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プロフェッショナルをめざす人のための新ビジネス基礎力養成講座 「ハカる」力

発売日: 2016/1/30 想定ページ数: 280ページ ISBN: 9784799318331 全文検索: 非対応
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今私たちに求められているのは、ジャンプのある面白い商品・サービスのアイデアであり、その前提となる世の中の見過ごされていた変化、もしくは大変化の予兆です。
それらを見つけ、生み出すために、必要なのは、天才的センスでも超人的努力でもありません。新しい「ハカる」力です。
「ハカる」には、枠組みと目盛りが必要です。トップダウン、ボトムアップ、両方のアプローチがあります。上手に定量化し、それらを組み合わせてインサイトを引き出すコツがあります。事前にムリなら、つくってハカりましょう。新しいハカり方が大きなイノベーションを生み出します。

・「ヒトをハカる」力で、新商品アイデアやコンセプト、顧客満足度や市場規模を推定する。
・「つくってハカる」力で、そのアイデアの価値や事業のフィージビリティ(実現可能性・採算性調査)を把握する。
・「新しいハカり方をつくる」力で、新しい問いを見つけ、まったく新しい価値やコスト創造する。

身の回りにあるありふれた情報たちが、新しい価値の源に変わります。

4つの演習と、50以上の事例をもとに、「ハカる」力をみにつけ、ビジネスプロフェッショナルとなるための1冊!
目次プレビュー
  • はじめに
  • 序章 「ハカる力」が世界を変えてゆく
  • 第Ⅰ部 「ハカる力」の基本を身につけよう
  • ハカる力がこの世のすべてを支えている
  • 新しいハカり方を創った者が勝つ
  • イノベーションは「ハカる」ことから始まる
    • 改善(だけ)でなくジャンプが必要な時代
    • すべてのモノゴトの定量的メカニズムを見抜く
    • 言葉を数字に落とす
    • 感覚を行動に落とす
  • 「ハカる力」の基本と挑戦3領域
    • 「ハカる」基本の枠組みづくりでインサイトを絞り出す
    • 「ハカる」挑戦3領域でジャンプする
  • 「ハカる力」が世界を変えてきた
    • ケース1 「ハカる」の基本 セブン︲イレブンの米国法人再生法
    • ケース2 ヒトをハカる 子どもの足はE以下ばかり(アシックスとミズノ)
    • ケース3 つくってハカる 「デュオドック」の試作力(IDEO(ア イ デ オ))
    • ケース4 新しいハカり方を創る 関心事を検索ワードでハカる(グーグル)
    • ハカるを意識すればもっと良い商品を効率よく生み出せる
  • コラム T-REX (暴君竜)の真実
    • エサの化石をハカって組み合わせて知る
第Ⅰ部 「ハカる力」の基本を身につけよう
  • 「ハカる」を定義する
    • ハカるとは共通の枠組みの中で量を定めること
    • ケース5 竜巻をハカる藤田スケール
    • スケールづくりの価値
    • 藤田スケールは観測しえないものを推定する手段
  • 「ハカる」の基本動作はグラフにすること
    • どんなグラフにするか決めれば、枠組みが決まる
    • グラフ化のために、軸を決める、目盛りを定める、組み合わせる
    • グラフからインサイトを読み取る
  • 「ハカる」の基本構造1 トップダウン型「ハカる」
    • 枠組みを先につくってハカるのがトップダウン型
    • ケース6 交通渋滞要因をトップダウン型で考えてハカる
  • 「ハカる」の基本構造2 ボトムアップ型「ハカる」
    • 枠組みを後でつくり上げるのがボトムアップ型
    • ケース7 テレビをハカってボトムアップで世界を知るCIA
    • ケース8 H&Mは未来でなく、今の流行をハカる
  • ダイジなモノを選ぶ
    • 相関分析はダイジな要因候補を見つけるため
    • 相関を見抜くためにセグメントに分ける
  • メカニズムを見抜く
    • 因果関係を見抜くにはトラッキングかトライアルが必要
    • 因果関係を確認するには時系列の点の動きでハカる
  • ハカる姿勢をつくる
    • フェルミ推定で遊ぶ
    • あえて「曖昧な問題」を出す
  • 演習:ボトムアップ FF対ドラクエ
    • この表から何がわかる?
    • 組み合わせる1 時間と組み合わせる
    • 組み合わせる2 異なる数字と組み合わせる
    • 組み合わせる3 割り算くらいはしよう
    • 目盛りを定める:定性情報を定量化する
  • 演習:トップダウン 渋滞問題
    • 交通渋滞を再び考える
    • 渋滞をハカる枠組みは「件数」×「長さ」×「時間」
    • 自然渋滞解消策をハカる実証実験!
  • ハカる力の基本「枠組み」と3つの挑戦領域
    • 心と試作と未知の壁を超える
  • コラム 50音のヒミツを探り出せ!
    • 金田一春彦博士が明かす「濁音のヒミツ」
    • 昔の発音のハカり方
第Ⅱ部 「ハカる力」で未踏領域に挑戦する
  • なぜヒトをハカるのか
    • 最後の暗黒領域「価値」を知るためにヒトをハカる
  • 顧客生活をハカってアイデア・ネタ出しをする
    • 入浴時間調査:オリコンランキング
  • 演習:まずはまとめず細かく見る 生データをグラフ化せよ
    • 次に差と重さでまとめていくこと:目盛る!
