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すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。
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すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。

発売日 : 2015年7月30日
想定ページ数 : 264ページ
ISBN : 9784799317235
全文検索 : 非対応
フラットな世界で伸ばすことのできる最初の、そして最も重要な能力は「学ぶ方法を学ぶ」という能力だ。
――トーマス・フリードマン『フラット化する世界』(日本経済新聞出版社)より

本書は次のような方々にお薦めします。

・新聞やビジネス誌を熱心に読み、勉強会にも参加しているがビジネススキルが身につかないビジネスパーソン
・自分の「教える力」を鍛えたのに、部下が育たないと頭を抱える部門リーダー
・合格を目指して勉強を頑張っているのに、模擬試験で結果を出せない受験生
・いくら教えてもなかなか子どもの成績が伸びないことに悩む、お受験ママ
・ゴルフ雑誌を読みレッスンを受けているにもかかわらず、一向にスコアが良くならないゴルファー

問題は「教え方」ではなく、「教わり方」にあった!
教わり上手はトクをする。今こそ、学ぶ方法を学べ。

目次

まえがき
序章
「部下をどう育てればよいのかわからない」と悩む上場企業の課長
「子どもの成績が思うように上がらない」と悩むお受験ママ
「アマチュアにゴルフを教えるのは難しい」と悩む一流のレッスンプロ
問題は「教える力」ではなく、「教わる力」の不足にあった!
第1章 「教わる力」が足りない人は、「残念な人」ではない。せっかくの力を活かしきれない「もったいない人」である
まだまだいる、せっかくの力を活かしきれない「もったいない人」
「教わる力」とは、ナビゲーションを設定できることである
パラダイムシフトに対応できないと、「もったいない人」になりやすい
「できない自分」「負けている自分」を認め、今つまずいている自分の「現在地」を把握する
新しい環境で活躍したかったら「出羽の守」になってはいけない
真面目で完璧主義であるがゆえに、クリティカル・シンキングができない
ものごとを修得する際の3つのステップ「知っている」「わかる」「できる」
「知っている」が「わかる」に変わったとき、目から鱗が落ちる快感を得られる
「わかる」と「できる」の違いは、観客とプレイヤーの違いと同じ
「できる」ようになるための読書会の活用術
コラム1
第2章 「教わる力」を鍛えると、「もったいない人」から、「成果と結果を出せる人」になる
「教わる力」を鍛えると、ビジネス書を60分で読み切れるようになる
「教わる力」を鍛えると、上司の求めていることに応えることができ、評価が上がる
「教わる力」を鍛えると、模擬試験の偏差値が20上がる
偏差値55未満の彼らは、授業で活躍できない
「教わる力」を鍛えると、ゴルフで100を切り、ゴルフが楽しくなる
コラム2
第3章 「教わる力」とは、自分の判断軸をつくることであり、取捨選択をできるようになることである
僕たちの周囲にある情報量は、すでに人間の処理可能量をはるかに超えている
何を「教わる」べきか、最初は他人の判断軸を借りて利用する
最初の「他人」はキュレーター。キュレーターを利用して、情報の取捨選択を行う
コラム3
第4章 自分の判断軸を鍛えるために、「信じる道」を探し出す
「信じる道」を探し出すために、信じられる人を探し出す
外資系コンサルタントは、ベストプラクティス分析から、クライアントの「信じる道」を探し出す
外資系コンサルタント1年生は、1年で300冊以上のビジネス書を読む
外資系トップコンサルタントは、仕事を選り好みしない
東大理Ⅲ合格者は、合格体験記を読み込むことで「教わる力」を鍛える
コラム4
第5章 自分の判断軸を完成させるために、「信じる道」を貫き通す
信じる道を細部まで真似する。コピーする。憑依する。そうするとオリジナリティが生まれる
300冊以上のビジネス書から、「信じられる道」を探し出す。探し出したら、ボロボロになるまで読み尽くす。そして、教えることで完全に「教わり」きる
スコアが伸びなくても、一度信じたレッスンプロは絶対に変えない
コラム5
第6章 自分の判断軸を「自分の信じる道にする。そうすれば、「教わる力」が完成する
ユニ・チャームは、トヨタやP&Gのベストプラクティスに「教わり」、今度はベストプラクティスになった
「他人の判断軸」を利用し、「自分の判断軸」を磨き上げる
真似をしてきた先生と競い合うことで、先生から卒業し、大きく羽ばたくことができる
序章 その後
あとがき

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