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「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを伝えたいのに「やばい!」しかでてこない
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「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを伝えたいのに「やばい!」しかでてこない

発売日 : 2024年7月31日
ISBN : 9784799330838
全文検索 : 非対応
好きな本・映画・舞台・ドラマ・アイドルを語りたい人の必読書
16万部突破『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』でバズり中の著者が教える文章術!


あなたの「推し」はなんですか?
お気に入りのアニメ、本、漫画、映画。
応援しているアイドル、声優、バンド、YouTuber。
大好きな舞台、コンサート、ライブ。あるいは、スポーツや釣りなどの趣味も、推しに入るかもしれません。

本書は、アイドルと宝塚をこよなく愛する著者が、書評家として長年培ってきた文章技術を「推し語り」に役立つようにまとめた1冊です。
SNS発信・ブログ・ファンレター・友人とのおしゃべり・音声配信などの発信方法ごとに、自分だけの言葉で感想を伝える技術を教えます。

推し語りには、語彙力や文章力が必要だと思われがちですが、それは間違いです。
必要なのは、自分の感想を言葉にする「ちょっとしたコツ」だけ。
そのコツさえ知れば、あなただけの言葉で好きな作品の素晴らしさを語れるようになります。

ここでは特別に、少しだけそのコツをお教えします!
コツ① 自分の感情を一番大切にする
コツ② 妄想をこねくり回して、感想を生みだす
コツ③ よかったところを細分化するだけで、あなただけの言葉になる
これって一体、どういうことなんでしょう…? 
本書を読めば、特別な才能や技術がなくても、あなたの感動を自分の言葉で語れるようになります。

≪こんな方におすすめ≫
・映画を観たあと、他人の感想をSNSでリサーチしまくってしまうが、本当は自分の言葉で感想を発信したい
・好きな作品について、うまいこと言いたい
・好きな作品や推しについて語ろうとすると「おもしろかった」「すごい」「やばい」「よかった」という凡庸な表現しかでてこない
・ファンレターやブログを書きたいけど、ネタが思いつかない
・なぜ、その作品や人に魅かれるのか言語化したい

◆購入者限定ダウンロード特典付き!
「推しの素晴らしさを語る」発信方法ごとのまとめ

※本書は、2023年に弊社より刊行された『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』の携書版です。判型以外のコンテンツは同じですので、あらかじめご了承ください。

