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ビジネスパーソンの父が子どもたちに伝えたい21世紀の生き方
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ビジネスパーソンの父が子どもたちに伝えたい21世紀の生き方

発売日 : 2015年9月25日
想定ページ数 : 264ページ
ISBN : 9784799317709
全文検索 : 非対応
世界で活躍する人材コンサルタントが
自身の子育ての経験を元に語る、
変動する時代を「本当の自分」として生き抜く
理想の人材像とは?

「子育ての目指すところは、
親である自分の行動を変えるということであり、
親として成長することにほかなりません。
ですから、子育ては、だれにとっても大きな困難であり、
かつ、大きな成長の機会であると言えるわけです。」
(「はじめに」より)

本書は、グローバルに事業を展開してきた著者が、
世界のこれからを俯瞰し、自身の子ども達がその中で、
たくましく、そして幸せに生きるために、
親としてなすべきことを述べたものであるが、結果として、
21世紀を生きるすべての若いビジネスパーソンが
身につけるべき、視点とスキルと使命を示す、
優れたビジネス書となっているのである。

「困難な状況にあったとしても、日々を、
『自分の人生は、自分が支配している』という感覚
(= ownership of life)を持って生きることができれば、
私たちは、奴隷状態を抜け出し、
たった一度のかけがえのない人生を積極的に、
いきいきと生きることができるでしょう。
本書では、このownership of lifeを実現するための方法論を、
子育てという文脈から考えていきます。」
(「ステージ1 人間らしく生きていくために」より)

TAKE OWNERSHIP OF YOUR LIFE!



‐もくじ‐

はじめに

ステージ1 人間らしく生きていくために
1 人類史を振り返る
2 無気力を学習させない
3 人間になるために、子供は親に反抗する
4 笑顔とともにある人間になるために
コラム1 ひとりでいられる能力 (ability to be alone)

ステージ2 厳しい時代を生き残るために
1 この混乱の中で優れた仕事をしていくための3つの資本
2 学力に対する考え方を変えなければならない
3 ビジネスはどうなるのか
4 日本文化の弊害を理解してこれを避ける
コラム2 英語はやはり必要か

ステージ3 本当の自分として生きるために
1 リーダーシップとはなにか
2 U理論における3つのハードルを越えられるか
3 当事者意識を獲得できるか
4 幸福の習慣
コラム3 勇気について

おわりに

目次

はじめに
ステージ1 人間らしく生きていくために
1 人類史を振り返る
  • 宇宙の誕生から、人類の祖先誕生まで:137億年前→200万年前
  • 6種類いた人類が、ただ1種類になるまで:200万年前→15万年前
  • 最後の氷河期から、その終わりまで:15万年前→1万年前
  • 農耕の誕生から、科学の誕生まで:1万数千年前→数千年前
  • 法律の誕生から、知識社会の登場まで:数千年前→近代
  • インターネットの登場から、現代まで:20世紀~現代
  • まとめ:人類史の振り返りから見えてくること
2 無気力を学習させない
  • 好きな場所で、好きな人と、好きなことをして暮らす
  • インターネットがもたらす革命的な変化
  • 人間社会に起こるグレート・リセット
3 人間になるために、子供は親に反抗する
  • ロジックは通用しない
  • 大人は「経験という牢屋」にとらわれている
  • 最低限のルールについては絶対に譲らない
  • それでも子供が意地を通そうとする場合
4 笑顔とともにある人間になるために
  • 笑われることの喜びを知る
  • ストレスへの対処としての笑い
  • 死ぬほど笑うために
  • 子供がケガをしたとき
コラム1 ひとりでいられる能力(ability to be alone)
ステージ2 厳しい時代を生き残るために
1 この混乱のなかで優れた仕事をしていくための3つの資本
  • (1)知的資本:専門分野においてリーダーシップが取れるか
  • (2)人間関係資本:専門分野を超えたコミュニケーションができるか
  • (3)情緒的資本:生きることに情熱を感じられるか
  • ownership of lifeを支える力の3×3マトリクス
2 学力に対する考え方を変えなければならない
  • 履修主義という究極の弊害
  • 過去に積み上げた知識では太刀打ちできない
  • 教科書はどうしてつまらないのか
  • 読書の習慣がなければ、人生はどうにもならない
  • 受験をどう考えるのか
  • 自己調整学習(Self-Regulated Learning)
  • ハイパー・メリトクラシー化する社会と経験格差の問題
3 ビジネスはどうなるのか
  • 人類の問題をマクロにとらえるための小宮山モデル
  • 問題を解決し、価値を生み出す
  • コンピューターが仕事を奪う
  • チームで仕事をすることの可能性
4 日本文化の弊害を理解してこれを避ける
  • 過剰な美人コンテスト
  • 過剰な上下意識
  • 過剰な精神主義
  • 過剰な保護
  • 過剰な新品主義
  • 過剰な部分最適化
コラム2 英語はやはり必要か
  • 英語習得のリスクについて
  • 英語力と年収の関係
  • 英語の習得にかかるコスト
  • 自動翻訳機への期待
  • ダブル・スタンダードの観察
  • 英語は本当にグローバル言語なのか?
  • 日本語を世界に普及させるという道
  • まとめ
ステージ3 本当の自分として生きるために
1 リーダーシップとは何か
  • リーダーシップ研究の歴史
  • 私たちはなぜリーダーシップを持たないといけないのか?
  • 内発的動機づけと外発的動機づけについて
2 U理論における3つのハードルを越えられるか
  • 開かれた思考(Open Mind)
  • 開かれた心(Open Heart)
  • 開かれた意思(Open Will)
  • 「切ない」を追いかける
  • 他者の痛みを、どれくらいリアルに感じられるか
3 当事者意識を獲得できるか
  • ビジネス階層論
  • 当事者意識とは何か
  • 謙虚であること、あるいは偉人伝の意味
4 幸福の習慣
  • 将来の仕事において、幸福度を高めるために
  • 人間関係から得られる幸福度を高めるために
  • 経済的な幸福度を高めるために
  • 身体的な幸福度を高めるために
  • 地域社会の幸福度を高めるために
コラム3 勇気について
  • なぜ勇気が問題なのか?
  • 背後に死への恐怖があること
  • 自分のため(だけ)の行為でないこと
  • 勇気の危険性
  • いまの日本に足りないのは、勇気ではないのか?
おわりに

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