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憲法がヤバい

発売日: 2013/7/5 想定ページ数: 236ページ ISBN: 9784799313558 全文検索: 非対応
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現行憲法については、戦後、GHQ草案を翻訳してつくられたものであるという誕生の経緯と、戦争放棄を記した第9条、ことに集団的自衛権をめぐって、常に改正論が出てきていたが、安倍政権が、自民党改正草案を示し、2013年7月の参議院議員選挙で過半数を得たのち、96条の憲法改正の条項の改正を皮切りに、本格的にそれに着手しようとしていることから、にわかに憲法改正論議が高まってきている。
憲法改正というと、9条改正問題に目を奪われがちだが、著者が着目し、危惧するのは、自民党草案に見られる、憲法の本質、根幹を揺るがす思想だ。では、憲法の本質とは何か? いったい、何が変えられようとしているのか?
イデオロギーではなく、あくまでもロジカルに改正草案を検討し、それを中学生にもわかる易しい説明と口調で説かれる本書は、今こそ私達一人ひとりが、憲法に関する自分自身の意見をもち、いずれくるであろう国民投票の場で、冷静な判断をしていくのに恰好のテキストとなるであろう。
目次プレビュー
  • はじめに
  • 第1章 そもそも憲法って何?
  • 第2章 憲法改正は、なぜむずかしい?
はじめに
  • 政府への批判が突然禁止に!?
  • 実際にあった発売禁止の事件
  • いまの憲法は、誰がつくった?
  • 憲法の本質は何か?
  • 憲法は誰に向けられているのか?
  • 憲法のルーツはどこにある?
  • 天賦人権説に基づく規定振りを見直すべき?
  • 憲法が最高法規である根拠は?
  • 憲法を改正するには?
  • 外国の憲法改正手続。日本以外も、結構むずかしい!?
  • 憲法は、国民みんなの「契約書」
  • 憲法は、なぜ硬い?
  • 憲法改正に限界はあるのか?
  • 憲法改正の限界を超えた場合は、どうなるの?
  • 基本的人権の尊重と並ぶ、もうひとつの憲法の本質「国民主権」
  • いまの9条1項と自民党改正草案の違いは?
  • 憲法9条1項を、どう読むか
  • 憲法9条1項は、自衛のための戦争または武力行使を放棄している?
  • 自民党の改正草案の文章では、戦争放棄が明確になる?
  • 日本に自衛権はある?
  • 集団的自衛権は認められない?
  • 自衛権を行使する方法は民衆蜂起?
  • 「武力なき自衛権」でよいのか?
  • 自衛権を憲法の本質から考える
  • 自衛のための組織を、いかに縛るか
  • 「個人」として尊重されなくなる!?
  • 誰が誰の基本的人権を尊重するのか?
  • 憲法11条の違いにも注目!
  • 改正草案の本質は?
  • 日本の良き伝統を反映していることが、改正草案が最高法規である理由?
  • 「人権」だからといって、何でも許されるわけではない
  • 「公共の福祉」って何?
  • 「公益及び公の秩序」って何?
  • 憲法は裁判所も拘束する
  • 憲法で保障される人権は?
  • 改正草案で、判例の結論が変わる?
  • お金儲けの自由は保障されている?
  • 「公共の福祉」は「正義」?
  • 「新しい人権」は、どこまで認められる?
  • 改正草案の「基本的人権」は、どこからきたもの?
  • 「国家の歴史の中で生成された権利」とは?
  • 違憲状態の国会で、憲法改正案を決められる?
  • 外国人に人権は保障される?
  • 国家は、個人情報を不正取得してよい?
  • 憲法の人権の制約の規定は、国家以外にも適用される?
  • 改正草案は、憲法の直接適用を予定している?
  • 明治維新の直後は、天賦人権説が受け入れられていた
  • 改正草案で、破防法が適用できる?
  • 改正草案だと判例の結論が変わる?
  • 国民に憲法を守る義務はある?
  • 国民の憲法尊重義務は当然?
  • 国家権力って何?
  • 国家権力を縛るために生まれた権力分立
  • 「政治部門」と「司法部門」の役割分担は権力分立のあらわれ
  • 明治憲法の欠陥が軍部の台頭を招いた?
  • 衆議院の解散に憲法上の根拠がない!?
  • 裁判官の報酬は減額できない?
  • 天皇は元首?
  • 憲法改正の意思決定をするために必要なこと
  • 国家権力は、なぜ正当なのか?
  • 国家の継承を目的とした憲法が制定されると……
  • 憲法の本質を変えられるのか?
  • 憲法9条の改正案と、それ以外の部分を分けるべき
おわりに
付録 保存版 日本国憲法

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