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晴れ、そしてミサイル
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晴れ、そしてミサイル

発売日 : 2023年8月18日
ISBN : 9784799329801
全文検索 : 非対応
戦場は「日常」でできている
ウクライナ、イラク、アフガニスタン……
世界中を取材する戦場カメラマンが教える
ニュースやSNSではわからない、
戦場の本当の姿と私たちが平和のためにできること

ウクライナでは、何が起きているのか。 
戦場は、実際、どのような状況なのか。 
戦争の中、生活はどのように変わったのか。 
私たちは、いったい何ができるのだろうか。 

戦場カメラマン・渡部陽一はこれまで、世界中の戦場を取材し、戦場で暮らす人々の生きた声に耳を傾けてきました。

本書では、写真や動画とともに、実際の戦争の姿や戦争が起きる理由、
そして、平和とはなにか、そのために私たちができることを考えていきます。

目次
1章 戦争は日常の中にある――私が見てきた、戦場の本当
2章 なぜ戦争が起きるのか――貧困を発端にした奪い合いと、孤独が引き起こすテロ
3章 平和とは選べること――孤独に溺れる前に、旅に出よう
4章 平和のためにできること ①世界を知る
5章 平和のためにできること ②世界とつながる
6章 「奇跡の国、日本」は終わった――奪われた人々が帰る場所

目次

はじめに
キーウの駅で抱き合う家族
戦時下の意外な日常
戦争とふつうの日常が共存する日々
1章 戦争は日常の中にある──僕が見てきた、戦場の「本当」
戦争が始まる! 兆しはガイドさんの「生きた情報」から
「動くものはすべて撃て」大量虐殺の跡
戦場カメラマンとして見てきたジェノサイドの現実
ここは戦争博物館? 戦車と記念撮影をする人たち
兵士で溢れるキーウの街
女性兵士の素顔はふつうのお母さん
メディアに映らない戦場の姿
笑いのある戦場の日常
2章 なぜ戦争が起きるのか──貧困を発端にした奪い合いと、孤独が引き起こすテロ
武力だけではない。情報によって戦況が変わる
国家対国家の対立構造を超えた現代の戦争
たった一人でテロが起こせる時代
日本も他人事ではなくなってきた
戦争は貧困と孤独から始まる
日本の中にもある「戦争という日常」
生きるための奪い合いが戦争の本質
SDGsと奪い合いの現実
戦争はなくならない。だとしたら、僕たちに何ができるのか?
3章 平和とは選べること──孤独に溺れる前に、旅に出よう
「選べる幸せ」があること。これが平和の条件
日本の暮らしにある、世界とつながるきっかけ
戦場には「私たち」を知ってほしい人たちがいる
爆破テロの被害を受けた家族の声
世界を知る。世界とつながる
さあ、旅に出よう
4章 平和のためにできること ①世界を知る
誰の立場から戦争を見るか──視点の「柱」を立てて情報収集する
「ロシア系ウクライナ人」は親ロシア派なのか?
「ロシア系ウクライナ人」にとってのウクライナ戦争
「ウクライナで生まれたウクライナ人」とってのウクライナ戦争
なぜ爆撃のスイッチを押せるのだろう? 真逆の柱から見たイラク戦争
ふつうの青年が行う残虐な行為
教科書の中の歴史は「今」に続いている
「生きた情報」から知る戦争
スマホを通じて「生きた情報」に触れてみよう
「数字で見る情報」から知る戦争
溢れる「フェイクニュース」の見抜き方
戦争映画のような「面白い」映像に注意する
劇的な瞬間がすべて映る映像は不自然
公式に発信されている情報にも疑いの目を向ける
写真は想像力のスイッチ
床に座る女の子たちの写真
女性が子どもを抱っこする写真
5章 平和のためにできること ②世界とつながる
発信で世界とつながる
若い世代に戦場に触れてほしい理由
「本当にこれを伝えるべき?」を考える
発信の前には「万が一」「万が一」と冷静に見直す
不安を煽らない、恐怖を拡散しない
事実を伝えたいときは「形容詞」を避ける
発信力は自分を守る武器にもなる
「好き」を追求すると道が開ける
自分から話しかけることでつながりが生まれる
世界とつながる一歩は、自分の部屋の外に出ること
「好き」で世界中の人とつながれる
熱中の先につながりがある
募金箱に入れたお金は戦場に届いているのか?
6章 日本の現在地点を知る
「奇跡の国、日本」であり続けるのは難しい
グレーゾーンの中のつば迫り合い。白黒つけない日本の持ち味
「正しい」を疑え
東日本大震災の被災地で見た光景
戦争と震災の現場で重なる悲しみと愛情
おわりに
戦争という日常を家族で支え合いながら生きる

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