目次

はじめに
第1章 推しを語ることは、自分の人生を語ること
推しの語り方がわからない!
  • 推しの語り方にはパターンがある
  • 日本の「ありのまま」感想文信仰
  • ファンレターにもSNSにもブログにも応用できる技術
感想は「自分だけの感情」が一番大切!
  • ありのままの感想を言葉にするのは難しい
  • クリシェという敵
  • 他人の言葉に支配されない
文章に必要なのは「工夫しようとする志」
  • 伝わりやすさの決め手は「工夫」の量
  • 工夫は面倒だから
  • 文章のうまさは文才ではない!
読解力ではなく妄想力が必要!
  • 感想を書くのに、読解力や観察力はいらない
  • 妄想を広げて感想を生みだす
  • 妄想だから、正しくなくていい
  • 妄想力で思考をこねくり回す
  • 推しの魅力を伝えることは、自分の人生を愛すること
第2章 推しを語る前の準備
なんのために「推し」を言語化するの?
  • 「感動=やばい!」しか言えなくなる
  • 昔の人も「やばい!」を使っていた!
  • なんのために感動を言語化するの?
  • 「好き」は、簡単に揺らぐもの
  • 「好き」を言葉で保存する
スマホ時代の推し語り講座
  • まっさきに自分の感想をメモする
  • ネガティヴ・ケイパビリティを身につける
  • 「人の言語化に頼らない」という意識を持つ
  • 自分の言葉をつくるための3つのプロセス
言語化とは、細分化のこと
  • よかったところを細かく具体的に挙げる
  • 具体例の挙げ方
  • 感動ポイントを「細分化」すべき理由
感情の言語化には、パターンがある
  • どういう感情を抱いたのかメモをする
  • どうしてその感情を抱いたのかを考える
  • 面白さとは「共感」か「驚き」である
  • 同じものを好き=「元ネタ」が同じ
  • 感想を言語化する3つの方法
悪口の言語化は、案外難しい
  • ネガティブな感想を持ったときの言語化
  • ネガティブな感想=「不快or退屈」
  • 不快の理由を探る
  • 退屈の理由を探る
  • 一般論で語らない!
メモは孤独に自由にとるのが一番楽しい
  • メモを残す範囲のルールを決めておく
  • 非公開日記をつくろう
  • 推しについて、孤独に書いてみよう
第3章 推しの素晴らしさをしゃべる
相手との情報格差を埋める
  • 推しを語るって、案外難しい
  • 「推し」の知名度をまずは把握しよう
  • 相手との距離を知る
  • 情報の差異に価値がある
  • まずは推しに関する「前提」を伝える
  • 情報格差を埋める3つのパターン
  • 聞き手との溝を想像するクセをつける
注釈をつけて語ろう!
  • 専門用語はできるだけ説明する
  • 私たちがニッチな専門用語を使いたくなる理由
  • 「布教」する意味って、ある?
音声発信メディアで推しを語るコツ
  • すぐに言葉がでない人はメモを残す
  • 不特定多数への音声発信は「強調」が必要
  • 「どこへ連れて行きたいか」をわかっておく
  • なんだかんだ、結局は「慣れ」が肝心
第4章 推しの素晴らしさをSNSで発信する
みんなの空気から自分の言葉を守る
  • SNS発信のコツは「自衛」のみ
  • 推しと自分の間に、他人を介在させない
  • みんなと違う意見だとわかったうえで書く
  • 「推し」への言葉は、自分の想いを見失わない鍵
他人の言葉は自分に伝染させない
  • 自分で思っている以上に言葉の影響を受けている
  • 他人の言葉と自分の言葉をわける
推しを語りながら、自分を語る
  • 同じ意見のときはメモに帰ろう
  • 推しを語ることは、主体的に推しを楽しむこと
第5章 推しの素晴らしさを文章に書く
伝えたいことが伝わるのが、うまい文章だ
  • 書き始める前にやるべき2つのこと
  • 想定読者を決めることが文章の指針になる
  • 想定読者と「推し」の距離を測る
  • 伝えたいポイントは一点に絞る
  • 伝えたいことを作者がしっかり握っておく
  • 他人との距離を詰めるために
一番重要で、一番難しい「書きだし」
  • 「書きだし」は修正前提でとりあえず書く
  • 書きだしパターン① よかった要素を描写する
  • 書いてあることが予測できるようにする
  • 書きだしパターン② 自分語りをする
  • 書きだしパターン③ 「文脈」で始める
  • 書きだしパターン④ 奥の手、「問い」ではじめる
いったん最後までラフに書き終えよう!
  • 絶対に書き終えるという意志を持つ
  • 調べてわかることは長く書かない
  • ありきたりな言い方を避ける
  • とはいえ、書き終えることが一番大切
書けなくなったときにやること
  • 書きだしがおかしいかをチェック!
  • それでも書けなかったら、もう一度推しに触れてみる
  • 自分の好きな文章を読み返す
書き終わったら修正するクセをつける
  • 文章の修正ってなんで必要なの?
  • 別人になって、ポイントが伝わっているかを確認
  • 修正方法① 文章の順番を変える
  • 修正方法② いらない文章を削る
  • 修正方法③ 見出しをつける
  • 修正は、慣れると楽しくなってくる!
  • みんなと違う意見を発表する勇気を持つには
第6章 推しの素晴らしさを書いた例文を読む
プロの推し語り文を参考にしよう!
  • 文章のプロの技術を真似する
  • 「推しを見るファン(自分)」を伝える例文
  • 「推しを見るファン(他人)」を伝える例文
  • 「推しそのもの」を伝える例文
  • 自分の推しと遠いジャンルの文章も読んでみて
「お手本」の真似は、上達への近道
  • 模倣することで自分の個性が見えてくる
おまけ 推しの素晴らしさを語るためのQ&A
困ったときに読みたいQ&A
  • Q・1 自分が推しを紹介しても、ほかの人に響いている気がしません
  • Q・2 SNSでほかの人のツイートをRTするだけになってしまいます
  • Q・3 オタク口調を脱したいです!
  • Q・4 他人の発信にイラっとしてしまいます
  • Q・5 「とにかく好き」しかでてきません!
  • Q・5 他人と感想が違うとき、まったく同じとき、どちらも不安になります
  • Q・6 他人と感想が違うとき、まったく同じとき、どちらも不安になります

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