メニュー

コンセプチュアル思考 物事の本質を見極め、解釈し、獲得する

発売日: 2022/3/7 ISBN: 9784799328286 全文検索: 非対応
★★★★★ ★★★★★ 0件
野中郁次郎氏、推薦!
7万部ベストセラー『働き方の哲学』著者最新作!


==============
人間の「生き方」の本質は、最初に「分析・理論ありき」ではなく、どういう意味があるのかを問う「意味づけ」にある。
コンセプチュアル思考は、「意味づけ」をつくりだす、これからの時代に必要な思考法だ。
――野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)
==============

正解のない時代、
仕事とキャリアに揺るぎない軸を持つための
「概念や意味、価値を考える」思考を手に入れろ!


かつて、スティーブ・ジョブズ氏を中心にアップル社がつくりあげた一連の製品群(iMacからiPod、iPhone、iTunes、iPadに至るまで)。
これらは、はたして論理的な思考の賜物だったのでしょうか。

確かに論理は重要だったでしょう。
しかし何よりも決定的だったのは、コンセプトを起こす力であり、グランドデザインを描く力であり、製品世界をイメージする力でした。
さらには「Think different」という同社が文化として持っている強力な意志の力でした。

もう一つ忘れてはならないのは、彼らの美・快の体験価値を具現化する力です。
あれらの道具に最初に触れたときの操作感覚の驚き。そして日常使うときのウキウキ感。
それらの実現には卓越したデザイン的思考が不可欠でした。

つまり、画期的な製品は、知(頭で考える)・情(五感で考える)・意(肚で考える)、3つの思考が揃い、巧みに組み合わさることで、はじめて生み出されたものだったのです。
この3つは、どれも大事な思考法であり、それぞれが得意とし、目指す領域があります。
本書はこの3つのうち、いまだ十分に体系化されてこなかった「意の思考」である「コンセプチュアル思考」を学び、手に入れることを目指します。


◎コンセプチュアル思考を手に入れることで、
・リーダーとして持つべき「ぶれない軸」「自分の意志」が見つかる
・独自の世界観を持った製品・サービスをつくりだすことができる
・人生やキャリアで、自分が信じた道を見つけ、選び、進むことができる
・仕事で磨いた論理思考や創造性のスキルをもっと生かせる

◎ビジネス現場にマッチした題材で講義とワーク(演習)で、年次、立場、職種を問わず学べる内容。社内研修にもおすすめです。ロジカルシンキング アート思考 デザイン思考 仕事術 整理法 コンセプト思考 働き方の哲学 スキルペディア ビジネス実用 経営学 キャリア MBA EQ 具体と抽象 美意識 イシューからはじめよ 思考法 思考術 ビジネススキル【目次】
まえがき

第1章 「コンセプチュアル思考」を知る

 概論 「コンセプチュアル思考」とは何か?
 鍵概念① 抽象と具体
 鍵概念② 「一」対「多」
 鍵概念③ 概念・観念・信念・理念
 鍵概念④ 「πの字」思考プロセス

第2章 ものごとの本質をつかむ
 準備 根源探索:ものごとのおおもとを見つめる
 スキル1 定義化:ものごとの本質をつかみ表す

第3章 ものごとの仕組みを単純化して表す
 スキル2 モデル化:思考上の模型づくり

第4章 ものごとの原理を他に応用する
 スキル3 類推:ものごとの原理をとらえる、他に適用する

第5章 ものごとをしなやかに鋭くとらえなおす
 スキル4 精錬:コンセプトを磨きあげる

第6章 ものごとに意味づけや価値づけをする
 スキル5 意味化:ものごとの目的を定める

第7章 事業・製品・サービスを独自で強いものにするために
 総括講義[1]「モラル・ジレンマ」に立つ
 総括講義[2]「知・情・意」の大きな融合村山 昇(むらやま のぼる)
キャリア・ポートレートコンサルティング代表
組織・人事コンサルタント
概念工作家