    • アイデア・ネタ探しに効く「ハカる」
  • 評価や生活をハカって商品コンセプトをつくる
    • 「無印良品」の新しい商品企画プロセス
    • 消費者には夢でなく評価を聞け:「壁棚」でハカられたもの
    • 消費者の生活自体を見る:「壁に付けられる家具」でハカられたもの
    • コンセプトづくりに効く「ハカる」
  • 顧客行動をハカって市場規模・売上を推定する
    • イタリア超高級ブランドの市場規模:枠組み
    • 意見でなく、事実と行動をハカる
    • 市場規模・売上推定に効く「ハカる」
  • 顧客満足度調査から商品・サービス評価をハカる
    • 指数や平均値にだまされない:日経ビジネス「アフターサービス満足度調査」
  • 演習:組み合わせる 競合商品との差で見る
    • 再利用(意向)との相関を見ないと意味がない
    • 満足度調査に効く「ハカる」
  • 「ヒトをハカる」力を高めるために
    • 既存アンケートの「再分析」トレーニング
    • 三現主義でハカる、を習慣化する
  • コラム ヒトの能力や資質をハカる
    • グループディスカッションからハカること
    • 面接官をハカって目利きを選ぶ
  • つくるからこそできるハカり方
    • つくって聞いてみる、使ってみる、売ってみる
  • 完成品でハカる
    • ポッキーの究極的市場調査
    • 新規事業「オフィスグリコ」のテストマーケティング
    • ZARAは売切れ御免で流行をハカる
    • ビジネスそのものをつくってハカる米国ベンチャー群
    • 完成品でハカる、に必要な2つの「覚悟」
  • 試作品でハカる
    • IDEOの試作力:5分間バージョン
    • 住宅シミュレーションで顧客ニーズをハカる
    • プロトタイピングでサイトの使いやすさをハカる
    • 仮想空間でつくって壊して試作車激減、設計変更20分の1
    • アポロ13号、地上部隊による試作品で危機脱出
    • 試作品でハカる、に必要な2つの「スタンス」
  • 「つくってハカる」力を高めるために
    • カフェ・ラボをつくる
    • 伝説をつくる
  • コラム 最初に何が起こったのか?
    • 最初に「何が」、落ちたのか? コンチネンタル・エクスプレス2574便
    • 破片の落下状況が語ること
    • 整備の引き継ぎミスが、最新鋭機を操縦不能にした
    • パータンエアー394便が最初に「落とした」もの
    • その先にあった暗黒の偽部品マーケット
    • 最初に何が「燃えた」のか。スイス航空111便
    • どうハカるのか。「最初に何が起きたのか」を理解する
  • 新しいハカり方への挑戦
    • エドウィン・ハッブルの夢
    • Answer unasked questions 問わざれし問いに答ふ
  • テクノロジーでハカる
    • 落第生の執念「カミオカンデ」が引き当てた「超新星」
    • 門外漢のプロがつくった画期的「微量タンパク質の質量測定法」
    • 3D加速度センサーで自由を得たWiiリモコン
    • タニタによる歩数計の進化
    • ロングテールを実現したアマゾンのおすすめ機能
    • ドップラー・レーダーで竜巻をハカって被害警報へ
  • ヒトでハカる
    • 返済能力を仲間からの信頼でハカったグラミン銀行
    • 返済意志を手のたこでハカったバンク・オブ・アメリカ
    • 未来を専門家たちの私見でハカるデルファイ法
    • チェックリストと独自検査員で中古車の質をハカったオークネット
  • 「新しいハカり方を創る」力を高めるために
    • 身の回りからハカり方を探す!
    • スケールは、広められてこそ価値がある
  • コラム アクシデントでなくインシデントをハカる
    • バシキール航空2937便とDHLの空中衝突は予防できた
    • 日航機駿河湾上空ニアミス事故も、機械と人の矛盾で起こった
    • 機長たちの判断で間一髪助かったが、その教訓は活かされなかった
    • 致死事故の裏には、21倍以上の重傷事故・重大インシデントが存在する
    • 軽微なインシデントから学べるか、が勝負
    • 小学生を交通事故から守る!
    • 自転車とのヒヤリ・ハット事象を調べてわかったこと
おわりに
参考図書・サイト
三谷宏治
K.I.T.虎ノ門大学院 MBAプログラム 主任教授。早稲田大学ビジネススクール・グロービス経営大学院 客員教授。
1964年大阪生まれ、福井育ち。東京大学理学部物理学科卒業。INSEAD MBA修了。
ボストン コンサルティング グループ勤務ののち、アクセンチュア勤務。
03~06年にはアクセンチュア 戦略グループの統括を務める。
現在、社会人教育の他、小中高校・大学での子ども・保護者・教員向け教育を中心に活動中。
放課後NPOアフタースクール・NPO法人3Keys 理事。永平寺ふるさと大使。
『経営戦略全史』(ディスカヴァー)は「ビジネス書大賞2014・大賞」「HBR読者が選ぶベスト経営書2013・第1位」とビジネス書アワード2冠を獲得。続く『ビジネスモデル全史』(同)も「同 2014・第1位」となり、2年連続受賞を達成した。他に、『超図解 全思考法カタログ』(ディスカヴァー)、『一瞬で大切なことを伝える技術』(かんき出版)、『戦略読書』(ダイヤモンド社)など著書多数。
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