仕事を前に進めるために必要なポイントとは?
あなたのまわりにもいませんか? 納期より満足度を大事にする人、成果よりプライドを優先する人、調和よりリーダーシップを重視する人……。
世界共通の悩みである「人づきあい」の解決法は、あなたのオフィスでも、必ず役に立つ。

目次

はじめに
第1章 英国オックスフォードのずぶ濡れの教え
1 まわりが気になる私たち
  • 「手段」と「結果」が逆になっていないか
  • 本当にやりたかったことがこぼれ落ちてしまう
2 心の焦点は「ヒト」より「ゴール」に合わせろ
  • 理詰め作戦と完全否定
  • コンプレックスと、傷つけられたくない思い
  • 「すべて」が異なる8人の呼吸が、ピッタリ合ったわけ
  • 鳥肌の立つような瞬間
  • 共有するゴールの一点に集中する
3 私が危機を打開した「視点のずらし方」
  • ゴール達成に必要な敬意と愛情を注ぐ
  • エネルギーが円滑に流れるためのルール
4ゴールを通じてつながるコツ
  • 生きることがわたしたちからなにを期待しているか
  • 「なぜ」その方向なのか、を問い続けること
  • 怒りではなく「よろこび」を感じられるかで決める
  • 自分で選ぶという生き方は、後悔を生まない生き方
  • やりたいことは幅をもってゆったりとらえておく
  • 人生の大きな流れと、今日のゴール
  • ゴールは、体感できるちょっと先の楽しいものを選ぼう
  • 楽しみを感じられるゴールは、人生の質が高まる
5 私たちは誰のために仕事をするのだろう
  • ゴールを基準にすればシンプルな意思決定ができる
第2章 人情に厚いアラブの人の教え
1 辣腕(らつ わん)アラブの人の、上手に味方を増やす方法
  • 意外な自分をみせるという人間味
  • 人情の機微に精通するアラブの人
2 絶妙なタイミングで懐に飛び込む
  • とっさの対応にユーモアを忘れない
  • 組織内外で味方が多い人の共通点とは?
3 好意的な忠告も、人前ですれば叱責に
  • フィードバックは相手に対するFeed Forward
  • オフィスで、ビジネスをいちばん理解しているのは誰か?
  • クリアでシンプル、タイミングのよいアドバイス
  • ゴール指向のフィードバックとは?
  • アラブの人は相手の面子はつぶさない
  • フィードバックは「自分」に対するGiftになる
第3章 情熱の国イタリアの人の教え
1 真夏のレモンのように快活に相手をほめる
  • 改善すべきは苦手意識ではなく、コントロールできないこと
  • イタリア人から学ぶ「快」のつくり方
  • 一日がほめ言葉からはじまる不思議な国
  • 苦手意識は、身振りと表情を2割増しで
  • 日本人に効く、相手のよいところを実際に口に出す方法
2 よいことは2倍増しのアピール術
  • いやなことは捨てる、忘れる、繰り返し考えない
  • 相手のことを考えすぎる日本人にはない強さ
  • 一度納得したら、異質の意見も受け入れる
  • 堂々たる「2倍増し」のアピール
  • いつもの2割増しで自分の未来を表現しよう
3 自分を犠牲にする前にNOといえる強さを
  • NOといえない日本人
  • ローマでともに働いた3人のイタリア女性
  • NOといえるイタリア人
  • 自分たちの優先順位と信念に忠実
  • 自分なりの基準をもって、ものごとを取捨選択する
  • どうやってNOを伝えたらいいのか
第4章 合理主義なアメリカの人の教え
1 自己主張で大切なのはバランス感覚
  • まわりから一目置かれる人の自己主張の仕方
  • 自己主張を訓練されてきたアメリカ人
  • 課題「人間関係の対立に、どう対処すべきか」
  • ベストは、争いを起こさないで目的を達成すること
  • 人間関係に唯一絶対の「解」はない
  • できる人は相手の話を聞き、自分を主張する
2 女性だからできるリーダーシップのかたち
  • リーダーシップとはなんなのか?
  • まわりを励まし目的地まで導く力
  • リーダーシップ論 先進国アメリカ
  • 懸念事項がいっぱいの緊迫した会議
  • 苦しいときこそ笑顔であれ
  • アメリカ人から学ぶリーダーシップの磨き方
3 相手に選ばれる人の条件
  • つねに優秀な人が選ばれるわけではない不思議
  • イケバナはなぜあの夜、テーブルに置かれていたのか
  • もっとも魅力的な人とは、ゴールに尽くしてくれる人
第5章 日本人の私たちの学び
1 ついつい他人とくらべてしまう私たち
  • 本当にくらべるべき対象とは
  • 比較するのは「理想の自分」と「いまの自分」
2 何かと自己評価の低い私たち
  • それでも自分に「よし」といってあげるために
3 まわりの空気を読みすぎてしまう私たち
  • 「読めない」と「読まない」との大きな違い
4何かと落ち込みやすい私たち
  • 心乱されるのは「相手に対する自分の想い」
  • 失敗から学びを得たなら、落ち込みは手放してあげる
おわりに
参考文献

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