企業の従業員・公務員を対象に、「プロフェッショナルシップ(一個のプロとしての基盤意識)醸成」研修はじめ、「コンセプチュアル思考」研修、キャリア開発研修、管理職研修などの教育プログラムを開発・実施している。哲学の要素を盛り込んだ内省ワークや直観的に本質をつかむ図表現、レゴブロックを用いたキャリアのシミュレーションゲームなど、独自の手法で企業内研修の分野で幅広く支持を受けている。1986年慶應義塾大学・経済学部卒業。
プラス、日経BP社、ベネッセコーポレーション、NTTデータを経て、03年独立。94-95年イリノイ工科大学大学院「Institute of Design」(米・シカゴ)研究員、07年一橋大学大学院・商学研究科にて経営学修士(MBA)取得。著書に、『個と組織を強くする部課長の対話力』『いい仕事ができる人の考え方』『働き方の哲学』『スキルペディア』(以上、ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『キレの思考・コクの思考』(東洋経済新報社)、『プロセスにこそ価値がある』(メディアファクトリー)、『ぶれない「自分の仕事観」をつくるキーワード80』(クロスメディア・パブリッシング)など。
ビジネスホームページ:careerportrait.biz/
目次プレビュー
  • まえがき
  • 目次
  • 第1章 「コンセプチュアル思考」を知る
まえがき
目次
  • 概論 「コンセプチュアル思考」とは何か?
  • 時代はつねに新しい思考法を要請する
  • サイエンスの思考・アートの思考・フィロソフィーの思考
  • 「真・美・善」それぞれに適した思考法
  • 「人間中心の時代」において「意の思考」は必須の能力
  • コンセプチュアル思考の系譜
  • 思いや信念といった「主観」の重要性が見なおされる
  • 鍵概念① 抽象と具体
  • 4つの鍵概念と「ハンモック・モデル」
  • 抽象とはある要素を引き抜くこと
  • 抽象度を上げると漠然さが増すのはなぜか
  • 具体とはそれに備わるものを一つ一つみていくこと
  • 抽象の裏に捨象あり
  • 抽象と具体の往復幅が認知の深まりになる
  • 鍵概念② 「一」対「多」
  • 「on=~の上に」ではない!?
  • おおもとの「一」をつかめ
  • 鍵概念③ 概念・観念・信念・理念
  • 抽象によってとらえた内容──それが「コンセプト」
  • 定義がコンセプトを形づくる
  • 「概念」は多数で了解するもの、「観念」は個別で取り込んでいるもの
  • 概念を超え、観念を研ぎ澄まし、理念や信念にまで昇華させる
  • コラム 「a事業」を定義するか「the事業」を定義するか
  • 鍵概念④ 「πの字」思考プロセス
  • 引き抜き、とらえ、ひらく
  • 観が醸成されていく仕組み
  • 「ぶれない軸」を持つとは
  • コンセプチュアル思考の定義
  • 準備 根源探索 ものごとのおおもとを見つめる
  • 「春」の奥にある「はる」というコンセプトに気づく
  • 辞典は根源探索の大洞窟
  • 語源を探ること自体がすでにコンセプト形成の作業
  • 定義化ワーク1-A 自分の名前の文字の根源を探る
  • 定義化ワーク1-B 職種名・業種名の根源を探る
  • 近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記①
  • スキル1 定義化 ものごとの本質をつかみ表す
  • 「定義」によってものごとに本質的特性と仕切りが与えられる
  • 内包と外延
  • 客観的定義と主観的定義
  • 根幹的な概念ほど定義の質に差が出る
  • 真に画期的な商品・事業は意志的に定義を変える
  • 定義化ワーク1-C みずからの職種・業種を定義する
  • 近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記②
  • スキル2 モデル化 思考上の模型づくり
  • 図的な情報表現 データの視覚化から概念の視覚化まで
  • 図解と図観
  • 図化表現の技法一覧
  • モデル化ワーク2-A 概念を1枚の図に表す
  • モデル化ワーク2-B みずからの職種・業種をモデル化してとらえる
  • 近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記③
  • モデル化ワーク2-C ものごとを類型化する
  • 独自の観がにじみ出る啓発的な図が描けるか
  • メタファーを用いる図は記憶に残りやすい
  • モデル化ワーク2-D 市場を俯瞰するマップをつくる
  • 2つの軸をどう切るか
  • 戦略的空白域をつくり出す軸をつくれ
  • 近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記④
  • スキル3 類推 ものごとの原理をとらえる、他に適用する
  • 寓話の教えを現実生活に役立てる
  • 類推の思考態度でながめると世界はヒントに溢れている
  • 類推ワーク3-A 『ゴルディアスの結び目』
  • 類推ワーク3-B ロールモデルを探せ
  • 研修の現場から ロールモデルを求める気持ちの脆弱化
  • 近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記⑤
  • 補講①:「守・破・離」の観点から
  • 補講②:比喩で考える
  • イソップ物語から聖書・仏典・コーランにいたるまでの深遠な比喩の世界
  • 比喩の「展開」と「凝結」
  • 4象限の名を比喩で表す
  • 類推ワーク3-C 4象限名の比喩化
  • コラム プラトン「洞窟の比喩」
  • スキル4 精錬 コンセプトを磨きあげる
  • 商品アイデアや技術は磨かれたコンセプトを欲している
  • 物事のとらえ方・コンセプトを精錬する方法
  • 精錬ワーク4-A Magic Pot Ideation 偶発の「掛け合わせ」による概念創造
