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サイゼリヤ元社長が教える 年間客数2億人の経営術
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サイゼリヤ元社長が教える 年間客数2億人の経営術

発売日 : 2024年5月24日
ISBN : 9784799330395
全文検索 : 非対応
「おまえ、4月から社長な」
カリスマ創業者から2代目社長に指名された生産技術者、堀埜一成。
外食控え、人手不足、原価高……外食産業に逆風が吹く中、
13年にわたってサイゼリヤの社長を務めた著者は、いかにして危機を乗り越え、同社の急速拡大を実現したのか?

・広告費は原価に回せ
・ライバルは見ない。見るのはお客さまだけ
・「当たり前品質」を当たり前に提供する
・キッチンスペースを半分にして利益率改善
・二流の立地で安く始める中国出店戦略etc...

野菜づくりから組織づくりまで!?異色の「外様」社長が実践した“理系発想の合理的経営術”、教えます。


個人消費の低迷、人手不足、原価高騰など苦境にあえぐ外食産業において、年間客数2億人、国内外の店舗数は1500を超えるなど、異色の成長を遂げているイタリアンレストランチェーンがサイゼリヤだ。

なぜサイゼリヤが強いのか。なぜ圧倒的な安さとおいしさを実現できるのか。
カリスマ創業者から指名され、2代目社長として同社の急速拡大に貢献し、コロナ禍にも揺るがない組織基盤をつくりあげた著者が、サイゼリヤを経営していた13年間を総括し、その成功の舞台裏を余すことなく語り下ろす。

農業、商品開発、店舗オペレーション、人材育成、組織変革、海外進出、リスクマネジメント……

これまでメディアで語られてこなかったサイゼリヤの真実が、いま明らかに。

株式会社𠮷野家ホールディングス代表取締役 河村泰貴氏推薦!

<目次>
プロローグ サイゼリヤはなぜ定期的に「炎上」するのか
第1章 「ないない尽くし」からのスタート ――創業時から受け継がれたサイゼリヤのDNA
第2章 入社してはじめてわかったサイゼリヤの真実 ――農業、工場、商品企画、店舗オペレーション
第3章 プロパーではない「外様」社長として ――それまでの常識を覆す
第4章 サイゼリヤ流「負けない戦略」 ――当たり前のことを当たり前に
第5章 次の「ミラノ風ドリア」を開発する ――ヒット商品のつくり方
第6章 サイゼリヤはなぜ中国で受け入れられたのか ――海外進出の成功法則
第7章 何があっても従業員を守る ――東日本大震災とコロナ禍における危機対応
エピローグ 社長業の13年を振り返って

