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超訳 鴎外の知恵
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超訳 鴎外の知恵

発売日 : 2013年2月28日
想定ページ数 : 280ページ
ISBN : 9784799312926
全文検索 : 非対応
本書は、明治の文豪・森鴎外の箴言集を、現代文のカリスマ講師と知られる出口汪が超訳したものである。鴎外は軍人、文学者として最高の地位を得た。だが、鴎外は決して順風満帆な人生を送ったのではなかった。体制派であると同時に、反体制的な発言を繰り返した。恋愛と結婚、そして、離婚を経験した。個人と家、個人と国家との問題に苦しみ、嫁姑問題でも煩悶した。鴎外は何度も何度も挫折し、苦汁をなめた。しかし、そのたびに強靱な意志力でそれを乗り越えていったのだ。

目次

はじめに
「知恵袋」序言
一 人生の英知
〇〇一 文明が人間を野獣性から解放する
〇〇二 自分の価値は自分が決める
〇〇三 大衆に迎合するな
〇〇四 量より質を追求せよ
〇〇五 まず自分を信じよ
〇〇六 弱点を隠すのが処世の第一歩
〇〇七 弱点を美点に変えるのが人生の秘訣
〇〇八 人に助けられたなら、自由が制限される
〇〇九 まっすぐに飛ぶ鳥は射落とされる
〇一〇 才能とは運を操る術である
〇一一 運は疲れやすいから気をつけよ
〇一二 軽挙妄動を慎め
〇一三 権力は民衆の希望を満たすためにある
〇一四 必要なときだけ全力を尽くせ
〇一五 心の剣はいつでも抜けるように 研ぎ澄ませ
〇一六 度量の大きな人間は 感情に左右されることがない
〇一七 選択する技量は人生に もっとも必要な才能である
〇一八 事の初めに当たって、 最後まで見通しをつけよ
〇一九 切羽詰まると妙案が浮かぶのは 一つの才能だ
〇二〇 成功したければ時の力を利用せよ
〇二一 自己の内なる基準を持て
〇二二 高尚なる趣味は難しいが、 その喜びは格別だ
〇二三 何事も躊躇することを知らない人は 失敗しない
〇二四 気まぐれに左右されてはいけない
〇二五 生まれながらの王者には 隠れた威圧感がある
〇二六 自分が理想とする英雄と競い合え
〇二七 享楽の程度を心得よ
〇二八 自分の才能を誇示してはならない
〇二九 機知・機転よりも熟慮が大切
〇三〇 こざかしい知恵は破滅に通じる
二 処世術の原則
〇三一 筋を通した生き方をせよ
〇三二 希望する知らせは容易に信じるな。 悲しい知らせは心に鞭打って信じよ
〇三三 特定の主義・思想を信じていると 公言するな
〇三四 耳よりも眼を信じよ
〇三五 人との交際には底なしの落とし穴がある
〇三六 不死鳥のように蘇る気迫を持て
〇三七 老化を促進する二つの要素
〇三八 たとえ小さくても 守れない誓いは立てるな
〇三九 常に晴れやかな表情を保つには
〇四〇 他人を責める前にまず己を責めよ
〇四一 自分の基準を絶えず高いものに合わせよ
〇四二 過失よりも、世間から 笑われる失敗のほうが危険である
〇四三 あえて敵の攻撃を受けてみるのもいい
〇四四 人の期待にすべて応えてはいけない
〇四五 計画していることを人に話すな
〇四六 推測不可能に振る舞え
〇四七 過度の期待をかけられないように 気をつけよ
〇四八 誇張した表現を使うな
〇四九 取るに足らないことは人並みにしておけ
〇五〇 突発的なことが起こったら、 あわてずに一分間ほど考えよ
〇五一 約束した時間は守れ
〇五二 世間は勝つか負けるかという 結果だけで判断する
〇五三 身辺はたえず整理しておけ
〇五四 讒言を警戒せよ
〇五五 身を引くことも重要な処世の術である
〇五六 時には世の中に迎合すべきこともある
〇五七 無節操という非難を恐れるな
〇五八 成功したければ、準備は気にせず すぐにとりかかれ
〇五九 有能な部下を持て
〇六〇 たえず新しい思想を身につけよ
〇六一 時には無理をせよ
〇六二 悪評の的となっている流行には 寛容になるな