  • 近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記⑥
  • 掛け合わせアイデアをより効果的に深めるために
  • 「製品で勝っても、事業に負ける」ことがある時代
  • 「アズ・ア」モデルによる事業概念の大転換
  • 売るものは「製品」ではなく「製品の中核にある価値」である
  • 単にサブスクリプション型で売るのが「アズ・ア」モデルではない
  • 「X as a Y」──XとYに何を入れるか
  • 「車両清掃 as a おもてなし」という大胆な事業概念の転換
  • そのごく普通の商材は新しい概念の光を当てることで生まれ変わる
  • 精錬ワーク4-B 「アズ・ア」モデルによる事業概念の大転換
  • 近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記⑦
  • スキル5 意味化 ものごとの目的を定める
  • 科学の言葉・芸術の言葉・哲学の言葉
  • 目標と目的~2つの概念の違い
  • レンガを積む3人の男~彼らの目標・目的は何だろう?
  • 「目標に動かされる」のか「目的のもとに動く」のか
  • 数値目標は溢れるが目的がない職場
  • 目的と手段~意識目線の高さによって相対的に変わる
  • 事業組織の目的は利益獲得か?
  • 目的を「処し方」に置くか「在り方」に置くか
  • 「数値追求のヒエラルキー型」組織と「理念具現化の自律創発型」組織
  • 組織における個人の分業意識~「ブロック的」か「マグマ的」か
  • 意味化ワーク5-A 担当事業/プロジェクトにおける目的と手段の再確認
  • 個人の目的意識と経営方針の齟齬が生じることも
  • 意味化ワーク5-B 基盤価値の言語化
  • 動機を重層的に持つ
  • 意味化ワーク5-C 仕事・事業の動機5段階
  • 意味化ワーク5-D 提供価値宣言
  • 「変化」を渡るために「不変」の軸を持つ
  • 意味化ワーク5-E 目標を意味につなげる:L2Mシート
  • 仕事・事業に対し「意味」は必要か?
  • 近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記⑧
  • 総括講義[1]「モラル・ジレンマ」に立つ 複数の価値の間でどう判断し行動するか
  • 5人を殺さないために1人を殺してよいか
  • 道徳的判断とは「自我を形成し・現し・検証する」こと
  • 論理で割り切れない複数の価値の葛藤問題
  • 総括ワーク6-A ボックスティッシュ開発競争~複数の価値が矛盾する中で
  • 私たちは「マルチロール」な存在である
  • 「組織人格」と「個人人格」を超えて
  • モラルジレンマ追加ワーク①:安価なエイズ治療薬
  • 「多数の命を救う」vs「創造者の権利を守る」
  • モラルジレンマ追加ワーク②:缶詰工場にて
  • 「観念的」に答えが出せても「現実的」に行動できるか
  • 「知の俯瞰」と「情の慮り」を踏まえ「肚を据える」
  • 主観的意志のない討議~正解を当てにいく・情緒に漂う
  • 総括講義[2]「知・情・意」の大きな融合 独自の世界観を生み出す思考のダイナミズム
  • 「改良・改善のイノベーション」と「革命のイノベーション」
  • 「意志を宣言するアップル」vs「性能説明をする日本メーカー」
  • 本質〈essence〉と形態〈form〉
  • 大きなイノベーションを呼ぶ思考は技術中心ではなく人間中心
  • 「品質はいいけど面白みがない」製品
  • 事業概念を「在り方」次元にシフトさせる
  • 目的を「在り方」次元で定めると手段は独自性を増す
  • 科学や論理だけで行き着く先は「均質化」
  • クセやアクのある強い意志がブレークスルーを呼び込む
  • 夏目漱石の教え「智に働けば……」
  • 独自の世界観を持つ企業・ブランドたち
  • 総括ワーク6-B 知・情・意の融合模範を探す
  • 総括ワーク6-C 担当仕事における知・情・意の融合
  • 補講:「より多く売る」の誘惑に引き込まれるな
  • 「多数にわかりやすい」への傾倒が独創性を衰えさせる
  • 「分析のもとのビジョン」か「ビジョンのもとの分析」か
  • 「客観を超える主観」へと跳躍せよ
  • 近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記(終)
あとがき
奥付
村山昇
キャリア・ポートレートコンサルティング代表
組織・人事コンサルタント
概念工作家

企業の従業員・公務員を対象に、「プロフェッショナルシップ(一個のプロとしての基盤意識)醸成」研修はじめ、「コンセプチュアル思考」研修、キャリア開発研修、管理職研修などの教育プログラムを開発・実施している。哲学の要素を盛り込んだ内省ワークや直観的に本質をつかむ図表現、レゴブロックを用いたキャリアのシミュレーションゲームなど、独自の手法で企業内研修の分野で幅広く支持を受けている。1986年慶應義塾大学・経済学部卒業。
プラス、日経BP社、ベネッセコーポレーション、NTTデータを経て、03年独立。94-95年イリノイ工科大学大学院「Institute of Design」(米・シカゴ)研究員、07年一橋大学大学院・商学研究科にて経営学修士(MBA)取得。著書に、『個と組織を強くする部課長の対話力』『いい仕事ができる人の考え方』『働き方の哲学』『スキルペディア』(以上、ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『キレの思考・コクの思考』(東洋経済新報社)、『プロセスにこそ価値がある』(メディアファクトリー)、『ぶれない「自分の仕事観」をつくるキーワード80』
(クロスメディア・パブリッシング)など。

ビジネスホームページ:https://careerportrait.biz/
この著者の書籍一覧

まだレビューが投稿されていません