目次

プロローグ サイゼリヤはなぜ定期的に「炎上」するのか
非公式アカウントが続々と誕生
ミラノ風ドリアが料金や味のベンチマークに
広告費は原価に回す
ユーザー体験はお客さま自身がつくるもの
クレーマーではなく、サポーター
イタリア人も認めた「マンマの味」
イタリア人でも買えない希少ワインを手土産に
お値段以上の100円ワイン
オリーブオイルもイタリア品質
ミラノ風ドリアを税込み300円で出せる理由
こんな会社、見たことない
「性善説」で成り立っている会社
親子三代、ずっと同じ店で働いている
第1章 「ないない尽くし」からのスタート ――創業時から受け継がれたサイゼリヤのDNA
儲けようという気がない
他社と比べる発想がない
保温ポットでランチスープを提供
記録や履歴を残す習慣がない
新人教育の仕組みがない
本部と店をつなぐ指揮命令系統がない
すべては「人のため」に
値づけの根拠がない
ショッピングセンターで一人勝ち状態に
生産性が高いからこそドミナント戦略が可能に
伸び盛りの会社が必ず通過しなければならない壁
第2章 入社してはじめてわかったサイゼリヤの真実 ――農業、工場、商品企画、店舗オペレーション
いきなり山を丸ごとまかされる
岩だらけの山を切り拓いてレタス栽培に挑戦
理詰めでコメづくりを究める
短期間しか使われない農業機械の生産性を上げる
バラバラだった農家が、地域全体でひとつのレタス工場のようになる
レタスも味で勝負
神奈川工場でカットレタスをつくる
ミラノ風ドリアがターメリックライスを使う理由
広大な土地を有するオーストラリア工場立ち上げ
ホワイトソースが命運を握る
サイゼリヤのホワイトソースが胸焼けしない理由
商品企画部でメニュー構成を考える
100店を束ねる事業部長に
開店準備作業を短縮化すれば利益に直結する
第3章 プロパーではない「外様」社長として ――それまでの常識を覆す
プレジデントブルーに沈んだ3カ月
禁じ手のテレビ出演で、借金を一気に返済
「理念以外は全部変えます」
客数で中国の人口を目指す
ベン図を使って事業ドメインを明確にする
現場叩き上げ組織での人心掌握術
組織づくりの第一歩は教育から
全国行脚で地方の人材を発掘
キッチンのスペースを半分に
プロジェクトで動く組織に変える
ペーパーに書いて残すという文化
商品別利益を計算する
組織文化の変革に10年
「コワモテ社長」と「レジのおじさん」の使い分け
プロパー社員を排除しない
第4章 サイゼリヤ流「負けない戦略」 ――当たり前のことを当たり前に
ライバルは見ない、見るのはお客さまだけ
「当たり前品質」を当たり前に提供する
「たまたま」を狙わず、「いつも同じ」を徹底する
チェーン店に飛び抜けた人材はいらない
いちばん売れているハンバーガーがいちばんおいしいわけではない
野菜の仕入れは重量把握が難しい
全部門で議論を重ねて情報システムを構築する
投資は継続することに意味がある
粉工場と液体工場はまったくの別物
店の空調が効かないのは知識不足のせい?
サービス業の生産性がいつまでも上がらない理由
人に命令するだけの「長」を廃止してフラットな組織に
スタッフ型の人間をマネージャーにしてはいけない
チェックリストをチェックするだけなら誰でもできる
エリアマネージャーは「上がりポジション」ではない
期限を切ったプロジェクトで仕事に対する姿勢を改める
他人を出し抜くようなズルをさせない
第5章 次の「ミラノ風ドリア」を開発する ――ヒット商品のつくり方
「おいしさ」の定義が違う
試食を重ねて「サイゼリヤの味」を知る
採れたて野菜をメニューに加える
おいしい野菜をより安く、安定的に
食材までさかのぼって改善を積み重ねる
レストラン版のユニクロ(製造小売業)だからできること
「白いアマトリチャーナ」ができるまで
アマトリーチェがイタリア中部地震の被災地に
みんなの知らないイタリア料理を探せ
日本風にアレンジしたものが定番商品に
食のローカライズは世界中で起きている
「アルデンテ」がもてはやされたのは情報を食べていた!?
第6章 サイゼリヤはなぜ中国で受け入れられたのか ――海外進出の成功法則
裏路地の上海1号店からひっそりスタート
20店舗までは赤字覚悟で我慢する
露骨にマネしてくる模倣店を駆逐する
単独資本で中国に進出した理由
二流の立地で安く始める
「潰して移転」を高速回転させるのが中国流
価格は固定せず、細かいインフレ調整をおこなう
次の総経理を育てるキャリア開発プログラム
海外経験を若いうちにさせる現実的な理由
「あの人、何しに来たの?」と言われないために
ロジックで相手を説得する
広州に中国初の工場をつくる
日本の成功モデルがそのまま海外で通用することはむしろまれ
技術を盗まれないためのブラックボックスのつくり方
不買運動の標的にされないための戦略
派手に遊び回るとつけ込まれることも
ロイヤリティをどう考えるか
第7章 何があっても従業員を守る ――東日本大震災とコロナ禍における危機対応
ギリギリ間に合った防災訓練
誰一人けが人を出さなかった東日本大震災
チリ鉱山の崩落事故から学んだこと
やることがあるから正気を保てる
津波被害にあった土地でトマト栽培を始める
あえて被災地に出店して新規雇用を創出する
コロナ禍にいち早く対応
感染の恐怖から従業員を守る
手書き注文がスマホのセルフオーダー方式につながる
従業員を犯罪者にしない、させないために
従業員は守っても、社長は守るな
「ふざけるな」発言の真相
レストラン業界に発言力がなかった理由
ノーサイドという考え方
エピローグ 社長業の13年を振り返って

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