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ビジネスケアラー 働きながら親の介護をする人たち
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ビジネスケアラー 働きながら親の介護をする人たち

発売日 : 2023年7月28日
ISBN : 9784799329740
全文検索 : 非対応
迫りくる2025年問題
働き盛りの介護リスク、どう備えますか?
岸田政権「骨太の方針2023」にも入った「ビジネスケアラー」問題に迫った1冊

「ビジネスケアラー」とは「働きながら介護をする人」「仕事と介護の両立をする人」の意味です。

・すでにビジネスケアラーは8人に1人(50~54歳)
・2025年以降、団塊世代800万人に要介護者が急増
・介護の予測コストは1人約1200万円
・介護期間は約10年(男性8.7年/女性12.1年)
・少子化、共働き化で家族介護の担い手不足
・介護離職が「増える」と回答の企業71%

少子高齢化が進む日本で、「仕事と介護の両立」問題は、
個人の問題であるとともに、日本社会全体の問題でもあります。
仕事と介護の両立支援サービスのトップ企業、
株式会社リクシスCSO酒井穣氏が、
「ビジネスケアラー」問題について今後の指針を示します。

「そろそろ親の介護が…」という人はもちろん
経営者・管理職・人事担当者も必見!

<目次>
第1章 ビジネスケアラーの新・常識
第2章 仕事と介護はこう両立させる
第3章 介護と肯定的に向き合う

本書は2018年1月に小社より出版された『ビジネスパーソンが介護離職をしてはいけないこれだけの理由』を大幅に加筆修正した新版です。

目次

はじめに
第1章 ビジネスケアラーの新・常識
〔常識1〕 介護で仕事を辞めたら、再就職できず、再就職できても年収は男性4割、女性5割減少
〔常識2〕 介護の負担額は平均月7万~8万円、想定している介護期間は平均14年
〔常識3〕 介護を理由に仕事を辞めたとしても、介護の負担は逆に増える
〔常識4〕 「介護離職は親孝行」ではない、「ビジネスケアラーは親不孝」でもない
〔常識5〕 離職前に「誰にも相談しなかった」が約半数、離職する人は介護に関する知識不足
〔常識6〕 仕事がうまくいっていないときに「親の介護」を言い訳に離職するのは危険
〔常識7〕 親と同居で「離婚」「認知症」のリスク増。同居すると受けられない介護サービスも
〔常識8〕 介護で虐待しやすいのは息子か夫で、同居するなど常時接触のパターンが多い
〔常識9〕 身体介護をしなければ仕事と両立できる可能性が高まる
〔常識10〕 介護は1人で抱え込まず、チームでやるのが原則
第2章 仕事と介護はこう両立させる
〔方法1〕 介護職(介護のプロ)に人脈を作る
  • 介護の負担を減らすには、介護サービスに関する知識が必要
  • 介護初期の「介護パニック期」に注意
  • 現代社会において「知識」は力
  • 介護をする家族の負担を減らすという視点
  • 都市部では、介護人材不足が深刻に
  • 労働力不足の日本では、ビジネスケアラーの生産性向上の方向に改革を
  • とにかく1人、優秀な介護のプロに出会う
〔方法2〕 家族会に参加する
  • 家族会という奇跡的な成功事例がある
  • セルフヘルプ・グループにおける「わかちあい」
  • 特に男性には家族会に参加してもらいたい
〔方法3〕 職場の支援制度と仕事環境の改善に参加する
  • 介護と両立しやすい仕事の特徴を知り、評価・改善に関わる
  • 職場環境をより両立しやすい状態に改善していく
  • AIに奪われない仕事は、仕事と介護の両立がしやすいかもしれない
  • 「高プロ」人材を目指す
  • 介護休業制度を理解し、上手に活用する
  • 介護休業を長期でとるのはおすすめしない
  • 介護離職のボーダーラインは、平日平均2時間、休日平均5時間
第3章 介護と肯定的に向き合う
〔指針1〕 介護とは何かを問い続ける
  • 「自立」とは何か
  • 介護は「自立支援」である
  • 「生きていてよかった」と感じられる瞬間の創造
  • 中核症状と周辺症状の違いを理解し、周辺症状に挑む
  • 社会福祉の理想であるノーマライゼーションに参加する
〔指針2〕 親と自分についての理解を深める
  • 認知症を覚悟しておく必要がある
  • 親には名前があり、その名前での人生がある
  • 目標のある人生を歩むということ
〔指針3〕 人生に選択肢がある状態を維持する
  • 「仕事を辞める」しか選択肢がないと考える場合
  • 選択肢としての「生活保護」について
  • 高齢者福祉の3原則(アナセンの3原則)
  • シーシュポスの神話
  • 管理職への道をあきらめるとき
  • 「介護とは何か」を伝えられる存在に
おわりに

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