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女の子に生まれたこと、後悔してほしくないから
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女の子に生まれたこと、後悔してほしくないから

発売日 : 2024年10月18日
ISBN : 9784799330913
全文検索 : 非対応
大人気イラストエッセイスト、犬山紙子の最新刊!
女の子を育てるうえで大切にしたいことを、専門家と一緒に考えました。

"母娘関係、性教育、ジェンダー、SNSとの付き合い方、外見コンプレックス、いじめ、ダイエット"
女の子を育てる時期に知っておきたい“どうしよう”とその乗り越え方を一緒に考えませんか?

【子育て中のこんな「どうしよう?」はありませんか?】
・見た目コンプレックスになって、人生を楽しめなくなってしまったらどうしよう
・性教育をいつ、どんなふうに始めるべきなのか、どうしよう
・「女の子だから」という理由で、人生が制限されてしまったらどうしよう
・いじめをしたり、されたり、巻き込まれたりしたらどうしよう
・SNSで傷つけられたり、傷つけたらどうしよう

「女じゃなかったら、なかっただろうな」という痛みがたくさんあります。
娘もまた、この痛みを経験するのか。
そんな思いはさせたくない。
「女の子に生まれなければよかった」と、後悔してほしくない。
そう、強く願いました。願いましたが、守り切れる自信がないのです。
でも、守ることを絶対にあきらめたくない。
まずは家庭の中、保護者ができることを知らねば。そう思い、たくさんの専門家の方や当事者の方、アクティヴィストにお話をうかがいました。

【本書でお話をうかがった先生たち】
上野千鶴子、SHELLY、荻上チキ、みたらし加奈、清水晶子、長田杏奈、吉野なお、稲葉可奈子、内田舞、鈴木朋子


専門家の知恵を借り、知って、実践することで、女の子が生きていていいと思える、自分でよかったと思える心の土台、自尊心を育むことができると思うのです。

この本を書いたところで、社会をガラリと変えるのは難しいかもしれません。
けれども、次の世代に向けて声を上げること、その姿を娘や若い人に見てもらうことはできるのかな、とも思うのです。
どうか、これから羽ばたいてゆく女の子たちが、「女の子に生まれなければよかった」と思わずに、「自分でよかった」と思いながら暮らせますように。
そして、私たちも「私でよかった」と思いながら暮らせますように。

<目次>
はじめに
一緒に考えてくれた先生たち
1章 女の子に生まれたこと、後悔してほしくないから
2章 「女の子らしく」より「自分らしく」生きてほしいから
3章 押しつけられる「美」より、自分の美しさに気づいてほしいから
4章 性教育で、自分も相手も大切にしてほしいから
5章 SNS やインターネットの脅威から守りたいから
6章 どんな性でも、愛されていると感じてほしいから
7章 いじめても、いじめられてもほしくないから
8章 何度でも立ち直れる、心の回復力を育てたいから
おわりに

目次

はじめに
一緒に考えてくれた先生たち
1章 女の子に生まれたこと、後悔してほしくないから
子ども、とくに女の子を育てるうえで不安なこと
①女としてこれまで生きてきてつらかったこと
②女の子を育てるうえで不安なこと
傷ついてきた私たちは、どう娘を育てればいい?
子どもの人生は子どものもの。私の人生は誰のもの?
「この子を置いて死ねない」って何歳まで思う?
声を上げたから変わってきた
夫の前でどんな妻でいるか、子どもは見ている
私たちには変える力がある
子どもの友達の名前を3人以上言えない父
2章 「女の子らしく」より「自分らしく」生きてほしいから
1 母親自身が今も傷ついている中で、娘をどう守るのか
2 「女の子だから」「男の子だから」と周りが言ったらどうする?
3 男女別の「なりたい職業」の傾向に染まらないように
4 違う価値観を見せてあげる
5 ジェンダーギャップを伝えると同時に、自信をつけてあげる
6 私たちには「性」と「生き方」を自由に決める権利がある
7 年齢で区切られたり、年齢にしばられたりしないようにしてあげる
8 自立した「食べていける」女の子になってほしい?
9 子どもで自己実現しないために
10 パートナーに追い詰められてほしくないから
11 社会に対して、私たちができること
3章 押しつけられる「美」より、自分の美しさに気づいてほしいから
1 幼少期から見た目の呪いにさらされてしまう
2 子どもがダイエットをしたい心理を知る
3 見た目をほめることも悪影響になる
4 子どもが見た目について言われていたら、どう守る?
5 「見た目のこと、気にする必要ないよ」が思春期の子には伝わらないジレンマ
6 見た目の呪いを押しつけてくる社会に問題がある
7 多様なコミュニティがあり、それぞれの美しさがある
8 子どもが整形したいと言ったら
9 摂食障害へ追いこむ呪い、気づくきっかけと回復
10 子どもの摂食障害と、保護者の関わり方
11 保護者が知っておくべき、知識の共有の方法
12 美しさの正解を押しつけるメディアの罪
13 保護者自身がとらわれているルッキズムから解放されよう
4章 性教育で、自分も相手も大切にしてほしいから
1 性教育の始め方
2 具体的に、どう教えればいい?
3 性教育の年齢と教える内容
4 同意の大切さ NOは「あなたが嫌い」じゃない
5 子どもの性被害に対応する方法
6 自衛と怒り 私たちは怒っていい
7 ティーンの女の子のリアルな性の悩み
8 いい産婦人科の選び方
9 地方の産婦人科選びの困りごと
10 生理との付き合い方をアップデートしよう
11 お父さんと娘の生理
5章 SNSやインターネットの脅威から守りたいから
1 子どもにスマホを持たせる目安は「ルールを守れるようになったら」
2 スマホの渡し方 ルール作りはアナログとデジタルで
3 子どもはパスワードや個人情報を気軽に教えてしまう
4 SNSいじめを知っておく
5 インターネット上の性被害からの守り方
6 オンライングルーミングの危険性
7 性的な画像の送りつけや、送付要求は同級生からも
8 子どもの写真をSNSに投稿しない 保護者のリテラシーをアップデートする
9 おすすめの機能やアプリ
6章 どんな性でも、愛されていると感じてほしいから
1 性は誰でもグラデーション
2 知識をアップデートし続ける姿勢が話しやすい空気を作る
3 カミングアウトされたとき言ってはいけないこと
4 カミングアウト後に安心させられる言葉
5 家庭を聖域にするには
7章 いじめても、いじめられてもほしくないから
1 いじめの前提知識 ハイリスクな子どもはいる
2 いじめが起こりやすい年齢と、いじめの内容
3 いじめをしないために、伝えておきたいこと
4 いじめをしないように、家庭でできること
5 傍観者にならないために、傍観者以外の役割があることを知る
6 子どもがいじめられてしまったら
7 子どもがいじめてしまったら
8 ストレスの少ない家庭を作る 怒りの2つの代替手段
9 子どもの幸福度を上げる方法がある
8章 何度でも立ち直れる、心の回復力を育てたいから
1 子どもの話をジャッジメントなしに受け入れる
2 「再評価」で、ネガティブな感情にコントロールされない
3 心の回復力「レジリエンス」を育てるためには
4 子どもに怒鳴ってしまった、怒りすぎてしまった、その後
5 子どもの成功に固執しそうになったとき・受験期のケアの方法
6 心療内科やカウンセリングに頼るタイミング
7 精神不調のときの子どものサイン
8 カウンセリングへ行くときの誘い方
9 いいカウンセラーの選び方
10 頼れる場所は保健所や保健センターにも
おわりに

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