〇六三 うわべだけ飾っても すぐに見抜かれてしまう
〇六四 時にはふりをしなければ ならないこともある
〇六五 相手の宗教を否定してはいけない
〇六六 災いが永遠に続くことはない
三 夫婦の交際術
〇六七 早婚と晩婚どちらがいいか
〇六八 性格が合わない夫婦のほうが うまくいく場合がある
〇六九 結婚生活は共同事業
〇七〇 どうすれば互いに 飽きないでいられるのか
〇七一 妻の前で同じ話題を繰り返すな
〇七二 夫婦は互いに尊敬し合え
〇七三 夫はたまには家を留守にせよ
〇七四 浮気を防ぐ方法
〇七五 あなたが若い場合、妻よりも 魅力的な女が現れたらすぐに離れよ
〇七六 あなたが壮年の場合、妻よりも 魅力的な女が現れたら頻繁に会え
〇七七 なぜ浮気を招くことになるか
〇七八 妻の外での自由な交際を認めよ
〇七九 財布のひもは二人で握れ
〇八〇 一家の財政が破綻したら、 すぐに第三者に任せて清算せよ
〇八一 窮地に陥っても妻には相談するな
四 親子の交際術
〇八二 子どもにはごまかしがきかない
〇八三 子どもの教育は人に任せるな
〇八四 年を取った親の相手になれ
〇八五 親の苦労を思え
五 女性との交際術
〇八六 女性は暴れ馬
〇八七 結婚を考える相手の男を見極めるには
〇八八 女性のいる席では服装に気をつけよ
〇八九 女性二人のうち一人だけを褒めるな
〇九〇 女性がどう見えたがっているかを考えよ
〇九一 女性を惹きつけるには 秘密を打ち明けることだ
〇九二 女性の機嫌を判断せよ
〇九三 女性は人をからかうのが好きだ
〇九四 すべての女性は女優である
六 交際術の極意
〇九五 親戚同士のつきあいは慎重にせよ
〇九六 人の欠点を話題にするな
〇九七 他人の名声をかさに着るな
〇九八 泣き言を人に漏らさない
〇九九 幸運を他人に打ち明けてはいけない
一〇〇 孤独になりたくないなら、 人を見捨てないことだ
一〇一 打ち明け話はほどほどに
一〇二 陰口は真の友人を失わせる
一〇三 人それぞれに応じたつきあい方をせよ
一〇四 友人に不利な噂話をするな
一〇五 ある家の内情を別の家で話すな
一〇六 大物の腹の内は凡人には分からない
一〇七 おしゃべりが話し上手ではない
一〇八 与えることを知らない人間にはなるな
一〇九 自分のことばかり話題にするな
一一〇 怒りでは他人を説得できない
一一一 人の悪口を言うと、自分が軽蔑される
一一二 秘密を漏らす人に油断するな
一一三 初対面の時は晴れやかな気分で
一一四 自分にふさわしいファッションが一番だ
一一五 人が目の前で侮辱を受けたとき、 表情を変えてはいけない
一一六 上司とうまくつきあうには
一一七 知恵ある人間は人の気持ちを洞察する
一一八 相手に合わせる技術が時には必要だ
一一九 最も恐ろしい猛獣は 社会の中に暮らしている
一二〇 人の返事を最後まで聞かないことほど 無礼なものはない
一二一 花を持たせてやることが 社交術の心得の第一歩
一二二 誰と交際するかでその人の価値が分かる
一二三 世話を焼くのは難しい
一二四 喧嘩の仲裁はなるべく避けよ
一二五 人柄は何気ない言動の中に表れる
一二六 愛されるより、 人に一目置かれる人間になれ
一二七 秘密を握られるな
一二八 奪われる前に与えよ
一二九 年齢が離れている人とも交際せよ
一三〇 若い人から自然と 求めてくるように振る舞え
一三一 年長者の経験を大切にせよ
一三二 恩を売る人に取り込まれるな
一三三 人前で故意に褒める人には気をつけよ
一三四 人に何かをしても 見返りを期待してはいけない
一三五 師の恩を敬え
一三六 子どもの前で教師を悪く言うな
一三七 危機に面したときに人の心根が分かる
一三八 病人は看護の専門家に任せよ
一三九 悩みを人に相談してはいけない
一四〇 世の中から墜落した人を励ませ
七 会話の技術
一四一 人を面白がらせようとするな
一四二 晴れやかな顔つきで話せ
一四三 相手を上手に褒めよ
一四四 お客にお土産を持たせるように話せ
一四五 真の話し上手は無から有を生み出す
一四六 同じ話を何度もするのは恥ずべきことだ
