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やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力
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やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力

発売日 : 2017年1月26日
想定ページ数 : 240ページ
ISBN : 9784799320303
全文検索 : 近日対応
ライフネット生命保険株式会社 代表取締役社長
岩瀬 大輔氏
推薦!

「MBAでは教えられない「ビジネスで一番大切なこと」 が、圧倒的なリアリティで書かれている」


過去10年間に渡って業績は右肩下がり。
本社からの無茶な指示に現場は疲弊し、管理職は続々と鬱で休職、あるいは退職。
そんな典型的な「ダメ企業」だったミスターミニットを、若干29歳の社長・迫俊亮は見事V字回復に導いた。
いったい、彼は何をしたのか? カリスマ的なリーダーシップで会社を引っ張った? 外資系からエリートを大量採用した? 違う。彼がしたことはただひとつ、ただひたすらに、会社のすべてを「現場中心」につくりなおしたのだ。

部下との関係に悩むすべての営業リーダー・管理職たちへ贈る、現場に寄り添い、現場を動かす「リーダーシップ」と「仕組み」論。

目次

はじめに
●どんな会社も、現場次第で必ず変われる
●ミスターミニットという会社
●なぜ、29歳の僕が社長になったのか
●「つくる」リーダーシップより「つくり直す」リーダーシップを
CHAPTER 1 「10年連続右肩下がり」の会社では何が起こっていたのか?
腐っていた経営と現場の「配管」
  • ●本社から次々に飛ぶ「現場感ゼロ」の指示
  • ●「上に何を言っても無駄」というあきらめと無力感
  • ●新サービスは40年間成功ゼロ
  • ●経営サイドの無自覚な「現場軽視」がもたらしたもの
  • ●押さえつけられていた現場の可能性
  • ●うまく機能しない組織がハマる3つの罠(わな)
  • ●「現場と経営の三角形」をひっくり返す
CHAPTER 2 信頼度ゼロからでもリーダーシップを築く方法
リーダーとは、フォロワーがいる存在である
  • ●戦略より仕組みより大切なもの
  • ●リーダーが「正論」を封印すべき理由
  • ●なぜ、会社を去った職人が50人以上戻ってきたのか?
  • ●「100%の敬意」を言動に宿らせる
  • ●部下の短所は、直さず「補う」
  • ●リーダーから先に部下のリクエストを聞く
距離を縮め、心をつかむ「伝え方」
  • ●ささやかなコミュニケーションのチャンスを見逃さない
  • ●「タブーの壁」はリーダーから壊す
  • ●いいコミュニケーションは会議室の「外」で生まれる
  • ●部下と「駆け引き」してはいけない
  • ●コミュニケーションのPDCAを回す
  • ●「好き」は社員との共通言語になる
「リーダー性」は、育てることができる
  • ●「誰にも頼らず頑張った」は最悪のリーダーシップ
  • ●仕事を手放すことがリーダーの仕事
  • ●「コミットメント」が人を動かす
  • ●リーダーに「自意識」はいらない
CHAPTER 3 やる気と向上心を引き出す「人事」をつくる
問題は「人」ではなく「仕組み」にある
  • ●感情的にならないリーダーと社会学の意外な関係
  • ●「マイナス要素の修正」と「プラス要素の追加」を両輪で回す
まずは「大きな石」を取り除く
  • ●仕組みのつくり直しは、土壌づくりから
  • ●一見合理的なKPIに要注意
  • ●お客様と同じように社員をフォローできているか?
  • ●採用と抜擢は現場への「ラブレター」
人事にこそ「選択と集中」を
  • ●人事は会社のガソリンである
  • ●あえて評価に「ざっくり感」を持たせる
本当に大切なのは、人事の「後」何をするか
  • ●意識的に「スター社員」を生み出す
  • ●抜擢後の活躍を支える「CARE」とは?
  • ●「聞く面接」より「語る面接」
CHAPTER 4 社員の能力を100%引き出す「組織・インセンティブ・会議」をつくる
リーダーが次々に生まれる組織をつくる
  • ●権限委譲でつまずくふたつのパターン
  • ●「小さな三角形」を無数につくる
  • ●「リーダーとの二人三脚」でこそ、人は育つ
  • ●「うまく失敗させる」のもリーダーの役割
  • ●まず最小単位で理想のチームをつくる
  • ●賃金総額は本社部門が半分に、現場のリーダーは3倍に
現場が盛り上がるインセンティブを設定する
  • ●「自分が決めた」という実感がモチベーションを高める
  • ●現場が決め、現場が配るふたつのインセンティブ
「いい会議」が「いい組織」をつくる
  • ●その会議は「誰」に最適化されているのか?
  • ●いい会議に資料はいらない
  • ●会議を活用して社員の「目線」を上げる
  • ●議事録は現場とのコミュニケーションツール
  • ●組織の「病気」を防ぐための健康診断とは?
  • ●組織のキャパシティを超えた「根性論」は排除する
  • ●だから、「Google本」は役に立たない
CHAPTER 5 人を動かし、未来を紡ぐ「ビジョン」をつくる
ビジョンなくして戦略なし
  • ●課題解決ではなく「課題変革」がリーダーの仕事
ビジョン=「らしさ」X「時代」X「経済性」
  • ●ビジョンとは「どの山を登るか」を決めること
  • ●「ふつうの会社」は一点突破で圧倒する
  • ●「らしさ」を無視したビジョンは機能しない
  • ●新サービスを成功に導く4つのポイント
  • ●大きな挑戦は成功体験を積み重ねてから
  • ●「これからどんな時代になるか?」の答えが仮説をつくる
ビジョンを活かすために、リーダーが心がけるべきこと
  • ●現場と共に見つけたビジョン、「世界ナンバーワンの『サービスのコンビニ』」
  • ●戦略に必要な「大股(おお また)の一歩」
  • ●ときには目先のメリットをあえて見送る
ビジョンを単なる「お題目」にしない方法
  • ●ビジョンを浸透させる3つのステップ
  • ●ビジョンとはリーダーが掲げる「団旗」である
おわりに
●すべての人と会社の可能性が100%発揮される日を目指して

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