一四七 自分がどんな表情で、 どんな話し方をしているか、自覚せよ
一四八 好感を持たれる話し方は 普段から養うべきもの
一四九 話し方の修養を積め
一五〇 無駄な冗談を飛ばしてはいけない
八 手紙を書くときの心得
一五一 手紙はペンを使った交際である
一五二 読み手が喜びそうなことを書け
一五三 手紙の言葉は慎重に選べ
一五四 手紙は後の始末が大切
九 友人との交際術
一五五 友は若いうちに作れ
一五六 親友はかけがえのないものだ
一五七 友を選ぶなら、性格のいい人を
一五八 友に多くを求めるな、 多くの友を求めるな
一五九 地位や財力で友を選ぶな
一六〇 友に悩みを打ち明けていい場合
一六一 友から悩みを打ち明けられたら、 すぐに救ってやれ
一六二 友人にも言ってはいけない秘密がある
一六三 どうでもいいことに逆らうな
一六四 友人間の貸し借りは関係を壊す
一六五 友とはほどよく距離を保て
一六六 限度を超えた交友関係は見苦しい
一六七 交際を無理強いしてはいけない
一六八 友人がいない人、誰とでも友人になる人
一六九 友に関する告げ口を信用するな
一七〇 誤解が生じたと思ったなら、 すぐに直接話し合え
一七一 友人が敵となったときが もっとも恐ろしい
十 敵
一七二 信念を持った人間に敵がいるのは当然だ
一七三 己の信じる道を貫け
一七四 敵の攻撃には冷静に対処せよ
一七五 敵の仕打ちが不公平である限り、 時間の力に抗することはできない
一七六 敵を撃破しようと決めたら、 全力を挙げて一気に行え
一七七 敵の仕打ちが公平さを欠くときは、 やがて自ら降伏してくる
一七八 敵がいると公言する勇気を持て
一七九 敵が世の中を味方につけているときこそ 屈服してはいけない
十一 出世のための交際術
一八〇 地位の高い人に こちらから交際を求めてはいけない
一八一 策略好きの上司とは深くつきあうな
一八二 地位の高い人から重用されないほうがいい
一八三 地位の高い人の前で 他人を品評してはいけない
一八四 地位の高い人は 訪ねてくる人を観察している
一八五 地位の高い人と 学問・芸術の分野で交際するな
一八六 地位の高い人は 答えの分かっている質問をするものだ
一八七 地位の高い人に贈り物をするな
一八八 地位の高い人に策略を献じてはいけない
十二 さまざまなタイプの人間との交際術
一八九 何でも一番になりたがる人とは 歩調を合わせるな
一九〇 名誉欲の強い人にそのことを 指摘してはいけない
一九一 うぬぼれの強い人間には あえて褒めてやれ
一九二 高慢な人間をつけあがらせるな
一九三 感情の起伏が激しい人には 配慮が必要だ
一九四 強情な人にはそれ以上に 強情さを発揮して圧倒せよ
一九五 何でも反対する人は適当にあしらえ
一九六 激しい怒りは一時的なもので、 時がたてば静まる
一九七 復讐心が強い人には用心せよ
一九八 無精な人には刺激をしてやれ
一九九 猜疑心の強い人には誠実に当たれ
二〇〇 悪口を言う人は無視せよ
二〇一 ケチな人とは利害関係を持つな
二〇二 けちけちと金を貯めては浪費する 人は救いようがない
二〇三 世の中には尊重すべきケチもいる
二〇四 浪費家からの贈り物は受け取るな
二〇五 大げさな人の話は 適当に割り引いて聞け
二〇六 悪人には絶対に近づくな
二〇七 偽善者の仮面はあえてはぐ必要はない
二〇八 おもねる人とは親しくするな
二〇九 厚かましい人と交際するのは苦痛だ
二一〇 うわべだけ卑下する人は その鼻をへし折ってやれ
二一一 秘密を話したら必ず漏れると思え
二一二 世の中にはわざと漏らす秘密もある
二一三 詮索好きな人はからかってやれ
二一四 変わり者はいたわってやれ
二一五 愚かな人は善人にも悪人にもなる
二一六 自分の考えを持たない人たちが 世の中を作っている
二一七 のんきな人と皮肉屋
二一八 偽善者は敬遠しておけ
二一九 善を行うには二つの道がある
二二〇 自分本位の人間は屈服させよ

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